「こんにちわッ、テディちゃでス!
よーろッぱはァ、もうしょッ?」
「がるる!ぐるるがっるる!」(←訳:虎です!暑いんだってね!)
こんにちは、ネーさです。
ツール・ド・フランスが閉幕した頃から、
南欧地域にはシロッコが吹き、
フィレンツェなどでは最高気温が40℃近くになってるとか。
2013年は地球規模で猛暑なのでしょうか?
本日の読書タイムは、
暑さも忘れさせてくれる名作を御紹介いたしますよ。
こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d8/0321983bf061fe0f207546b6ab9219e7.jpg)
―― たんぽぽ娘 ――
著者はロバート・F・ヤングさん、画像の日本語版は2013年5月に発行されました。
英語題名は『The Dandelion Girl and other stories』、
正確を期しますと、
この御本は日本で独自に編まれた著者・ヤングさんの短編傑作集であり、
編集にあたったのは訳者の伊藤典夫さんです。
また、深町眞理子さん、山田順子さんも翻訳に参加しておられます。
「むむゥ~? このォ、だいめいィ~…?」
「ぐるるるがるるがるる~…?」(←訳:どこかで聞いたような~…?)
『たんぽぽ娘』という作品名。
ヤングさんという、著者名。
どこかで聞いた憶えがあるぞ?という御方は、
大人気のベストセラー《ビブリア古書堂》シリーズの文中で
『たんぽぽ娘』の名前を目にしたのではないでしょうか。
《ビブリア古書堂》さんは、
ええ、もちろん古本屋さんです。
古本屋さんで扱われる本といえば、
ごく普通の古本、そして他には、
奇書や、絶版、版元品切れの書籍も……。
『たんぽぽ娘』は、長らく入手困難な御本でした。
ちょうど、古本屋さんでなければ手に入らないような。
それが、《ビブリア古書堂》で言及された影響でか、
こうして新たにヤングさんの傑作集が刊行され、
『たんぽぽ娘』も表題作として収録されたのです♪
「めでたしィ!」
「がるっるる!」(←訳:良かったね!)
日本のSFファンさんたちの間では、
かねてより絶賛を博していたヤングさんの代表作『たんぽぽ娘』とは――
時代は、20世紀。
主人公のマークさんは、
かっこいい青年ではなく、
特殊技能をもったヒーローでもなく、
どこの街角でも珍しくない、四十四歳のおじさんです。
思いがけなく一人で過ごすこととなった夏休みの三日目、、
湖のほとりの山小屋を出、
なんとはなしに森を歩き、
丘に登ってみたマークさんが
そこで出会ったのは。
「ふァ~? なんだろうッ?」
「ぐるがるる?」(←訳:危険なもの?)
「こわいィものッ?」
危険であるとも
一種の恐れであるともいえるそれは、
また、マークさんにとって何より大切なもの。
ホントに、短編なのです。
すぐに読み終えちゃうほどの、長くはない御話なのです。
が、こころに残ります。
忘れがたい、
忘れられない、
煌々たる珠玉作です。
「むむむゥむずかしいィのッ?」
「ぐーるがるっ?」(←訳:ハードSFっ?)
重力とかエネルギーとかワープとか
コンピュータとか人工知能とか異種生命体とか、
堅苦しい知識とは、
かけはなれた場所に
この物語はあります。
夏休みに何か本を一冊読んでみよう――
そう考えたら、
どうかこの御本の題名を、
『たんぽぽ娘』という名を、
本屋さんで思い出してくださいね!
「ねつれつゥ、おすすめッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:イチオシです!)
『たんぽぽ娘』を含む短編全13作品、
そして、巻末の『編者あとがき』『ロバート・F・ヤング小史』も、
必読ですよ!!
よーろッぱはァ、もうしょッ?」
「がるる!ぐるるがっるる!」(←訳:虎です!暑いんだってね!)
こんにちは、ネーさです。
ツール・ド・フランスが閉幕した頃から、
南欧地域にはシロッコが吹き、
フィレンツェなどでは最高気温が40℃近くになってるとか。
2013年は地球規模で猛暑なのでしょうか?
本日の読書タイムは、
暑さも忘れさせてくれる名作を御紹介いたしますよ。
こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d8/0321983bf061fe0f207546b6ab9219e7.jpg)
―― たんぽぽ娘 ――
著者はロバート・F・ヤングさん、画像の日本語版は2013年5月に発行されました。
英語題名は『The Dandelion Girl and other stories』、
正確を期しますと、
この御本は日本で独自に編まれた著者・ヤングさんの短編傑作集であり、
編集にあたったのは訳者の伊藤典夫さんです。
また、深町眞理子さん、山田順子さんも翻訳に参加しておられます。
「むむゥ~? このォ、だいめいィ~…?」
「ぐるるるがるるがるる~…?」(←訳:どこかで聞いたような~…?)
『たんぽぽ娘』という作品名。
ヤングさんという、著者名。
どこかで聞いた憶えがあるぞ?という御方は、
大人気のベストセラー《ビブリア古書堂》シリーズの文中で
『たんぽぽ娘』の名前を目にしたのではないでしょうか。
《ビブリア古書堂》さんは、
ええ、もちろん古本屋さんです。
古本屋さんで扱われる本といえば、
ごく普通の古本、そして他には、
奇書や、絶版、版元品切れの書籍も……。
『たんぽぽ娘』は、長らく入手困難な御本でした。
ちょうど、古本屋さんでなければ手に入らないような。
それが、《ビブリア古書堂》で言及された影響でか、
こうして新たにヤングさんの傑作集が刊行され、
『たんぽぽ娘』も表題作として収録されたのです♪
「めでたしィ!」
「がるっるる!」(←訳:良かったね!)
日本のSFファンさんたちの間では、
かねてより絶賛を博していたヤングさんの代表作『たんぽぽ娘』とは――
時代は、20世紀。
主人公のマークさんは、
かっこいい青年ではなく、
特殊技能をもったヒーローでもなく、
どこの街角でも珍しくない、四十四歳のおじさんです。
思いがけなく一人で過ごすこととなった夏休みの三日目、、
湖のほとりの山小屋を出、
なんとはなしに森を歩き、
丘に登ってみたマークさんが
そこで出会ったのは。
「ふァ~? なんだろうッ?」
「ぐるがるる?」(←訳:危険なもの?)
「こわいィものッ?」
危険であるとも
一種の恐れであるともいえるそれは、
また、マークさんにとって何より大切なもの。
ホントに、短編なのです。
すぐに読み終えちゃうほどの、長くはない御話なのです。
が、こころに残ります。
忘れがたい、
忘れられない、
煌々たる珠玉作です。
「むむむゥむずかしいィのッ?」
「ぐーるがるっ?」(←訳:ハードSFっ?)
重力とかエネルギーとかワープとか
コンピュータとか人工知能とか異種生命体とか、
堅苦しい知識とは、
かけはなれた場所に
この物語はあります。
夏休みに何か本を一冊読んでみよう――
そう考えたら、
どうかこの御本の題名を、
『たんぽぽ娘』という名を、
本屋さんで思い出してくださいね!
「ねつれつゥ、おすすめッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:イチオシです!)
『たんぽぽ娘』を含む短編全13作品、
そして、巻末の『編者あとがき』『ロバート・F・ヤング小史』も、
必読ですよ!!