「こんにちわァ、テディちゃでス!
あさまやまにィ、ゆきッ、つもりましたッ!」
「がるる!ぐるがるぐる!」(←訳:虎です!白い帽子だね!)
こんにちは、ネーさです。
富士山、浅間山、北のアルプスの峰々……と
雪の帽子をかぶったお山が増えてきましたね。
本日の読書タイムでご登場いただくのは、
ホントは、秋の読書週間中に御紹介しておきたかった一冊、なんです。
雪の便りが届く冬になっちゃいましたけど、
こちらを、どうぞ~!

―― 那覇の市場で古本屋 ――
著者は宇田智子(うだ・ともこ)さん、2013年7月に発行されました。
『ひょっこり始めた《ウララ》の日々』と副題が付されています。
古書情報に明るい活字マニアさんは、
それに《記録》マニアさんも、
おそらく『ウララ』さんの名を耳にした憶さがあるかと思われますが……
「ふァ~? きろくゥ??」
「ぐるるがるぐるるぅ?」(←訳:どんな記録ですかぁ?)
日本一狭い古本屋さん、
といったら『ウララ』さんなのだそうですよ。
御本表紙の写真を見れば、
なるほどぉ~!と納得できるでしょうか。
約2坪、
つまり畳にして三畳ほどの広さ。
お客さんがふたり入ったらお店はもういっぱい、だといいいますから、
確かに店舗面積はSサイズ!
「ちッちゃいィ!」
「がるぐるる!」(←訳:でも可愛い!)
新聞、TV番組などでも取り上げられたこの『ウララ』さんの店主さんが、
著者・宇田さん。
活字マニアさんには御馴染みの書店『ジュンク堂』さんで
書店員をしていた宇田さんが、
なぜまた古本屋さんを、
それも沖縄・那覇の公設市場で営むことになったのか?
この御本には、
古本屋さん開店の経緯、
そもそも神奈川生まれの宇田さんが
沖縄へ移り住んだ動機、
新刊書を扱う書店さんから
古本屋さんに鞍替えしての様々な発見・苦心・新体験などが
エッセイ風に描かれています。
「いちばのォ、ふるほんやさんッ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:なかなか珍しい!)
『ウララ』さんの、
沖縄らしさがにじむ毎日の営業ぶりは独特です。
雨風はしのげるけれど、
台風が来たら市場の殆どのお店が閉まっちゃうし、
新刊書店も古書店も
本の輸送には船便を使うことが多いので、
東京とのタイムラグがありますし、
沖縄関連の書籍を揃えるのも、
宇田さんいわく
『面白くて厄介』。
「でもォよんでるとォ~…」
「がるがるぐるるぅ!」(←訳:ドキドキするねぇ!)
本が好き!
読むのが好き!
読んでもらうのが好き!
そんな宇田さんの思いが読み手に伝わってくるこの御本に
活字マニアの皆さまは
きっと共感することでしょう♪
そして、目を留めていただきたいのは
この御本の発行所が
『(有)ボーダーインク』という
沖縄の会社である点です。
この御本は、東京の出版社からの刊行ではなく、
沖縄で書かれ、造られたものなんですね!
「わはッ♪ それはァ、たのしィ~♪♪」
「ぐるるるがる!」(←訳:沖縄発信の本!)
あらためて《書物》への愛着・愛情を見出させてくれる
『ウララ』さんの打ち明け話。
すべての活字マニアさんに、おすすめです!
あさまやまにィ、ゆきッ、つもりましたッ!」
「がるる!ぐるがるぐる!」(←訳:虎です!白い帽子だね!)
こんにちは、ネーさです。
富士山、浅間山、北のアルプスの峰々……と
雪の帽子をかぶったお山が増えてきましたね。
本日の読書タイムでご登場いただくのは、
ホントは、秋の読書週間中に御紹介しておきたかった一冊、なんです。
雪の便りが届く冬になっちゃいましたけど、
こちらを、どうぞ~!

―― 那覇の市場で古本屋 ――
著者は宇田智子(うだ・ともこ)さん、2013年7月に発行されました。
『ひょっこり始めた《ウララ》の日々』と副題が付されています。
古書情報に明るい活字マニアさんは、
それに《記録》マニアさんも、
おそらく『ウララ』さんの名を耳にした憶さがあるかと思われますが……
「ふァ~? きろくゥ??」
「ぐるるがるぐるるぅ?」(←訳:どんな記録ですかぁ?)
日本一狭い古本屋さん、
といったら『ウララ』さんなのだそうですよ。
御本表紙の写真を見れば、
なるほどぉ~!と納得できるでしょうか。
約2坪、
つまり畳にして三畳ほどの広さ。
お客さんがふたり入ったらお店はもういっぱい、だといいいますから、
確かに店舗面積はSサイズ!
「ちッちゃいィ!」
「がるぐるる!」(←訳:でも可愛い!)
新聞、TV番組などでも取り上げられたこの『ウララ』さんの店主さんが、
著者・宇田さん。
活字マニアさんには御馴染みの書店『ジュンク堂』さんで
書店員をしていた宇田さんが、
なぜまた古本屋さんを、
それも沖縄・那覇の公設市場で営むことになったのか?
この御本には、
古本屋さん開店の経緯、
そもそも神奈川生まれの宇田さんが
沖縄へ移り住んだ動機、
新刊書を扱う書店さんから
古本屋さんに鞍替えしての様々な発見・苦心・新体験などが
エッセイ風に描かれています。
「いちばのォ、ふるほんやさんッ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:なかなか珍しい!)
『ウララ』さんの、
沖縄らしさがにじむ毎日の営業ぶりは独特です。
雨風はしのげるけれど、
台風が来たら市場の殆どのお店が閉まっちゃうし、
新刊書店も古書店も
本の輸送には船便を使うことが多いので、
東京とのタイムラグがありますし、
沖縄関連の書籍を揃えるのも、
宇田さんいわく
『面白くて厄介』。
「でもォよんでるとォ~…」
「がるがるぐるるぅ!」(←訳:ドキドキするねぇ!)
本が好き!
読むのが好き!
読んでもらうのが好き!
そんな宇田さんの思いが読み手に伝わってくるこの御本に
活字マニアの皆さまは
きっと共感することでしょう♪
そして、目を留めていただきたいのは
この御本の発行所が
『(有)ボーダーインク』という
沖縄の会社である点です。
この御本は、東京の出版社からの刊行ではなく、
沖縄で書かれ、造られたものなんですね!
「わはッ♪ それはァ、たのしィ~♪♪」
「ぐるるるがる!」(←訳:沖縄発信の本!)
あらためて《書物》への愛着・愛情を見出させてくれる
『ウララ』さんの打ち明け話。
すべての活字マニアさんに、おすすめです!