「こんにちわッ、テディちゃでス!
おおッ! かみなりィさまがァ、ごろごろッ!」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!雷鳴だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
ただいま東京・八王子市上空を通過している雷雲は
スコールのような雨雲も連れてきました。
外はゴロゴロザーザーと騒がしゅうございますが、
気を落ち着けて、さあ、読書タイム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 世界しあわせ紀行 ――
著者はエリック・ワイナーさん、原著は2008年に、画像の日本語版は2012年10月に発行されました。
英語原題は『THE GEOGRARHY OF BLISS One Grump's Search for the Happiest Places in the World』、
アメリカ人ジャーナリストのワイナーさんによる
“幸福探し”旅行記です。
「ふァ~、こうふくゥさがしィ!」
「ぐるぐるがるるぐる!」(←訳:自分探しみたいだね!)
自分探し、には明確な指標がない、かもしれませんが、
幸福探しには、ちゃあんと基準値が存在しているようです。
それは……『幸福学』。
以前は海外特派員として機材を手に紛争地域での取材を重ね、
《不幸な国》
を目のあたりにしてきた著者・ワイナーさんは、
その反動でしょうか、
《幸福な国》
を探して旅に出たくなったのでした。
よし、行こう!
まずはオランダ!
『幸福学』の権威、オランダの大学の教授さんを訪ねて!
「むむゥ! おらんだにィ!」
「がるるぐるるる?」(←訳:幸福のヒントが?)
幸福って、なんでしょう?
お金?
娯楽?
精神的満足?
家族?
第一章『オランダ――幸せは数値』から
ワイナーさんの旅は始まります。
実際に旅をしてみた国々は、というと、
オランダ――麻薬が合法な国。
スイス――幸福度の調査では上位にランクイン。
ブータン――『国民総幸福量』で知られる国。
カタール――産油国ゆえ、うなるほどのお金がある国。
アイスランド――幸福データベースによれば世界で最も幸福な国のひとつ。
モルドバ――逆に、データベースでは地球上で最も幸せから遠い国?
タイ――『マイ・ペン・ライ(気にしない)』を基本姿勢とする国。
イギリス――『最大多数の最大幸福』なる理論を生み出した国。
インド―― 大嫌いで、大好きな国。
「ふゥ~むむゥ?
このォ、どこかにィ、しあわせがァ~…」
「ぐっるる??」(←訳:あったの??)
辿り着いた土地で、
ワイナーさんは《幸福》を探しまわります。
でも、幸福とはどんな形をしているのか?
幸福の地――《楽園》はどこにあるのか?
それを知っている人は?
「だいおしみィしないでッ!」
「がるぐるる!」(←訳:早く結論を!)
幸福を探す旅御本のエピローグに、
はたしてワイナーさんはどのような結論に到ったのか、
その答えを知ることが出来るのは、
読み終えた御方だけ。
ですから、皆さまもじっくり付き合ってみてくださいな。
《幸福》を追いかけるヘンテコ道中に♪
「ちぇッ!
おしえてくれたッてェ~」
「ぐるるるぅ!」(←訳:いいのにぃ!)
では、答えの代わりに、
この御本の冒頭に掲げられている文章を
ここに記しておきましょう。
ワイナーさんを《幸福》探しの旅へと駆り立てたのも、
旅の間のエネルギーになったのも、
おそらくはこの言葉なのでしょうから。
《戦争の騒ぎや戦争のうわさが絶えない昨今、
安心して暮らせる平和な場所を夢想したことはないだろうか。
生きてゆくために戦い続けるのではなく、
生きることが喜びにつながるような場所はないだろうか》
――映画『失われた地平線』(フランク・キャプラ監督、1937)より――
おおッ! かみなりィさまがァ、ごろごろッ!」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!雷鳴だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
ただいま東京・八王子市上空を通過している雷雲は
スコールのような雨雲も連れてきました。
外はゴロゴロザーザーと騒がしゅうございますが、
気を落ち着けて、さあ、読書タイム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 世界しあわせ紀行 ――
著者はエリック・ワイナーさん、原著は2008年に、画像の日本語版は2012年10月に発行されました。
英語原題は『THE GEOGRARHY OF BLISS One Grump's Search for the Happiest Places in the World』、
アメリカ人ジャーナリストのワイナーさんによる
“幸福探し”旅行記です。
「ふァ~、こうふくゥさがしィ!」
「ぐるぐるがるるぐる!」(←訳:自分探しみたいだね!)
自分探し、には明確な指標がない、かもしれませんが、
幸福探しには、ちゃあんと基準値が存在しているようです。
それは……『幸福学』。
以前は海外特派員として機材を手に紛争地域での取材を重ね、
《不幸な国》
を目のあたりにしてきた著者・ワイナーさんは、
その反動でしょうか、
《幸福な国》
を探して旅に出たくなったのでした。
よし、行こう!
まずはオランダ!
『幸福学』の権威、オランダの大学の教授さんを訪ねて!
「むむゥ! おらんだにィ!」
「がるるぐるるる?」(←訳:幸福のヒントが?)
幸福って、なんでしょう?
お金?
娯楽?
精神的満足?
家族?
第一章『オランダ――幸せは数値』から
ワイナーさんの旅は始まります。
実際に旅をしてみた国々は、というと、
オランダ――麻薬が合法な国。
スイス――幸福度の調査では上位にランクイン。
ブータン――『国民総幸福量』で知られる国。
カタール――産油国ゆえ、うなるほどのお金がある国。
アイスランド――幸福データベースによれば世界で最も幸福な国のひとつ。
モルドバ――逆に、データベースでは地球上で最も幸せから遠い国?
タイ――『マイ・ペン・ライ(気にしない)』を基本姿勢とする国。
イギリス――『最大多数の最大幸福』なる理論を生み出した国。
インド―― 大嫌いで、大好きな国。
「ふゥ~むむゥ?
このォ、どこかにィ、しあわせがァ~…」
「ぐっるる??」(←訳:あったの??)
辿り着いた土地で、
ワイナーさんは《幸福》を探しまわります。
でも、幸福とはどんな形をしているのか?
幸福の地――《楽園》はどこにあるのか?
それを知っている人は?
「だいおしみィしないでッ!」
「がるぐるる!」(←訳:早く結論を!)
幸福を探す旅御本のエピローグに、
はたしてワイナーさんはどのような結論に到ったのか、
その答えを知ることが出来るのは、
読み終えた御方だけ。
ですから、皆さまもじっくり付き合ってみてくださいな。
《幸福》を追いかけるヘンテコ道中に♪
「ちぇッ!
おしえてくれたッてェ~」
「ぐるるるぅ!」(←訳:いいのにぃ!)
では、答えの代わりに、
この御本の冒頭に掲げられている文章を
ここに記しておきましょう。
ワイナーさんを《幸福》探しの旅へと駆り立てたのも、
旅の間のエネルギーになったのも、
おそらくはこの言葉なのでしょうから。
《戦争の騒ぎや戦争のうわさが絶えない昨今、
安心して暮らせる平和な場所を夢想したことはないだろうか。
生きてゆくために戦い続けるのではなく、
生きることが喜びにつながるような場所はないだろうか》
――映画『失われた地平線』(フランク・キャプラ監督、1937)より――