こんにちは、ネーさです。
夜空を見上げれば、オリオン座がやや西方へ傾き、
代わりに、目を惹く高さに上ってきたのはシリウスですね♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゆのォ、せいざうかんさつゥはァ、さァ~むゥ~いィ~!」
「がるる!がるぐるぐるる~!」(←訳:!虎です!氷像になりそう~!)
はいは~い、では暖房した部屋に戻って、
レッツ読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 江戸の縁起物 ――
著者は木村吉隆さん、聞き書きは藤井恵子さん、写真は鈴木俊介さん、
2011年12月に発行されました。
『浅草仲見世 助六物語』と日本語副題が、
『Good Luck Charms of Edo Sukeroku of Asakusa's Nakamise』と
英題名が付されています。
「あはッ♪
テディちゃ、あさくさァ、すきでスゥ~♪」
「がるぐるる~ぐるがるる~!」(←訳:浅草寺に~お詣りすれば~!)
「いつもォ、おおにぎわいッ♪」
ええ、そうですね。
浅草は、押しも押されぬ東京の人気観光スポットのひとつ!
地元の御方、国内外からの観光客さんたちで、
界隈をいつも大勢の人が行き交っています。
その浅草の仲見世、
観音さまの宝蔵門近くで
江戸時代の末頃より
お店を営んでいるのが……
『助六(すけろく)』さん。
この御本は、『助六』さんで商われている
“江戸趣味小物”たち約200点を厳選して御紹介する
《縁起物》のガイドブックであり、
愛嬌たっぷりの写真集でもあります♪
「えんぎものォ、というとォ~…まねきねこッ!」
「がるるぐる!」(←訳:達磨さんも!)
七福神さまや、
福助さん、
不苦労と書けばフクロウさんも招福アイテム!
それに、御本の表紙写真になっている
《笊かぶり犬(ざるかぶりいぬ)》くんも、
玩具であり、
魔除け&厄除けの縁起物です。
笊をすっぷりかぶった張り子のワンコは、
安産と子育てのお守りであり、
小さくつぼめた傘を笊の上に背負っていることで
瘡除(かさよけ)をも表しているのだそうです。
疱瘡にかかっても、軽く小さく済みますように、という
親御さんの願いがこめられているのね。
また、別の御本で読んだのですが、
『犬』の字に『竹』を乗せると、
『笑』の字に似ることから、
傘をかさねた笑 → 傘をかさねて笑う → かさねがさね笑う → 笑って笑って → 笑う門には福来る
と解釈する説もあるのだとか♪
「むむっ! とんちィ、でスかッ」
「がるるる!」(←訳:駄洒落だ!)
ダジャレ、大いにけっこう!
江戸の文化は、実のところ、
駄句&駄じゃれの占める比率がとっても高いのです。
浮世絵や、双六、手拭い、お着物の絵柄にも、
判じ絵や、ヒトコマ漫画のようなデザインが多く見られますよ。
例えば、
馬が九頭いれば――
「それはァ~もしかしてェ~?」
「ぐるるがる!」(←訳:ウマくいく!)
『助六』さん店内では、
そういった縁起を担いで!縁起を招いて!な
江戸の色濃い小さな招福玩具が
へぇ~!
わあ可愛い!
と言ってくれるお客さんたちを待っています。
タヌキは、他を抜く、ですから勝負事や受験に!
おヘソのないカエルくんは、雷除けに!
金太郎さんの滝登りは、立身出世に!
「だじゃれェ、だいかんげいィ~!」
「がるるぐるるるぐるー!」(←訳:笑えばカムカムラッキー!)
巻末の、
著者・木村さんこと『助六五代目』による
お店の歴史&浅草の歴史も必読の、
江戸の縁起物小事典は
雑貨好きさん、フィギュア好きさん、
そして縁起物コレクターさんにおすすめですよ♪
浅草観光の際にも、ぜひ!
「ひろッちゃおうゥッ! みつけちゃおうゥッ!」
「がるぐる~!」(←訳:大きな福~!)
