母の世代は、「JR」のことをほとんどの場合は「JR」と言いますが、今でも時折「国鉄」と言います。
「近鉄で行こうかしら、国鉄の方が便利かしら?」とかを「国鉄京都駅」とか。
そんな母たちのことを密かに笑っていましたが、実は私も同じなのです。
読売新聞(2014年6月1日付)で『ベオグラード日誌(山崎佳代子著)』の書評(松山 巌著)を読むまで、私にとって「ユーゴスラビア」は、首都がベオグラードで、「ユーゴスラビア(ユーゴスラビア社会主義連邦共和国(SFRJ))」のままでしたから。
私の頭の中のユーゴスラビアは1990年で止まっていたわけです。
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デジタル大辞泉の解説によると下記のとおりです。http://kotobank.jp/word/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2
ユーゴスラビア 【Yugoslavia】
ヨーロッパのバルカン半島北西部を占めた連邦共和国。14世紀からオスマン帝国の支配下にあったが、第一次大戦後の1918年、南スラブ系の多民族最初の統一国家、セルビア‐クロアチア‐スロベニア王国が成立、29年にユーゴスラビア王国と改称。45年に連邦人民共和国、63年に社会主義連邦共和国となり独自の民族主義的社会主義政策を推進した。91~92年にかけ、同国の解体・再編に伴いスロベニア・クロアチア・ボスニア‐ヘルツェゴビナ・マケドニア各共和国が分離・独立し、セルビア(ボイボジナ・コソボ2自治州を含む)とモンテネグロの2共和国が新ユーゴスラビアを構成していた。2003年国名をセルビア‐モンテネグロに改称したが2006年に両国が分離して完全に解体された。
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スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニアがまず独立し、モンテネグロ、セルビアが解体
ユーゴスラビアを構成していた6共和国はそれぞれ完全に独立。
※コソボ共和国(独立を承認していない国では、セルビア領土の一部(コソボ・メトヒヤ自治州)とみなされている。)
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我が家には地図帳が3冊あります。
昭和58(1983)年発行
平成15(2003)年発行
平成21(2009)年発行
じっくりと見ていると、ユーゴスラビアの歴史が地図から窺えます。
「近鉄で行こうかしら、国鉄の方が便利かしら?」とかを「国鉄京都駅」とか。
そんな母たちのことを密かに笑っていましたが、実は私も同じなのです。
読売新聞(2014年6月1日付)で『ベオグラード日誌(山崎佳代子著)』の書評(松山 巌著)を読むまで、私にとって「ユーゴスラビア」は、首都がベオグラードで、「ユーゴスラビア(ユーゴスラビア社会主義連邦共和国(SFRJ))」のままでしたから。
私の頭の中のユーゴスラビアは1990年で止まっていたわけです。
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デジタル大辞泉の解説によると下記のとおりです。http://kotobank.jp/word/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2
ユーゴスラビア 【Yugoslavia】
ヨーロッパのバルカン半島北西部を占めた連邦共和国。14世紀からオスマン帝国の支配下にあったが、第一次大戦後の1918年、南スラブ系の多民族最初の統一国家、セルビア‐クロアチア‐スロベニア王国が成立、29年にユーゴスラビア王国と改称。45年に連邦人民共和国、63年に社会主義連邦共和国となり独自の民族主義的社会主義政策を推進した。91~92年にかけ、同国の解体・再編に伴いスロベニア・クロアチア・ボスニア‐ヘルツェゴビナ・マケドニア各共和国が分離・独立し、セルビア(ボイボジナ・コソボ2自治州を含む)とモンテネグロの2共和国が新ユーゴスラビアを構成していた。2003年国名をセルビア‐モンテネグロに改称したが2006年に両国が分離して完全に解体された。
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スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニアがまず独立し、モンテネグロ、セルビアが解体
ユーゴスラビアを構成していた6共和国はそれぞれ完全に独立。
※コソボ共和国(独立を承認していない国では、セルビア領土の一部(コソボ・メトヒヤ自治州)とみなされている。)
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我が家には地図帳が3冊あります。
昭和58(1983)年発行

平成15(2003)年発行

平成21(2009)年発行

じっくりと見ていると、ユーゴスラビアの歴史が地図から窺えます。