Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

耳に入ってきた二人の高齢者の会話

2018年05月27日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い
二人の高齢の女性が話をしていました。

聞くともなしに聞いていると、母が友人と話しているのと全く同じような内容の会話でした。




Aさん「畑に行くけど、たにを歩くのが怖い。」

Bさん「たには狭いからなぁ。」

Aさん「尻餅をつくけど、土が軟らかいからか骨折しない。でも、先日は寝返りをしただけでもひびが入った。朝起きたらなんか肋骨あたりが痛いなぁと思って、病院へ連れて行ってもらったらひびが入ってた。」




Aさん「畑の草をちょっと取っただけで、腕や肩が痛くなる。」

Bさん「私はもう何もできないわ。あんなにお花が好きだったけど、お花を育てるのは諦めた。」

Aさん「私も花を飾りたいけど、小さな花瓶でさえ重い。この花瓶をもうちょっと上の方に置きたいと思っても、できない。いちいち息子に頼むわけにもいかないので、花活けは止めた。
娘が母の日に花を贈ってくれたので、自分の飯台に飾ってるんだけど、(同居の)息子はそれを嫌っている。」




Aさん「○○さんちの息子さんは2時間かけて帰ってきて、草刈りをしていた。嫁さんは来ないから一人でごはんを食べてた。えらいなぁ。」

Bさん「今までとてもお世話になった知人に巻き寿司を持って行ってあげたんだけど、『何もお返しができないからもらえない。持って帰って』と言われた。
『お返しなんかしてもらおうと思っていない。食べてほしいだけ。』と、置いて、逃げるようにして帰ったの。」




Aさん「自分で自分のことができる間はいいけど、できなくなったら迎えに来てほしいわ。」

Bさん「ご主人は『遅くなったけど、迎えにきたで』と言って、来てくれるかもしれないね。」




会話は更に続きました。そして最後に、Aさん「こんな話をぐだぐだと言うと、息子が嫌がる。」

結論:人は同年代の人と話すのがベストです!!

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