今季のTVドラマでは『仁』が断然おすすめ!と思うネーさです、
こんにちは~♪ 役者さんたちがみなカッコいいわ!
「こんにちわゥ、テディちゃのおすすめはァ……はちみつッ!
のどにィ、よいィのでスよゥ~」
はい、昨日はショコラでパワーを補給し、
蜂蜜で喉を潤おした本日は、またも書物の世界へ。
すっばらしく面白い、こちらを、どうぞ~!
―― 黒澤明という時代 ――
著者は小林信彦さん、’09年9月に発行されました。
雑誌『本の話』に20回にわたって掲載された文章に、
最終章を加筆し、単行本化されたものです。
「うむうむッ、
くろさわァあきらさんッ……えいがかんとくゥさんでスねッ!」
はい、黒澤さんといえば日本を代表する映画監督さんであると、
これはもう常識、ですよね。
しかし、この御本のシーンは
昭和17年の、ある床屋さんのシーンから始まります。
順番を待ちながら、古雑誌を読んでいるのは、ひとりの少年。
少年が手にしているのは、『新映画』という映画の雑誌です。
昭和17年4月号の『新映画』に載った或る映画の脚本が
賞を得たことも、少年は知っていました。
その脚本を書いた若い脚本家の名を、少年は心に刻みます。
脚本家の名は、黒澤明さん。
そして、その少年こそは、国民学校(小学校)4年生の
小林信彦さんだったのでした。
「むむッ、すごいィ!
しょうがくせいィでェ、えいがァしょうねんッ!!」
映画少年・小林さんは、翌年(昭和18年)に、
あらためて『黒澤明』の名と巡り会いました。
映画『姿三四郎』の監督として、
スクリーンの中に!
「おおォッ! でんせつのォ、めいさくゥでスゥ!!」
かくして、黒澤さんの初監督作品『姿三四郎』を皮切りに、
小林さんは殆どの黒澤さんの作品を封切時に鑑賞することとなりました。
この《同時代の視点》から、
小林さんは黒澤さんの作品を語ります。
名声が確立していなかった頃、
黒澤さんはどう見られていたのか?
評論家たちは、どう評価していたのか?
観客たちの反応は?
興行収益は?
現在とはひどく異なる《モノづくり》の現場での、
作り手の苦しみ、受難の数々……。
「はらんばんじょうゥ、でスねェ……ふァ~」(←ため息です…)
黒澤さんが撮り上げた名シーンに
《文章では表現しきれない醍醐味》
があると自嘲気味に記しつつも、
作家・小林さんの筆には他の映画評論本にはない勢いがあります。
位置は違えども、
黒澤さんと小林さん、
おふたりは同じ時を共有していたのですから――
カメラ横で黒澤さんが笑っている写真を表紙に採用することが出来、
とても嬉しかったということを、
小林さんはエッセイの中に書いています。
21世紀の今、
おそらく黒澤さんを最も理解しているひとり、である小林さんが、
これぞクロサワのベスト!
と認める作品は、いったい、どれなのでしょう?
「こたえはァ、ごほんをォ、よみましょッ♪」
脚本家としての黒澤明さんにも注目を促す御本でもあります。
映画好きさん、
映像好きさん、
昭和史もの好きな御方は、もうぜひ!
’09年ベストに推したい一冊ですよ~!
「どきゅめんとォすきなおかたにもォ、おすすめェでス♪」
こんにちは~♪ 役者さんたちがみなカッコいいわ!
「こんにちわゥ、テディちゃのおすすめはァ……はちみつッ!
のどにィ、よいィのでスよゥ~」
はい、昨日はショコラでパワーを補給し、
蜂蜜で喉を潤おした本日は、またも書物の世界へ。
すっばらしく面白い、こちらを、どうぞ~!
―― 黒澤明という時代 ――
著者は小林信彦さん、’09年9月に発行されました。
雑誌『本の話』に20回にわたって掲載された文章に、
最終章を加筆し、単行本化されたものです。
「うむうむッ、
くろさわァあきらさんッ……えいがかんとくゥさんでスねッ!」
はい、黒澤さんといえば日本を代表する映画監督さんであると、
これはもう常識、ですよね。
しかし、この御本のシーンは
昭和17年の、ある床屋さんのシーンから始まります。
順番を待ちながら、古雑誌を読んでいるのは、ひとりの少年。
少年が手にしているのは、『新映画』という映画の雑誌です。
昭和17年4月号の『新映画』に載った或る映画の脚本が
賞を得たことも、少年は知っていました。
その脚本を書いた若い脚本家の名を、少年は心に刻みます。
脚本家の名は、黒澤明さん。
そして、その少年こそは、国民学校(小学校)4年生の
小林信彦さんだったのでした。
「むむッ、すごいィ!
しょうがくせいィでェ、えいがァしょうねんッ!!」
映画少年・小林さんは、翌年(昭和18年)に、
あらためて『黒澤明』の名と巡り会いました。
映画『姿三四郎』の監督として、
スクリーンの中に!
「おおォッ! でんせつのォ、めいさくゥでスゥ!!」
かくして、黒澤さんの初監督作品『姿三四郎』を皮切りに、
小林さんは殆どの黒澤さんの作品を封切時に鑑賞することとなりました。
この《同時代の視点》から、
小林さんは黒澤さんの作品を語ります。
名声が確立していなかった頃、
黒澤さんはどう見られていたのか?
評論家たちは、どう評価していたのか?
観客たちの反応は?
興行収益は?
現在とはひどく異なる《モノづくり》の現場での、
作り手の苦しみ、受難の数々……。
「はらんばんじょうゥ、でスねェ……ふァ~」(←ため息です…)
黒澤さんが撮り上げた名シーンに
《文章では表現しきれない醍醐味》
があると自嘲気味に記しつつも、
作家・小林さんの筆には他の映画評論本にはない勢いがあります。
位置は違えども、
黒澤さんと小林さん、
おふたりは同じ時を共有していたのですから――
カメラ横で黒澤さんが笑っている写真を表紙に採用することが出来、
とても嬉しかったということを、
小林さんはエッセイの中に書いています。
21世紀の今、
おそらく黒澤さんを最も理解しているひとり、である小林さんが、
これぞクロサワのベスト!
と認める作品は、いったい、どれなのでしょう?
「こたえはァ、ごほんをォ、よみましょッ♪」
脚本家としての黒澤明さんにも注目を促す御本でもあります。
映画好きさん、
映像好きさん、
昭和史もの好きな御方は、もうぜひ!
’09年ベストに推したい一冊ですよ~!
「どきゅめんとォすきなおかたにもォ、おすすめェでス♪」