夜空を見上げれば、オリオン座がやや西方へ傾き、
代わりに、目を惹く高さに上ってきたのはシリウスですね♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゆのォ、せいざうかんさつゥはァ、さァ~むゥ~いィ~!」
「がるる!がるぐるぐるる~!」(←訳:!虎です!氷像になりそう~!)
はいは~い、では暖房した部屋に戻って、
レッツ読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
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―― 江戸の縁起物 ――
著者は木村吉隆さん、聞き書きは藤井恵子さん、写真は鈴木俊介さん、
2011年12月に発行されました。
『浅草仲見世 助六物語』と日本語副題が、
『Good Luck Charms of Edo Sukeroku of Asakusa's Nakamise』と
英題名が付されています。
「あはッ♪
テディちゃ、あさくさァ、すきでスゥ~♪」
「がるぐるる~ぐるがるる~!」(←訳:浅草寺に~お詣りすれば~!)
「いつもォ、おおにぎわいッ♪」
ええ、そうですね。
浅草は、押しも押されぬ東京の人気観光スポットのひとつ!
地元の御方、国内外からの観光客さんたちで、
界隈をいつも大勢の人が行き交っています。
その浅草の仲見世、
観音さまの宝蔵門近くで
江戸時代の末頃より
お店を営んでいるのが……
『助六(すけろく)』さん。
この御本は、『助六』さんで商われている
“江戸趣味小物”たち約200点を厳選して御紹介する
《縁起物》のガイドブックであり、
愛嬌たっぷりの写真集でもあります♪
「えんぎものォ、というとォ~…まねきねこッ!」
「がるるぐる!」(←訳:達磨さんも!)
七福神さまや、
福助さん、
不苦労と書けばフクロウさんも招福アイテム!
それに、御本の表紙写真になっている
《笊かぶり犬(ざるかぶりいぬ)》くんも、
玩具であり、
魔除け&厄除けの縁起物です。
笊をすっぷりかぶった張り子のワンコは、
安産と子育てのお守りであり、
小さくつぼめた傘を笊の上に背負っていることで
瘡除(かさよけ)をも表しているのだそうです。
疱瘡にかかっても、軽く小さく済みますように、という
親御さんの願いがこめられているのね。
また、別の御本で読んだのですが、
『犬』の字に『竹』を乗せると、
『笑』の字に似ることから、
傘をかさねた笑 → 傘をかさねて笑う → かさねがさね笑う → 笑って笑って → 笑う門には福来る
と解釈する説もあるのだとか♪
「むむっ! とんちィ、でスかッ」
「がるるる!」(←訳:駄洒落だ!)
ダジャレ、大いにけっこう!
江戸の文化は、実のところ、
駄句&駄じゃれの占める比率がとっても高いのです。
浮世絵や、双六、手拭い、お着物の絵柄にも、
判じ絵や、ヒトコマ漫画のようなデザインが多く見られますよ。
例えば、
馬が九頭いれば――
「それはァ~もしかしてェ~?」
「ぐるるがる!」(←訳:ウマくいく!)
『助六』さん店内では、
そういった縁起を担いで!縁起を招いて!な
江戸の色濃い小さな招福玩具が
へぇ~!
わあ可愛い!
と言ってくれるお客さんたちを待っています。
タヌキは、他を抜く、ですから勝負事や受験に!
おヘソのないカエルくんは、雷除けに!
金太郎さんの滝登りは、立身出世に!
「だじゃれェ、だいかんげいィ~!」
「がるるぐるるるぐるー!」(←訳:笑えばカムカムラッキー!)
巻末の、
著者・木村さんこと『助六五代目』による
お店の歴史&浅草の歴史も必読の、
江戸の縁起物小事典は
雑貨好きさん、フィギュア好きさん、
そして縁起物コレクターさんにおすすめですよ♪
浅草観光の際にも、ぜひ!
「ひろッちゃおうゥッ! みつけちゃおうゥッ!」
「がるぐる~!」(←訳:大きな福~!)