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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

平池公園の大賀ハス(兵庫県加東市)

2013年06月23日 | 自然
毎年、楽しみにしている大賀ハス。

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今年もそろそろ大賀ハスが咲いているかしら…と思って、平池公園へ下見に行きました。



ところが、なんということでしょう。池が干上がっています。





がっかりです。



散歩している女の方によると「池で大繁殖しているアメリカザリガニが原因らしいわ。」とのこと。



「このことは数日前の神戸新聞に載っていたわよ。」と聞いたので、早速調べてみました。



以下は神戸新聞(http://eonet.jp/news/kansai/kobe/article.cgi?id=80656)よりの引用です。


大賀ハスの開花絶望的 ザリガニ繁殖が原因 加東(06月21日 11:02)

 兵庫県加東市東古瀬、平池公園の北小池で、名物の「大賀ハス」の葉や茎がほとんどなくなり、今季の開花が絶望的となった。同市は、池で大繁殖しているアメリカザリガニが原因とみている。例年6月下旬に花の見ごろを迎え、市内外から多くの観光客が訪れるが、公園を管理する同市は「よりによって、なぜ花の時期に」と頭を抱えている。

 大賀ハスは、縄文時代の遺跡から出土した種子を、植物学者の故大賀一郎博士が発芽させた。旧社町が1983年に鳥取県農業試験場から種子を譲り受け、同公園で繁殖。花は直径20センチを超え、濃いピンクから薄紅色へと変化する姿が神秘的で、同市を代表する観光資源の一つとなっている。

 今月10日ごろ「今季はいつもより葉が少ない」と担当職員が異変に気付いた。根元近くで断ち切られたような茎も見つかった。池の中や水際をよく見ると、ザリガニが大量に生息していた。18日に池の水を抜くと、数百匹が姿を現した。「こんな大繁殖を見たのは初めて」と職員も驚くほどで、手作業で駆除した。

 水生生物に詳しい、県立人と自然の博物館(三田市)の田中哲夫主任研究員は「ハスの新芽を食べる、アメリカザリガニの仕業である可能性はある。一方で、レンコンが好きなヌートリアの可能性も考えられるし、ハスが一斉に枯れる時期を迎えたのかもしれない」と話す。同池では15年前、ヌートリアが原因で大賀ハスが壊滅的な状態になったことがある。

 同市は「ザリガニはまだ池の中にいるとみられ、駆除作業をする」という。一方で「大賀ハス以外のハスは無事なので、例年通り開花が見込まれる。スイレンやハナショウブは見ごろなので、そちらを楽しんで」と呼び掛けている。花の開花状況などは同市土木課TEL0795・48・3426

[神戸新聞社]



ハナショウブは元気に咲いていました  

スイレンも朝ならきっときれいでしょう  







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