テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

開催中!『加藤久仁生』展!

2012-02-17 23:25:33 | ミュゼ
 こんにちは、ネーさです。
 快晴!曇天!と思ったら風花?あら雨?横なぐりの雪~!!
 と、今日はくるくる変わるお天気の東京・多摩地域でした。

「こんにちわッ、テディちゃでス! 
 ふぶきィだァ~ッ!」
「がるる!ぐるるがるがる~」(←訳:虎です!吹雪はウソですよ~)

 凍えるような午後のひとときを、
 本日は、こちらのミュゼで過ごしてまいりました。
 さあ、皆さまも、御一緒に夢の世界へ、どうぞ~!

  


 
            ―― 加藤久仁生(かとう・くにお)展 ――



 八王子市夢美術館にて、会期は2012年2月10日~3月25日まで(月曜日は休館)。
 『静かに温かい、ひとかけらの物語。』と副題が付されています。

 2009年の、ちょうど今頃のこと、
 日本中が或るニュースに沸いたのを御記憶でしょうか。
 米国のアカデミー賞で、
 日本の短編アニメーションがオスカーを獲得!
 その受賞作品を監督した御方が――

「ふァいッ! おぼえていまスゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:加藤さん!)

 はい、そうです!
 今回の展覧会では受賞作『つみきのいえ』を含む、
 加藤さんの過去の映像作品、
 アイディアを描きとめたスケッチ帳の数々、
 『つみきのいえ』の絵コンテ、
 現在絵本雑誌『MOE』に連載中の《あとがき》のスケッチや原画、
 また、待望の最新作!
 『情景』が初公開されています。

  

「わほゥ!
 えこんてェ、すてきィでスゥ!」
「がるるるーぐるぐるがるる!」(←訳:原画ってきれいだねー!)

 会場では、
 『つみきのいえ』上映スペース、
 『情景』の上映スペースが別々に設けられていて、
 それぞれの作品を
 余裕をもって鑑賞することが出来ますよ。

「うむむッ! これがッ!」
「がるぐるるる!」(←訳:つみきの世界!)

 それは、海なのか、湖なのか……
 広大な水面にちょこんと
 小さなおうちが顔を出しています。
 住んでいるのは、ひとりの男性。
 彼が床板をひょいっと開ければ、
 下方には、暗い水が……。

 このおうちは、小さな家なのでしょうか。
 それとも、見た目から分からないほど、
 深い何かを隠しているのか……。

「みすのォ、したにはァ……?」
「がるぐるる??」(←訳:何があるの??)

 水の世界が歌う美しいエレジーは、
 何故か、先日ご紹介したキース・リチャーズさんの自伝『Life』と
 似たものを感じさせます。
 ひとつひとつ音符を連ねて創る楽曲のように、
 ちいさなおうちに住むひとが
 ひとつ、またひとつと
 積みあげてゆくものは――

 あらためて申し上げるまでもなく
 素晴らしい映像なのですけれど、
 音楽も素晴らしい~!
 近藤研二さんの音楽に、
 耳を澄ませて下さいね~!

「てへへッ♪
 にかいもォ、みちゃッたでス♪」
「がるるるるぐるるー!」(←訳:良かったんだよー!)

 新作『情景』では、
 新たな試み?も為されています。
 映画大好き!
 映像大好き!な方々は、
 ぜひぜひ、御来場を!
 3月10日(土)には
 加藤さんとともに展覧会場を巡るギャラリートークも予定されていますよ~♪

「のぞいてェ、みようッ!」
「がるるるぐるがる!」(←訳:加藤久仁生さんの世界!)
 
 
コメント
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