テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

それは、ピンクの…!!

2014-09-15 21:32:11 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 2014ブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝は地元スペインの
 アルベルト・コンタドールさん(ティンコフ・サクソチーム所属)!

「こんにちわッ、テディちゃでス! やッたァ~♪♪」
「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!おめでとう~!)

 最終ステージの個人TTもゲリラ豪雨が襲来したりして大変だったんですけど、
 聖地サンティアゴ・ディ・コンポステーラの大聖堂前で行われた表彰式は
 とってもファンタスティックでしたよ♪
 よぉし!本日の読書タイムも負けずにファンタスティックにゆきましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



             ―― ぶたぶたのお医者さん ――



 著者は矢崎存美(やざき・ありみ)さん、2014年1月に発行されました。
 あの!ぶたぶたさんがこの御本ではお医者さんになって
 大活躍してくれちゃいます~!

「ぐッじょぶゥ、ぶたぶたさァ~んッ!」
「ぐるるっ!」(←訳:やるねっ!)

 《ぶたぶた》ファンの方々にはお馴染みの、
 でも、ぶたぶたさんを知らない方々には、
 何のこっちゃ?な《ぶたぶた》シリーズ。

 ここはひとつ、登場人物さんたちの視点を借りて
 御説明いたしましょうか。

 近田孝美(ちかだ・たかみ)さんは、もう困り切っています。
 飼い猫のモカちゃんたら、
 “超”っていうだけじゃ足りないくらい、
 ビビリな性格で、大の人間嫌い。

 獣医さんに連れて行きたいだけなのに、
 抱き上げようとすると
 キィ~!と爪を立てて――

「わきゃッ、あいたたたッ!」
「がっるるるるるー!」(←訳:引っ掻かないでー!)

 ああ、どうしよう。
 今日も診察の受付時間は終わり、
 日が暮れる……。

 夫の長和(おさかず)さん、中学生の娘・瑞穂(みずほ)ちゃんも、
 モカちゃんは警戒しています。
 このままじゃ診断もワクチン注射も出来ないわね、と
 悲壮な空気に包まれていた一家に。

「すくいのォ、てがッ?」
「ぐるる!?!」(←訳:それは!?!)

 往診してくれる獣医さんがいるそうな。

 そんな話を聞きつけて、さっそく頼んでみれば。
 みれば……みれば……えっ? えええっ?

 ピンクのぶた?
 ぶたさんのぬいぐるみが、やって来た??

「ぶたぶたさんでスゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:真打ち登場!)

 ぬいぐるみ、ってだけじゃなく。
 ぶたぶたさん、動きます。
 ぶたぶたさん、喋ります。
 渋い男性の声で。

 ええ、これが、ぶたぶたさん。
 山崎動物病院の院長・ぶたぶた先生。

 啞然呆然とした孝美さんと瑞穂ちゃんですが、
 或る可能性に気付きます。
 確かに、このぶたぶた先生なら
 ビビリのモカちゃんに接近もOKかも?
 診察、できちゃうかも!

「そのとォ~りィ!」
「ぐるるる!」(←訳:出来るぞ!)

 既成概念を吹っ飛ばす痛快な存在・ぶたぶたさん。

 え? ゆるキャラ、きぐるみちゃんが喋るのは
 イマドキ珍しいことじゃない、ですか?
 いえいえ、ぶたぶたさんはね、
 ふなっしーくんよりも長~いキャリアを誇るツワモノです。

 『ぶたぶた日記(ダイアリー)』、
 『訪問者ぶたぶた』、
 『キッチンぶたぶた』、
 『ぶたぶたカフェ』……
 《ぶたぶた》シリーズの御本は他にもたくさん刊行されていますよ。

 しゃべるぶたのぬいぐるみ?って何なの~???

 と思った活字マニアさんは、
 ファンタスティックな《ぶたぶた》本、ぜひ一読を!
 どの作品から読み始めても
 充分に楽しめますので安心してトライしてくださいn♪

「よめばァ、かならずゥ!」
「がぅるるぐる!」(←訳:ファンになる!)




 
コメント
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