テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ちょっとお買い物を、『たそがれ堂』で。

2010-07-25 23:19:25 | ブックス
 夏の必需品は『ひえピタ』『熱冷まシート』などの冷却ジェルシート!
 首の後ろに貼ってホッと一息しているネーさです、こんにちは。

「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる!がるるるー!」(←訳:虎です!僕らに必要なのはー!)
「おひるねッ!でスゥ~」

 そうね、睡眠不足はお肌と健康の敵だわ!
 寝苦しい夜にステキな眠りを約束してくれそうな一冊を
 本日は御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!



            ―― コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 ――


 
 著者は村山早紀さん、’09年7月に発行されました。
 『コンビニたそがれ堂』に続くシリーズ第二作となる御本です。

「あはッ!
 おぼえてェまスでスよゥ! ふしぎなァ、こんびにィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:店番のおにいさんも不思議!)

 風早(かざはや)という街の
 駅前商店街の外れ、
 古い路地に赤い鳥居が立ち並ぶあたり……
 『たそがれ堂』と朱色に光る看板のコンビニを見つけたら、
 何を措いても、そのドアを開けてみなくては。
 
 このコンビニでなら、
 ずっと探していたものも、
 お店の商品棚や、
 カウンターの片隅に、
 当たり前の顔をして
 置かれているのかもしれませんから。

「おきゃくさんッ、みのがしてはァ、だめでスよッ!」
「ぐるるがるるっ!」(←訳:発見したらレジへ急ごうっ!)

 レジにいるのは、
 銀色の長い髪、
 金色の瞳のおにいさん。
 このおにいさんこそ、
 ただならぬこのお店の、
 タダモノではない店主さん?
 
「みかけはァ、ちょッとォ、こわいィけどォ」
「がるるる!」(←訳:良い御方ですよ!)

 前作品とはまた違ったお客さんたちが
 訪れてくる『たそがれ堂』。
 ということは、
 起こる奇跡もそれぞれに違ってくるわけですね。
 
 収録されている4編の短編作品は
 前作を読んでいなくても
 充分に楽しめます。
 ファンタジックでミステリアスな
 『たそがれ堂』を触媒とする
 不思議な化学反応の花火たち、
 考え過ぎず、
 素直にその美しさを愛でましょう!
 
「なつやすみィにィ、おすすめェでス!」
「がるるるぐるる~る♪」(←訳:夜空にハジケる奇跡の光輪~♪)

 優しい光をお探しなら
 『たそがれ堂』へ、ぜひ!
コメント
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