テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

 ~ はるかな《恋文》の灯 ~ 

2014-09-27 21:30:26 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きんもくせいィもォ、さきましたでス!」
「がるる!ぐるがる~♪」(←訳:虎です!いい香り~♪)

 こんにちは、ネーさです。
 銀木犀の次は金木犀のお花が、秋の香りをふりまき始めましたね。
 花のそばで深呼吸しながら、
 週末の今日はアート情報をお送りいたしましょう。
 いま大いに話題の、あの御方の展覧会へ、さあ、どうぞ~!

  



           ―― 大正ロマンの恋と文 ―― 



 東京都三鷹市の三鷹市美術ギャラリーにて、
 会期は2014年8月30日~10月19日(今後の休館日は9/29、10/6、10/14、10/15)、
 『平成26年度特別展 竹久夢二生誕130年 ~高相コレクションより~』と副題が
 『YUMEJI TAKEHISA'S TAISHO ROMANTIC LOVE & LETTERS』と
 英語題名が付されています。

「わほゥ! いつもォにんきのォ!」
「ぐるるる!」(←訳:レトロ美!)

  

 つい先ごろ、未公開作品が発見?と
 大きく報道された夢二さん。
 今年はちょうど、生誕130年、没後80年、というメモリアルイヤーに当たります。

「ふるいィさくひんッ、なのにィ~」
「がるるぐるる!」(←訳:古びてないね!)

  

 この展覧会の中心となるのは
 三鷹市が所蔵する《高相コレクション》。

 夢二さんの肉筆画や装幀本の他に、
 妻・たまきさん、
 『宵待草』のモデルとされる おしまさん、
 夢二さんが最も愛した彦乃さん、
 モデルから恋人となったお葉さん、
 『少年山荘』に編集者として訪れていた秀子さん宛の書簡などが
 公開されます。

「ふァ~、てがみがァ、いッぱいィ!」
「ぐるるがっるるる……!」(←訳:筆マメだったんだ……!)

 どうしてなのか、
 時を経てもいっこうに人気の衰えとは無縁の画家・夢二さん。
 夢二さんの、とくに書簡類に興味をお持ちの活字マニア諸氏に
 おすすめの展覧会です。

 三鷹市美術ギャラリーは、
 JR三鷹駅南口から歩いてすぐ!ですので、
 東京郊外への散歩気分で
 お出掛け下さいな~♪ 




    はい、では、もうひとつの週末恒例、美味しいオマケ画像は。
    
    『ロッテ』さんの
    《甘くておいしい りんごの パイの実》。
    「あッぷるぱいィでスかッ?」
    「がるるるぐるるる?」(←訳:りんご味パイの実?)
    リスくんのように、さくさくパイの実を頬張って、
    皆さま、どうか穏やかな休日を♪



コメント
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