Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

人生の折り返し

2014年12月20日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い
知人が、家を購入しました。

築80年の古民家です。

ご主人と小学4年生の息子さんと、この12月下旬にお引っ越しだそうです。

古民家に住みたいと思い、よい物件が出るのを待っていたそうで、この度購入した家の和室の数は、1階に6間、2階に4間、離れに2間あるそうです。さすが古民家!!です。

ただし、キッチンとお風呂は現代的で、フローリングにシステムキッチン、ユニットバスだそうです。だから、住むのに辛さや不便はないでしょうね。

古民家ではゆったりとした時間が流れることでしょう。それが似合いそうな知人です。




その話を一緒に聞いた50代の友人が、「やっぱり『家』は人生とリンクしているよね。とっくに折り返しに入っている私もそれなりに考えねば…。」と言っていました。



私も、何となく『人生の折り返し』というものを感じていましたが、「まさにそうだわ!!」と考えさせられました。

人にとっての『人生の折り返し』はいつなのでしょう。

子どもを育てている人にとっては、子どもがバロメータになるように思います。

子どもが自分たちの手から離れたと思う時、つまり子どもが自立する時ではないでしょうか。

つまり、子どもを見守り、時を共有して、一緒に楽しんで…ということがなくなる瞬間が、折り返し点だと思います。


折り返し点を過ぎると、人生の残り時間を意識し始めます。

やるべきことはやれるうちにやらねば…、やりたいことはできるうちにやらねば…、と考える昨今です。

私は、少なくともあと数年は元気でいなくてはいけないことはわかっています。
が、この世は無常ですから、来年の今頃はもしかしたら今ほど元気ではないかもしれない…という漠然とした不安は胸の中にあります。

それでも、怠惰です。いろんな片付けも、終活も真剣には取り組んではいませんから。

それでも、来年の手帳は既に手に入れましたし、ノートに罫線を引いた、今後数年分の家計簿も既に準備しましたし、まだまだ元気に生きるつもりではいます。

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