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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

朝日新聞beパズル「新春特集漢字抜け熟語」

2012年01月15日 | 言葉・文字
朝日新聞の「新春特集漢字抜け熟語」を楽しみました。


どんどん漢字を入れていくと、答えが「一陽来復」であることはわかりました。

新年に相応しい熟語です。


漢字を入れていくうちに、知らなかった熟語がいくつもできあがりました。

「夜郎自大」「二一天作五」「運否天賦」

です。気になったので調べてみました。



「夜郎自大 やろうじだい」

■意 味: 自分の力量をわきまえず、仲間うちで威張ること。知識も力もないのに尊大にふるまうことのたとえ。
■解 説: 【故事】 自分の力量もわきまえず尊大に振る舞うこと。「夜郎」は漢の時代中国の西南部にあった小国の名前。「自大」は自分を大きく見せる尊大な態度。漢の使者がこの小国に立ち寄った際、漢の強大さを知らなかった夜郎国の王が自分の国の力を自慢したと言う故事による。
■出 典: 『史記』
■英 訳: act with arrogance and recklessness (夜郎自大に振舞う)
■用 例: 日本は世界の田舎者であり、世間知らずであって、勝手放題の一人よがりとなったのである。いわゆる中国人が云う夜郎自大の類である(徳富蘇峰「敗戦学校」)
■類義語: 蜀犬吠日(しょくけんはいじつ) / 井蛙之見 (せいあのけん)/ 唯我独尊(ゆいがどくそん) / 用管窮天(ようかんきゅうてん) / 遼東之豕(りょうとうのいのこ)



「二一天作五 にいちてんさくのご」

1 旧式珠算での割算の九九の一つ。10を2で割るとき、一〇の位の一の珠(たま)をはらい、桁(けた)の上の珠を一つおろして五とおくこと。
2 物を半分ずつに分けること。
3 計算。勘定。


「運否天賦 うんぷてんぷ」

■意 味: 人の幸運や不運は、天によって定められ、与えられること。また、運を天に任せること。人の運命の吉凶禍福は天が決めることだから、運を天に任せて事を行うということ。
■解 説: 「運否」は、幸運と不幸。「天賦」は天から与えられる意。
■用 例: 勝つも負けるも運否天賦。

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