テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ニャンズまみれな、一冊!

2010-07-27 23:15:59 | ブックス
 思います……『どこでもドア』が欲しいと、しみじみ思います。
 ドアを開ければ、そこは涼し~い北極~♪な~んて。
 ……こんにちは、夏バテ3歩前のネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:虎です~!)

 暑さで空転する思考に刺激を!
 それには……きゃ~♪かわいい~♪ステキ~♪となっちゃうこと必定の!
 こんな御本はいかがでしょうか~♪


 
             ―― 猫を愛する人のための猫絵本ガイド ―― 



 著者は さわださちこ さん、’10年5月に発行されました。
 さわださん、
 『生まれかわったら猫になるのが夢』と
 言い切ってしまう猫好きさんです。
 
「むぱッ! ねこまにあァさんッ!」
「がるぐるるがるるる♪」(←訳:猫の親戚である僕としては嬉しいな♪)

 猫、ねこ、ネコ、にゃんこ。
 人間とちかしい動物たちがさまざまいる中で、
 ニャンズはクリエイターさんにとって特別な、
 想像力を掻き立てる動物であるようですね。
 あっと失礼、
 動物じゃないぞ! ペットでもない!
 ネコは大事な家族だー!って、
 お叱りを受けそうですが、
 とにかく、ニャンコは特別です!
 その証拠に、ほら、
 さわださんのコレクション、凄いわ!
 ニャンコたちが登場する御本が
 これほど沢山あるだなんて!
 作り手さんも読み手さんも、
 本当にネコが好きなんですね……

「かぞえきれないィ、にゃんこォたちッ!」
「がるるがるるっ!」(←訳:百猫百色っ!)

 題名に『猫絵本ガイド』とありますが、
 絵本の他にも、
 猫の写真集、
 文学、ファンタジー、芸術書などなど
 猫に関係ある御本が
 ジャンルを問わず紹介されています。

 荒木経惟さんの『愛しのチロ』、
 前田敬子さん・岡優太郎さんの『まこという名の不思議顔の猫』、
 万城目学さんの『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』、
 松谷みよ子さんの『モモちゃんとプー』、
 ポール・ギャリコさんの『ジェニィ』……

「どれもォ、わんだほッ!」
「ぐるがるぐるるー!」(←訳:黒猫プーちゃん大好きー!)

 絵本のラインナップもワンダホーですわよ。
 萩尾望都さん作・こみねゆらさん画の『トリッポンのこねこ』、
 馬場のぼるさんの『絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会』、
 そして……

 すべての老若男女に、
 活字マニアさんに、
 涙の雨をとめどなく降らせる名作中の名作、
 佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』……。

「ぐすんッ、ぐすぐすんッ~…」
「ぐるがる~…」(←訳:うえ~ん~…)

 にゃんこ好きさんにとっては宝物になるであろう一冊、
 猫好きではなくとも
 絵本好き&本好きな方々の心を
 ググッ!とつかむこと間違いなしの御本です。
 さあ、表紙を捲ったら……止まらなくなりますよー!

「のんすとッぷでェ~」
「がるがる!」(←訳:GO GO!)

 ネーさのおすすめは
 R・A・ハインラインさんの『夏への扉』!
 未読の御方は、この夏休みにぜひ~! 
  
コメント
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