「こんにちわッ、テディちゃでス!
あぎーれじゃぱんにィ、えーるッ!」
「がるる!ぐっるるがるる!」(←訳:虎です!じっくり強化を!)
こんにちは、ネーさです。
アルゼンチンがドイツを意地で撃破!といまだに話題になってますね、2014ブラジルW杯。
本日の読書タイムではW杯で欧州やアジアのチームを苦しめた
《南米》という土地が主役のノンフィクション作品を、
さあ、どうぞ~!

―― ロスト・シティ Z ――
著者はデイヴィット・グランさん、原著は2009年に、日本語版は2010年6月に発行されました。
英語原題は『 THE LOST CITY OF Z 』、
『探検史上、最大の謎を追え』と日本語副題が付されています。
活字マニアの皆さまは、
アーサー・コナン・ドイル卿の代表作にして怪獣SF(!)の金字塔、
『失われた世界』をきっと御存知のことでしょう。
映像好きな皆さまには、
『ジュラシック・パーク』のベースとなったのが『失われた世界』である、と
言ったら分かりやすいかしら?
「……じゃんぐるのォ、おくにィ~…」
「ぐるるるがるぐる~…」(←訳:人知れず存在する~…)
「きょうりゅうのォ、くにィ!」
コナン・ドイル卿の『失われた世界』に、
ジョン・ロクストン卿なる人物がいます。
世界的な探検家/冒険家ロクストン卿は、
或る実在の英国人をモデルとして描かれた、と伝えられていて、
その人こそ、
パーシー・ハリソン・フォーセットさん(1867~)。
「……あれッ? へんでスゥ!」
「がるる?」(←訳:没年は?)
フォーセットさんの没年は不明なんです。
1925年、南米に旅立った彼は、アマゾンの奥地で行方不明となり、
その消息は今日まで杳として知れない、のですから。
「そッ、それはァ、まるでッ!」
「がるる!」(←訳:映画だ!)
映画だったらエンドマークが出て終わり、ですが、
フォーセットさんの行方不明は現実の出来事。
南米探検のエキスパート、
アマゾン=緑の地獄で幾度も困難なミッションに挑んでは
生還を遂げていた彼が、
待てど暮らせど戻ってこない……
いったい何があったのか?
失われた文明を発見しようとしていたフォーセットさんは、
ジャングルで遭難したのか?
原住民に捕らわれたのか?
病や怪我で動けなくなったのか?
「うううむむゥッ??」
「ぐるがるる!」(←訳:誰か教えて!)
探検家フォーセットさんの身に起きたのは?
この謎は、非常にたくさんの人々を魅了してきました。
フォーセットさんを救出しようと、
或いは彼と同じルートを辿って謎を明かそうと、
それこそ憑りつかれたように、
数多の捜索隊がアマゾンに向かったものの、
収穫どころか、
捜索隊が遭難してしまったほどでした。
そうして、ここにまた、
フォーセットさんの謎の前で
じっとしていられなくなったジャーナリストさんがいます。
この御本の著者・グランさん。
キャンプの経験すらない、
テントを張ったこともない、というグランさんでしたが、
南米行きを決意します。
「えええェッ?!?」
「がるる??」(←訳:本当に??)
グランさんも、秘境の魔力に膝を屈するのでしょうか。
それとも、何かを摑み、無事に帰ってこられるのか――
《探検》とは何なのか、
21世紀から眺めたかつての《探検行》の意味、
《既知》と《未知》の埋まらぬ溝。
映画化も噂されるちょっとファンタジックなノンフィクション作品、
『失われた世界』好きな活字マニアさんに
おすすめですよ~♪
「じゃんぐるはァ、いまでもォ~!」
「ぐるがるるる!」(←訳:未知なのです!)
あぎーれじゃぱんにィ、えーるッ!」
「がるる!ぐっるるがるる!」(←訳:虎です!じっくり強化を!)
こんにちは、ネーさです。
アルゼンチンがドイツを意地で撃破!といまだに話題になってますね、2014ブラジルW杯。
本日の読書タイムではW杯で欧州やアジアのチームを苦しめた
《南米》という土地が主役のノンフィクション作品を、
さあ、どうぞ~!

―― ロスト・シティ Z ――
著者はデイヴィット・グランさん、原著は2009年に、日本語版は2010年6月に発行されました。
英語原題は『 THE LOST CITY OF Z 』、
『探検史上、最大の謎を追え』と日本語副題が付されています。
活字マニアの皆さまは、
アーサー・コナン・ドイル卿の代表作にして怪獣SF(!)の金字塔、
『失われた世界』をきっと御存知のことでしょう。
映像好きな皆さまには、
『ジュラシック・パーク』のベースとなったのが『失われた世界』である、と
言ったら分かりやすいかしら?
「……じゃんぐるのォ、おくにィ~…」
「ぐるるるがるぐる~…」(←訳:人知れず存在する~…)
「きょうりゅうのォ、くにィ!」
コナン・ドイル卿の『失われた世界』に、
ジョン・ロクストン卿なる人物がいます。
世界的な探検家/冒険家ロクストン卿は、
或る実在の英国人をモデルとして描かれた、と伝えられていて、
その人こそ、
パーシー・ハリソン・フォーセットさん(1867~)。
「……あれッ? へんでスゥ!」
「がるる?」(←訳:没年は?)
フォーセットさんの没年は不明なんです。
1925年、南米に旅立った彼は、アマゾンの奥地で行方不明となり、
その消息は今日まで杳として知れない、のですから。
「そッ、それはァ、まるでッ!」
「がるる!」(←訳:映画だ!)
映画だったらエンドマークが出て終わり、ですが、
フォーセットさんの行方不明は現実の出来事。
南米探検のエキスパート、
アマゾン=緑の地獄で幾度も困難なミッションに挑んでは
生還を遂げていた彼が、
待てど暮らせど戻ってこない……
いったい何があったのか?
失われた文明を発見しようとしていたフォーセットさんは、
ジャングルで遭難したのか?
原住民に捕らわれたのか?
病や怪我で動けなくなったのか?
「うううむむゥッ??」
「ぐるがるる!」(←訳:誰か教えて!)
探検家フォーセットさんの身に起きたのは?
この謎は、非常にたくさんの人々を魅了してきました。
フォーセットさんを救出しようと、
或いは彼と同じルートを辿って謎を明かそうと、
それこそ憑りつかれたように、
数多の捜索隊がアマゾンに向かったものの、
収穫どころか、
捜索隊が遭難してしまったほどでした。
そうして、ここにまた、
フォーセットさんの謎の前で
じっとしていられなくなったジャーナリストさんがいます。
この御本の著者・グランさん。
キャンプの経験すらない、
テントを張ったこともない、というグランさんでしたが、
南米行きを決意します。
「えええェッ?!?」
「がるる??」(←訳:本当に??)
グランさんも、秘境の魔力に膝を屈するのでしょうか。
それとも、何かを摑み、無事に帰ってこられるのか――
《探検》とは何なのか、
21世紀から眺めたかつての《探検行》の意味、
《既知》と《未知》の埋まらぬ溝。
映画化も噂されるちょっとファンタジックなノンフィクション作品、
『失われた世界』好きな活字マニアさんに
おすすめですよ~♪
「じゃんぐるはァ、いまでもォ~!」
「ぐるがるるる!」(←訳:未知なのです!)