「こんにちわッ、テディちゃでス!
わわゥ! またァ、あッちゃッたァ!」
「がるる!ぐるがるる~?」(←訳:虎です!よく会うね~?)
こんにちは、ネーさです。
ええ、今日の午後、またも至近距離で出会ってしまったのは
『Google』さんのストリートビュー撮影車両でした。
ばっちり写って……いないことを祈りながら、
本日の読書タイムは、さあ、こちらの御本ですよ~♪
―― 芥川症 ――
著者は久坂部 羊(くさかべ・よう)さん、2014年6月に発行されました。
『AKUTAGAWA'S SYMPTOM』と英語題名が付されたこの御本、
笑えます。
題名と、表紙だけで、
もう、ぷふふっ、と吹き出してしまいます。
「きひひひッ♪」
「ぐるるっ♪」(←訳:クススっ♪)
勘のよい方々は、既に察しておられることでしょう。
これは……パロディ/パスティーシュ作品ではなかろうかと。
そう推測しつつ、
御本の目次ページを開いてみると、
ああ、やはり?
収録作品は、順に、
『病院の中』
『他生門』
『耳』
『クモの意図』
『極楽変』
『バナナ粥』
『或利口の一生』
これは……
「どこかでェ、みたぞッ?」
「がるるぐるがるぅ!」(←訳:聞いたことあるぅ!)
ありますよねえ、活字マニアさんならば。
芥川龍之介さんの、代表作品名をパロったら斯くも成らん、
ってとこですが、
さて?
はたして中身までもパロディなのでしょうか。
「ええッとォ~、うゥ~んッ?」
「ぐるっるがるるる~?」(←訳:これって何だろ~?)
著者・久坂部さんは、大阪大学医学部卒、
外務省の医務官として海外勤務、
高齢者が対象の在宅訪問診療に従事し、
『悪医』で2014年日本医療小説大賞を受賞されたという、
医療テーマを本領とする作家さんです。
この御本に収録されている7作品も、
病院が舞台だったり、
登場人物はお医者さんや患者さんだったりします。
なので、物語も必然的に重く、暗~く……
なったりしていないところが、
著者さんの度量の大きさ、でしょう♪
「いがいにィ、あかるいィ??」
「がるるるぐるるがる!」(←訳:真面目と笑いが共存!)
私ネーさのおすすめは、
『クモの意図』。
落語のノリと、
ハイテンションな深夜勤務の看護師さんたちが
絶妙にお似合いです!
もしや、このお話って事実なんじゃ……?と思うくらいに。
「ぷふふふッ♪」
「ぐるるっ♪」
どこがどうパロディ/パスティーシュなのか、
ここで明かすことは出来ませんが、
そうよね!漱石さんのネコちゃんばっかじゃなく、
芥川さんだって、
こういう形で現代に“再生”してもいいんじゃないかしら?と
応援の旗を振りたくなる御本です。
芥川さんマニアの方々、
けしからん!と怒るより先に、
まずはとにかく、一読を♪
「よみおえたらァ、きッとォ~…」
「がるぐるるがるるる!」(←訳:拍手したくなります!)
わわゥ! またァ、あッちゃッたァ!」
「がるる!ぐるがるる~?」(←訳:虎です!よく会うね~?)
こんにちは、ネーさです。
ええ、今日の午後、またも至近距離で出会ってしまったのは
『Google』さんのストリートビュー撮影車両でした。
ばっちり写って……いないことを祈りながら、
本日の読書タイムは、さあ、こちらの御本ですよ~♪
―― 芥川症 ――
著者は久坂部 羊(くさかべ・よう)さん、2014年6月に発行されました。
『AKUTAGAWA'S SYMPTOM』と英語題名が付されたこの御本、
笑えます。
題名と、表紙だけで、
もう、ぷふふっ、と吹き出してしまいます。
「きひひひッ♪」
「ぐるるっ♪」(←訳:クススっ♪)
勘のよい方々は、既に察しておられることでしょう。
これは……パロディ/パスティーシュ作品ではなかろうかと。
そう推測しつつ、
御本の目次ページを開いてみると、
ああ、やはり?
収録作品は、順に、
『病院の中』
『他生門』
『耳』
『クモの意図』
『極楽変』
『バナナ粥』
『或利口の一生』
これは……
「どこかでェ、みたぞッ?」
「がるるぐるがるぅ!」(←訳:聞いたことあるぅ!)
ありますよねえ、活字マニアさんならば。
芥川龍之介さんの、代表作品名をパロったら斯くも成らん、
ってとこですが、
さて?
はたして中身までもパロディなのでしょうか。
「ええッとォ~、うゥ~んッ?」
「ぐるっるがるるる~?」(←訳:これって何だろ~?)
著者・久坂部さんは、大阪大学医学部卒、
外務省の医務官として海外勤務、
高齢者が対象の在宅訪問診療に従事し、
『悪医』で2014年日本医療小説大賞を受賞されたという、
医療テーマを本領とする作家さんです。
この御本に収録されている7作品も、
病院が舞台だったり、
登場人物はお医者さんや患者さんだったりします。
なので、物語も必然的に重く、暗~く……
なったりしていないところが、
著者さんの度量の大きさ、でしょう♪
「いがいにィ、あかるいィ??」
「がるるるぐるるがる!」(←訳:真面目と笑いが共存!)
私ネーさのおすすめは、
『クモの意図』。
落語のノリと、
ハイテンションな深夜勤務の看護師さんたちが
絶妙にお似合いです!
もしや、このお話って事実なんじゃ……?と思うくらいに。
「ぷふふふッ♪」
「ぐるるっ♪」
どこがどうパロディ/パスティーシュなのか、
ここで明かすことは出来ませんが、
そうよね!漱石さんのネコちゃんばっかじゃなく、
芥川さんだって、
こういう形で現代に“再生”してもいいんじゃないかしら?と
応援の旗を振りたくなる御本です。
芥川さんマニアの方々、
けしからん!と怒るより先に、
まずはとにかく、一読を♪
「よみおえたらァ、きッとォ~…」
「がるぐるるがるるる!」(←訳:拍手したくなります!)