こんにちは、ネーさです。
今日は、まず……は~い、ゆるキャラちゃん、いらっしゃ~い!
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JR八王子駅で『ゴールデンウィークは東北へ旅行を!』と
熱烈キャンペーン中なのは、
青森県の観光マスコットキャラクター『いくべぇ』くん♪
岩手県のキャラちゃんも来ていたんですけれど、
人垣が厚くて、撮影は断念……。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
きゃらくんたちィ、にんきィでスねッ♪」
「がるるー!ぐるるがるがるる!」(←訳:虎ですー!カッコいいぞ東北!)
いいぞ~東北!とエールを送りつつ、
本日の読書タイムは……東京が舞台の、
こちらの作品を、どうぞ~!
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―― ドルチェ ――
著者は誉田哲也(ほんだ・てつや)さん、2011年10月に発行されました。
前回記事では、
間もなく映画が公開される予定の『戦火の馬』を御紹介いたしましたが、
こちらは、現在TVドラマ化されて放映中の
《ストロベリーナイト》原作者さんの御本です。
「けんどうのォ、おはなしもォ、わんだほーでしたでス!」
「がるるぐ-るるるがる!」(←訳:《武士道シリーズ》だね!)
そういえば、『武士道シックスティーン』に始まる《武士道3部作》も
映画化されましたね。
著者・誉田さんの作品には
映像クリエイターさんたちの想像/創造力を刺激する何かがある、のでしょうか?
けれど、この御本の主役さんは、
えへん、失礼ながら、
スクリーンには不向きで、ちょっと地味……かもしれません。
魚住久江(うおずみ・ひさえ)さんは
警視庁の刑事さん。
階級は巡査部長さんで、
練馬警察署に勤務しています。
「うむむッ?
ほんちょうきんむゥ、ではないィのでスかッ??」
「ぐるがるるぐるるー?」(←訳:桜田門じゃないのー?)
すべての刑事さんたちが憧れるであろう本庁の、
しかも捜査一課勤務。
実は、魚住さんは以前にその一課で
バリバリ働いていた経歴を持っているのです。
それなのに、どうして
《栄光の職場》を捨て、
一課に復帰しないか、との誘いも断って、
所轄署に留まっているのか……?
「ふしぎィ、でスねッ?」
「がるるるぐるるがるる~?」(←訳:所轄が好きなのかな~?)
帳場が立つほどの大事件ではない、けれど。
マスコミの注目も集まらない、けれど。
軽々しく決着をつけたくはない事件。
魚住さんをひどく悩ませる事件――
この御本には、
『ストロベリーナイト』の姫川玲子さんとは異なるタイプの、
いえ、見方によっては、
やはり姫川さんと同じように、
真の刑事さん――真の警察官であるのだとも思える魚住さんの、
“探偵ものがたり”6篇が収録されています。
魚住さんとともに働く練馬署勤務の同僚さんたちの、
ちょこっとユーモラスな言動が、
なかなかにリアルで、つい、
「きッとォ、いるいるゥ、こういうひとッ!」
「ぐるるがるがるぐる!」(←訳:うん居るよね、たぶん!)
と、頷いてしまう迫真性と、
親しみをも併せ持っているところが
独特の魅力になっていますね。
はたして、
《練馬の魚住刑事》あるいは《所轄の魚住刑事》シリーズ、
今後は新たな人気シリーズになってゆくのかしら?
「きッとォ、なるなるゥ!」
「がるるぐるるー!」(←訳:続巻に期待だー!)
警察小説よりも、正統派短編ミステリ!と呼びたい一冊です。
誉田さんファンの方々、
ミステリ好きな御方は、ぜひ~!
今日は、まず……は~い、ゆるキャラちゃん、いらっしゃ~い!
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JR八王子駅で『ゴールデンウィークは東北へ旅行を!』と
熱烈キャンペーン中なのは、
青森県の観光マスコットキャラクター『いくべぇ』くん♪
岩手県のキャラちゃんも来ていたんですけれど、
人垣が厚くて、撮影は断念……。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
きゃらくんたちィ、にんきィでスねッ♪」
「がるるー!ぐるるがるがるる!」(←訳:虎ですー!カッコいいぞ東北!)
いいぞ~東北!とエールを送りつつ、
本日の読書タイムは……東京が舞台の、
こちらの作品を、どうぞ~!
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―― ドルチェ ――
著者は誉田哲也(ほんだ・てつや)さん、2011年10月に発行されました。
前回記事では、
間もなく映画が公開される予定の『戦火の馬』を御紹介いたしましたが、
こちらは、現在TVドラマ化されて放映中の
《ストロベリーナイト》原作者さんの御本です。
「けんどうのォ、おはなしもォ、わんだほーでしたでス!」
「がるるぐ-るるるがる!」(←訳:《武士道シリーズ》だね!)
そういえば、『武士道シックスティーン』に始まる《武士道3部作》も
映画化されましたね。
著者・誉田さんの作品には
映像クリエイターさんたちの想像/創造力を刺激する何かがある、のでしょうか?
けれど、この御本の主役さんは、
えへん、失礼ながら、
スクリーンには不向きで、ちょっと地味……かもしれません。
魚住久江(うおずみ・ひさえ)さんは
警視庁の刑事さん。
階級は巡査部長さんで、
練馬警察署に勤務しています。
「うむむッ?
ほんちょうきんむゥ、ではないィのでスかッ??」
「ぐるがるるぐるるー?」(←訳:桜田門じゃないのー?)
すべての刑事さんたちが憧れるであろう本庁の、
しかも捜査一課勤務。
実は、魚住さんは以前にその一課で
バリバリ働いていた経歴を持っているのです。
それなのに、どうして
《栄光の職場》を捨て、
一課に復帰しないか、との誘いも断って、
所轄署に留まっているのか……?
「ふしぎィ、でスねッ?」
「がるるるぐるるがるる~?」(←訳:所轄が好きなのかな~?)
帳場が立つほどの大事件ではない、けれど。
マスコミの注目も集まらない、けれど。
軽々しく決着をつけたくはない事件。
魚住さんをひどく悩ませる事件――
この御本には、
『ストロベリーナイト』の姫川玲子さんとは異なるタイプの、
いえ、見方によっては、
やはり姫川さんと同じように、
真の刑事さん――真の警察官であるのだとも思える魚住さんの、
“探偵ものがたり”6篇が収録されています。
魚住さんとともに働く練馬署勤務の同僚さんたちの、
ちょこっとユーモラスな言動が、
なかなかにリアルで、つい、
「きッとォ、いるいるゥ、こういうひとッ!」
「ぐるるがるがるぐる!」(←訳:うん居るよね、たぶん!)
と、頷いてしまう迫真性と、
親しみをも併せ持っているところが
独特の魅力になっていますね。
はたして、
《練馬の魚住刑事》あるいは《所轄の魚住刑事》シリーズ、
今後は新たな人気シリーズになってゆくのかしら?
「きッとォ、なるなるゥ!」
「がるるぐるるー!」(←訳:続巻に期待だー!)
警察小説よりも、正統派短編ミステリ!と呼びたい一冊です。
誉田さんファンの方々、
ミステリ好きな御方は、ぜひ~!