「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぱちぱちぱちぱちィ! まッてましたでス!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!あの御方です~!)
こんにちは、ネーさです。
はい!本日の読書タイムでは、
活字マニアさん以外の方々にも大人気&大注目の
あの御方の作品に来ていただきましたよ~♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
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―― 東京百景 ――
著者は又吉直樹(またよし・なおき)さん、2013年9月に発行されました。
ええ、本好き諸氏には『第2図書係補佐』、
せきしろさんとの共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』、
田中象雨さんとの共著『鈴虫炒飯』でお馴染みの
ピースの又吉さんの御本です!
「いよッ、またよしィおにいさんッ!」
「ぐるぐるるがるる!」(←訳:ますますのご活躍!)
又吉さん、最近は
《書生芸人》さん、なんて呼ばれちゃってるらしいですね。
でも、それも当然だわ!と納得してしまう“筆の力”が
この御本の中で高熱を発しています。
北風に負けない太陽のように!
「ぜんぶでェ、ひゃくゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:百の東京です!)
又吉さんが愛する太宰治さんの短編『東京八景』――
東京での思い出を、その折々の風景に委ねて書いてみたい、と思い、
又吉さんが始めた連載の題名は『東京百景』でした。
東京で暮らすようになって10年、という頃のことです。
限りなく白紙に近かった、
と述懐する時代から10年を経、
白紙はやがて、
又吉さんの見た東京の町々の風景に変わってゆき、
こうして一冊の書籍になりました。
「まずはァ、えェ~とォ、むさしのッ!」
「ぐるるがるる?」(←訳:三鷹が多いね?)
太宰さんが住まい、
御自身もアパートを借りて暮らした三鷹や高円寺周辺に
又吉さんは書く別の思い入れがあるようです。
そして、暮らした町と対極ともいえる仕事場としての町、
TV局やスタジオ、
養成所のある町、
ロケで知ったオシャレな街や埠頭。
「うむゥ! いろんなァ、とうきょうゥ!」
「がるがるがっるるぐるっるる!」(←訳:キラキラだったり暗かったり!)
又吉さんの目に映る、
お台場、下北沢、赤坂……
それら東京の景色のうち、
最も《仕事の空間》色が濃いのは
『ルミネtheよしもと』
と題された一編でしょうか。
新宿、LUMINEの7階。
ここに又吉さんたちが出演する劇場があることは
よく知られていますね。
けれど、出演する若手芸人さんたちの
舞台袖での息遣いまで伝わってくるようなこの描写は、
そこで生きる者にしか分からない、知りようがない……
《芸》の、《芸能》の世界を道に選んだ者の、
喜び、誇り、かなしみ、つらさ、切なさ。
そして、覚悟。
そのすべてが、短い一編の内側で
輝き、澱み、咆哮しているかのよう!
本当に素晴らしい作品です!
「またよしおにいさんにィ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:今回も拍手!)
さあ、活字マニアの皆さん、
読み逃さないでくださいね♪
2013年きっての必読本なんですから!!
ぱちぱちぱちぱちィ! まッてましたでス!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!あの御方です~!)
こんにちは、ネーさです。
はい!本日の読書タイムでは、
活字マニアさん以外の方々にも大人気&大注目の
あの御方の作品に来ていただきましたよ~♪
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 東京百景 ――
著者は又吉直樹(またよし・なおき)さん、2013年9月に発行されました。
ええ、本好き諸氏には『第2図書係補佐』、
せきしろさんとの共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』、
田中象雨さんとの共著『鈴虫炒飯』でお馴染みの
ピースの又吉さんの御本です!
「いよッ、またよしィおにいさんッ!」
「ぐるぐるるがるる!」(←訳:ますますのご活躍!)
又吉さん、最近は
《書生芸人》さん、なんて呼ばれちゃってるらしいですね。
でも、それも当然だわ!と納得してしまう“筆の力”が
この御本の中で高熱を発しています。
北風に負けない太陽のように!
「ぜんぶでェ、ひゃくゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:百の東京です!)
又吉さんが愛する太宰治さんの短編『東京八景』――
東京での思い出を、その折々の風景に委ねて書いてみたい、と思い、
又吉さんが始めた連載の題名は『東京百景』でした。
東京で暮らすようになって10年、という頃のことです。
限りなく白紙に近かった、
と述懐する時代から10年を経、
白紙はやがて、
又吉さんの見た東京の町々の風景に変わってゆき、
こうして一冊の書籍になりました。
「まずはァ、えェ~とォ、むさしのッ!」
「ぐるるがるる?」(←訳:三鷹が多いね?)
太宰さんが住まい、
御自身もアパートを借りて暮らした三鷹や高円寺周辺に
又吉さんは書く別の思い入れがあるようです。
そして、暮らした町と対極ともいえる仕事場としての町、
TV局やスタジオ、
養成所のある町、
ロケで知ったオシャレな街や埠頭。
「うむゥ! いろんなァ、とうきょうゥ!」
「がるがるがっるるぐるっるる!」(←訳:キラキラだったり暗かったり!)
又吉さんの目に映る、
お台場、下北沢、赤坂……
それら東京の景色のうち、
最も《仕事の空間》色が濃いのは
『ルミネtheよしもと』
と題された一編でしょうか。
新宿、LUMINEの7階。
ここに又吉さんたちが出演する劇場があることは
よく知られていますね。
けれど、出演する若手芸人さんたちの
舞台袖での息遣いまで伝わってくるようなこの描写は、
そこで生きる者にしか分からない、知りようがない……
《芸》の、《芸能》の世界を道に選んだ者の、
喜び、誇り、かなしみ、つらさ、切なさ。
そして、覚悟。
そのすべてが、短い一編の内側で
輝き、澱み、咆哮しているかのよう!
本当に素晴らしい作品です!
「またよしおにいさんにィ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:今回も拍手!)
さあ、活字マニアの皆さん、
読み逃さないでくださいね♪
2013年きっての必読本なんですから!!