テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

てくてくと……《堀内誠一》展へ。

2009-08-29 21:52:20 | ミュゼ
 8月最後の土曜日は灼熱の真夏日だった東京地方から、
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ~、テディちゃでスゥ~!」

 こ~んなにアチチなお天気にもかかわらず、
 テディちゃ&ネーさ、実に、実に久しぶりに
 地元からちょいっと離れ、お出かけしてまいりました♪
 はい、↑の画像、左端のポスターを御覧下さいませ~!


 
         ―― 堀内誠一 旅と絵本とデザインと ――



 世田谷文学館にて開催中の夏季企画展示、
 会期は’09年7月4日(土)~9月6日(日)まで。
 毎週月曜日が休館日……なのですが、
 8月31日(月)は開館、8月30日(日)は休館となるそうです。
 ご注意下さいね!

「ふァ~、なかはァ、すずしィッ♪」

 炎天下をよろめき歩いて文学館に辿り着けば……おお!
 堀内誠一さんワールドがさっそく広がります!

「くんくんッ!
 えほんのォにおいィがァ、するでスゥ~!」

 堀内誠一さんといえば、
 雑誌『アンアン』『平凡パンチ』『ポパイ』『ブルータス』等の
 アートデザインやエディトリアルデザインが
 よく知られていますね。
 また、広告デザイン、書籍の装丁、挿絵、
 そして絵本に関しても、
 堀内さんはマエストロさんだったのでした。

 ロングセラー絵本となっている
 『ぐるんぱのようちえん』、
 表紙のスズメさんがなんとも可愛らしい
 『こすずめのぼうけん』、
 世界中の名作絵本と絵本作家さんを紹介する
 『絵本の世界 110人のイラストレーター』……

「まざーぐーすのォ、えほんもォわすれないでッ!」

 展示室には、
 『ぐるんぱ』の原画が!
 堀内さんが使っていた画材も!
 ふむふむ、これが愛用なさっていたカメラ、なんですね。
 このカメラと一緒に、
 堀内さんはパリ、メキシコ、ロシア、イタリア、モロッコ他、
 何千キロと旅をしたのでしょう。
 その記録と思い出は、
 『パリからの旅』、
 『堀内誠一の空飛ぶ絨緞』
 といった御本に詳しく記されています。
 今回の企画展ではシチリアやギリシャ、
 南仏の風景を描いた原画なども展示されていて、
 ファンには嬉しいですね!

「いいなァ~、
 すてきィなァ、たびびとさんでスよゥ~♪」

 20世紀後半の日本のデザイン界に
 大きな大きな足跡を遺した堀内誠一さんのお仕事の一端を、
 アート好きさんはぜひ御覧になられますよう!
 
 ネーさ的には、
 ペーター佐藤さんによる堀内さんのポ-トレート画に
 ぐぐっと来ちゃいました。
 パステルで描かれた堀内さんの笑顔……
 いつかこの作品の原画を目に出来たら、と願っております。

「みなさまッ、ぶんがくかんへェ、ゆきましょうッ!」

 世田谷文学館の最寄り駅は
 京王線の芦花公園駅です。
 南口から、徒歩で約5分!
 てくてくっと、向かってくださ~い!
コメント
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