選挙、台風による風雨、イモトさんのマラソンと忙しい週末でしたね。
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわゥ、テディちゃもォ、まらそんッ!」
ええっ??!!
「をォ、いつかはァ、してみたいィなァ~ッとォ~」
……えーと、おほん、敢えてノーコメントということにして、
本日ご紹介いたしますのは、はい、こちらです~!
―― 堀内誠一 旅と絵本とデザインと ――
編者はコロナ・ブックス編集部の皆さん、’09年6月に発行されました。
前回の記事でお伝えしました世田谷文学館で開催中の同名企画展
『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』展の図録でもある御本です。
「ひょうしのォ、おかたがァ、ほりうちさんッ!」
ええ、そうですね。
帽子を被ったモノクロ写真……
堀内さん、たいそうな帽子愛好家であったようです。
冬用の生地で作られた帽子を、
夏を除き、春も秋も手放すことはなかった、とか。
この御本には、
雑誌やウィンドウ・ディスプレイ、絵本といった
デザイナー・堀内誠一氏としての作品の他に、
堀内さんの生い立ち、
日常の写真なども掲載されています。
驚かされるのは、
なんと!
14歳で新宿伊勢丹百貨店の宣伝課に入社、ですって?
ええ~っ? 14歳!
「わォ!
ちゅうがくせいィでスよゥッ??」
ちょうど戦後の学校制切り替えの混乱で手違いがあり、
若くして社会人になった堀内さん……
しかし、伊勢丹の資料倉庫は
堀内さんにとって学校以上の学び舎となったようです。
戦前の『ヴォーグ』など洋雑誌、美術書、たくさんの図案集が
誰かに見てもらうのを待っていたのでした。
そう、誰かとは、もちろん堀内さん!
「しゅッぱつてんッ、でスねッ!」
広告デザインから、
出版デザインの領域へ。
堀内さんの《美》が変遷してゆくさまが
各章で解説されています。
でも、絵本がいちばん!
「いちばんッ?」
こどものための本作りを、
堀内さんはいちばん愛していたのではないでしょうか。
この御本で紹介されている堀内さんの『絵本の仕事』は
ほんの一部で、
現在は入手困難になってしまっている作品も
数多くあるのです。
ネーさがおすすめしたい今も入手可能な堀内さんの作品は、
堀内さんが挿絵を担当された
『銀のほのおの国』!
神沢利子さんによる児童文学の名作を、
まだ読んでいない御方はぜひ!
文庫版も出ていますが、
全体の装丁が優れているのはやはり単行本です!
「ほんやさんでェ、としょかんでェ、
さがしてくださァいィ~♪」
この『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』は
展覧会の図録ではありますが、
書店さんに並ぶ一般の書籍でもあります。
お家が東京近郊ではないので
展覧会には行きたくても行けないわ……という御方は
この御本で堀内さんの創造力、
陽光と色彩のパワーに触れてみてください!
近代&現代のデザイン史に興味がある御方は、
必読!の一冊です。
「かわいいィがァ、い~ッぱいィ、つまッてまスよゥ♪」
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわゥ、テディちゃもォ、まらそんッ!」
ええっ??!!
「をォ、いつかはァ、してみたいィなァ~ッとォ~」
……えーと、おほん、敢えてノーコメントということにして、
本日ご紹介いたしますのは、はい、こちらです~!
―― 堀内誠一 旅と絵本とデザインと ――
編者はコロナ・ブックス編集部の皆さん、’09年6月に発行されました。
前回の記事でお伝えしました世田谷文学館で開催中の同名企画展
『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』展の図録でもある御本です。
「ひょうしのォ、おかたがァ、ほりうちさんッ!」
ええ、そうですね。
帽子を被ったモノクロ写真……
堀内さん、たいそうな帽子愛好家であったようです。
冬用の生地で作られた帽子を、
夏を除き、春も秋も手放すことはなかった、とか。
この御本には、
雑誌やウィンドウ・ディスプレイ、絵本といった
デザイナー・堀内誠一氏としての作品の他に、
堀内さんの生い立ち、
日常の写真なども掲載されています。
驚かされるのは、
なんと!
14歳で新宿伊勢丹百貨店の宣伝課に入社、ですって?
ええ~っ? 14歳!
「わォ!
ちゅうがくせいィでスよゥッ??」
ちょうど戦後の学校制切り替えの混乱で手違いがあり、
若くして社会人になった堀内さん……
しかし、伊勢丹の資料倉庫は
堀内さんにとって学校以上の学び舎となったようです。
戦前の『ヴォーグ』など洋雑誌、美術書、たくさんの図案集が
誰かに見てもらうのを待っていたのでした。
そう、誰かとは、もちろん堀内さん!
「しゅッぱつてんッ、でスねッ!」
広告デザインから、
出版デザインの領域へ。
堀内さんの《美》が変遷してゆくさまが
各章で解説されています。
でも、絵本がいちばん!
「いちばんッ?」
こどものための本作りを、
堀内さんはいちばん愛していたのではないでしょうか。
この御本で紹介されている堀内さんの『絵本の仕事』は
ほんの一部で、
現在は入手困難になってしまっている作品も
数多くあるのです。
ネーさがおすすめしたい今も入手可能な堀内さんの作品は、
堀内さんが挿絵を担当された
『銀のほのおの国』!
神沢利子さんによる児童文学の名作を、
まだ読んでいない御方はぜひ!
文庫版も出ていますが、
全体の装丁が優れているのはやはり単行本です!
「ほんやさんでェ、としょかんでェ、
さがしてくださァいィ~♪」
この『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』は
展覧会の図録ではありますが、
書店さんに並ぶ一般の書籍でもあります。
お家が東京近郊ではないので
展覧会には行きたくても行けないわ……という御方は
この御本で堀内さんの創造力、
陽光と色彩のパワーに触れてみてください!
近代&現代のデザイン史に興味がある御方は、
必読!の一冊です。
「かわいいィがァ、い~ッぱいィ、つまッてまスよゥ♪」