「こんにちわッ、テディちゃでス!
わあァ~んッ! おわッちゃッたよゥ~!」
「がるる!ぐるるるぅ~!」(←訳:虎です!悲しいよぅ~!)
こんにちは、ネーさです。
大のお気に入りだったNHK・BSのドラマ『ベランダー』の最終回に、
ついつい溜め息……終わらないでほしかったなぁ~…。
本日の読書タイムでは、こちらも、
終わらないで~!と叫びたくなる徹夜本を御紹介いたしましすよ。
さあ、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/16/70d12e69f6baed19f5d5d82cd28a8e92.jpg)
―― 機巧のイヴ ――
著者は乾緑郎(いぬい・ろくろう)さん、2014年8月に発行されました。
『 The Contrivance Doll EVE 』と英語題名が付されたこの御本、
いま読書界で大きな話題となっていますね。
「じだいィしょうせつゥ??」
「ぐる??」(←訳:SF??)
「みすてりィ??」
それら全てのジャンルのいいとこどり!をしたような物語は、
さて、いつの時代が舞台なのでしょうか。
江戸時代?
もうひとつ遡って、室町時代?
お城には将軍家が、、
御所には帝さまがおわす世、ではあるのですが、
私たちの知る過去の歴史とは
明らかに違う事柄が、幾つも。
「うゥ~んッ? そうかなァ~??」
「がるるぐるるるぅ?」(←訳:みんな着物だしぃ?)
「おさむらいさんもォ、いるしィ?」
一見したところは、お江戸風の社会。
でも、よくよく目を凝らせば。
ほぉら。
足元でピョンピョン跳ねてる一匹の蟋蟀(こおろぎ)くん。
なんだかヘンでしょ?
小さな身体の内側から、
キリキリ、ミシミシ、と明らかに機械が軋むような音が
していませんか……?
「うきゃッ!」
「ぐるる?」(←訳:まさか?)
人々は、密かに噂しています。
本物と区別がつかないツクリモノ。
それは、
幕府精錬(せいれん)方手伝・釘宮久蔵(くぎみや・きゅうぞう)作の、
機巧人形(オートマタ)であろう、と。
小さな小さな人造の蟋蟀。
極彩色の、南国産の鸚哥(インコ)。
久蔵さまなら造れるにちがいない。
いやいや、虫や鳥だけじゃなく、
久蔵さまの手にかかれば、もっともっと、
ありえないようなモノも……。
「それはァ~…!」
「がるるぐるるっ?」(←訳:さらにまさかっ?)
ヒトと、
ヒトが造り出したモノが織り成すドラマ。
命とは、どこから来たのか?
魂が宿る場所とは?
ヒトと、ヒトではないモノの差とは?
メアリ・シェリーさんの『フランケンシュタイン』、
アイザック・アシモフさんの『鋼鉄都市』、
手塚治虫さんの《アトム》シリーズ、
リドリー・スコットさんの映画『ブレードランナー』の流れに連なる、
《生命》の謎を抉るSFミステリ作品は、
堂々の2014年ベスト本候補です!
「かならずゥ、よむべしィ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:後悔はさせません!)
全活字マニア諸氏に、熱烈おすすめですよ~♪
わあァ~んッ! おわッちゃッたよゥ~!」
「がるる!ぐるるるぅ~!」(←訳:虎です!悲しいよぅ~!)
こんにちは、ネーさです。
大のお気に入りだったNHK・BSのドラマ『ベランダー』の最終回に、
ついつい溜め息……終わらないでほしかったなぁ~…。
本日の読書タイムでは、こちらも、
終わらないで~!と叫びたくなる徹夜本を御紹介いたしましすよ。
さあ、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/16/70d12e69f6baed19f5d5d82cd28a8e92.jpg)
―― 機巧のイヴ ――
著者は乾緑郎(いぬい・ろくろう)さん、2014年8月に発行されました。
『 The Contrivance Doll EVE 』と英語題名が付されたこの御本、
いま読書界で大きな話題となっていますね。
「じだいィしょうせつゥ??」
「ぐる??」(←訳:SF??)
「みすてりィ??」
それら全てのジャンルのいいとこどり!をしたような物語は、
さて、いつの時代が舞台なのでしょうか。
江戸時代?
もうひとつ遡って、室町時代?
お城には将軍家が、、
御所には帝さまがおわす世、ではあるのですが、
私たちの知る過去の歴史とは
明らかに違う事柄が、幾つも。
「うゥ~んッ? そうかなァ~??」
「がるるぐるるるぅ?」(←訳:みんな着物だしぃ?)
「おさむらいさんもォ、いるしィ?」
一見したところは、お江戸風の社会。
でも、よくよく目を凝らせば。
ほぉら。
足元でピョンピョン跳ねてる一匹の蟋蟀(こおろぎ)くん。
なんだかヘンでしょ?
小さな身体の内側から、
キリキリ、ミシミシ、と明らかに機械が軋むような音が
していませんか……?
「うきゃッ!」
「ぐるる?」(←訳:まさか?)
人々は、密かに噂しています。
本物と区別がつかないツクリモノ。
それは、
幕府精錬(せいれん)方手伝・釘宮久蔵(くぎみや・きゅうぞう)作の、
機巧人形(オートマタ)であろう、と。
小さな小さな人造の蟋蟀。
極彩色の、南国産の鸚哥(インコ)。
久蔵さまなら造れるにちがいない。
いやいや、虫や鳥だけじゃなく、
久蔵さまの手にかかれば、もっともっと、
ありえないようなモノも……。
「それはァ~…!」
「がるるぐるるっ?」(←訳:さらにまさかっ?)
ヒトと、
ヒトが造り出したモノが織り成すドラマ。
命とは、どこから来たのか?
魂が宿る場所とは?
ヒトと、ヒトではないモノの差とは?
メアリ・シェリーさんの『フランケンシュタイン』、
アイザック・アシモフさんの『鋼鉄都市』、
手塚治虫さんの《アトム》シリーズ、
リドリー・スコットさんの映画『ブレードランナー』の流れに連なる、
《生命》の謎を抉るSFミステリ作品は、
堂々の2014年ベスト本候補です!
「かならずゥ、よむべしィ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:後悔はさせません!)
全活字マニア諸氏に、熱烈おすすめですよ~♪