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この映画を見た感想は
「空港に住みついたらこんな風に英語が話せるようになるものなのか?」
空港警備室に連れて行かれた時のヴィクター(トム・ハンクス)は「パスポート」という言葉さえわかってなかったのではと思えるほどの英語知らず。
それなのにつるつるの床ですべって転んでとれたヒールをアメリア(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に渡しながら"this belong you?"なんて言ってます。
パスポートは知らなくても"belong"なんて言えてしまうんですね。
本を買って勉強を始めてからの上達ぶりと言ったら、もう目を見張るよう。
ポケベルで呼ばれると"I'm coming"と言いながら走って行きます。
"I'm coming"なんて日本人にとっては超ハイレベルな言い方。
英会話を習ったことがないアメリカ人にはきっと何が易しくて、何が難しいのかわからないのかもしれません。
「スターマン」という映画に登場した宇宙人は地球から送られた世界中のメッセージを分析してどのことばもかたことは話せるという設定でしたが、"I like to watch you sleep"なーんてこれまた日本人にはとても難易度の高い表現をあっさり言ってしまうんですよ。
でも「スターマン」の場合は彼が「高等生物」で、地球語なんて簡単だったからと考えれば納得はできますが。
私も空港に半年くらい留学してみたいなあ。