「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぱりィ~るーべはァ、だいはらんッ!」
「がるる!ぐるるるるがるっ!」(←訳:虎です!伏兵さんが来たっ!)
こんにちは、ネーさです。
パリ~ルーベで金星を挙げたのはマシュー・ヘイマンさん!
スペインで行われたブエルタ・アル・パイスバスコ(バスク一周レース)で
総合優勝を遂げたのは、アルベルト・コンタドールさん!
サッカーもいいけど自転車競技もいいなぁ♪
と拍手したくなる熱戦の後は、
はい、やっぱり読書タイムですよ。
本日は、こちらのエッセイ作品集を、どうぞ~!
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―― きみと出会えたから ――
著者は(いいですか、いきますよ~!)収録順に、
小川洋子さん、浅田次郎さん、落合恵子さん、西木正明さん、夢枕獏さん、
中平まみさん、小栗康平さん、早坂真紀さん、乃南アサさん、諸井薫さん、
久世光彦さん、島村洋子さん、三田誠広さん、村山由佳さん、藤本義一さん、
松山猛さん、中野孝次さん、野坂昭如さん、立松和平さん、平岩弓枝さん、
長新太さん、田中小実昌さん、村田喜代子さん、出久根達郎さん、
小池真理子さん、赤瀬川原平さん、高橋三千綱さん、佐藤愛子さん、
泉麻人さん、皆川博子さん、加藤幸子さん、猪瀬直樹さん、
酒井順子さん、久美沙織さん、2015年11月に発行されました。
『34人がつづる愛犬との日々』と副題が付されています。
「ふあああァ~、こんなにィ~おおぜいィ~…!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:犬好き作家さんが!)
「いるのでスかァ~?」
前回記事で御紹介しましたね、
音楽家リヒャルト・ワーグナーさんの愛犬家ぶり&溺愛ぶりは
たいへんなものでしたけれど、
ええもちろん、
日本の作家さんたちもだ~い好きなんです、ワンコたちが♪
えーと、なかには、
愛猫への思慕あふれる名エッセイ『たみこ』で知られる
浅田次郎さんのような、
ニャンコ好き!ワンコも好き!な
動物みんな好きさ!な御方もおられるとしても……
「そのゥ~、そこらへんはァ~」
「がるるる!」(←訳:大らかに!)
第一章『きみとの出会いを話そう』
第二章『幸せな同居生活』
第三章『“やんちゃ”は楽しい』
と、三つの章で構成された愛犬エッセイ集は、
小川洋子さん著『犬の病気』で幕を開けます。
小川さんのお家にやって来たのは、
ラブラドール犬の仔犬。
血便が出たのは環境が変わったせい?
自分の犬小屋を食べて、お腹を壊しちゃった?
ん? これ発疹かしら?
どうしよう~!
「おッおちついてェ~!」
「ぐるるるる!」(←訳:焦らないで!)
一方、平岩弓枝さんのお家にやって来たのは
シェパード犬の仔犬でした。
仔犬……の頃は小さくて、可愛くて、
でもね、シェパードですからね、
どんどんどんどん大きくなる~…
「もうゥ、あきらめェましょうゥ!」
「がるるぐるるるっるるる!」(←訳:成長はアンストッパブル!)
いま、一緒に暮らしているワンコ。
かつて、苦楽をともにしたワンコ。
これから、友&家族とするワンコ。
34人のワンコを愛する作家さんの、
どの作品が個人的にいちばん笑えたか、
いえ失礼、興味深かったかというと、
……浅田次郎さん著『私の幸福』でしょうか。
「あはァ! でましたでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:愉快な一作!)
浅田家にやって来たワンコは、
不細工(でも可愛い♪)。
見知らぬ人間(=浅田さん)に吠えまくりの、
雑種ちゃんでした、が。
浅田さんと、
パンチと名付けたその仔犬の、
珍問答が大笑いなのです。
パンチくん、はたして浅田家に馴染めるのか?
「ぷふふッ♪」
「がるるっ♪」
この御本、2006年に刊行された『愛犬幸福論』を
改題し、加筆・再編集して文庫化されたものですが、
時間を経ても、
作家さんたちのワンコ愛は色褪せません。
私の犬、と呼べる子と出会えた幸福。
愛犬家を自認する活字マニアさん、
ぜひぜひ、一読を。
ぱりィ~るーべはァ、だいはらんッ!」
「がるる!ぐるるるるがるっ!」(←訳:虎です!伏兵さんが来たっ!)
こんにちは、ネーさです。
パリ~ルーベで金星を挙げたのはマシュー・ヘイマンさん!
スペインで行われたブエルタ・アル・パイスバスコ(バスク一周レース)で
総合優勝を遂げたのは、アルベルト・コンタドールさん!
サッカーもいいけど自転車競技もいいなぁ♪
と拍手したくなる熱戦の後は、
はい、やっぱり読書タイムですよ。
本日は、こちらのエッセイ作品集を、どうぞ~!

―― きみと出会えたから ――
著者は(いいですか、いきますよ~!)収録順に、
小川洋子さん、浅田次郎さん、落合恵子さん、西木正明さん、夢枕獏さん、
中平まみさん、小栗康平さん、早坂真紀さん、乃南アサさん、諸井薫さん、
久世光彦さん、島村洋子さん、三田誠広さん、村山由佳さん、藤本義一さん、
松山猛さん、中野孝次さん、野坂昭如さん、立松和平さん、平岩弓枝さん、
長新太さん、田中小実昌さん、村田喜代子さん、出久根達郎さん、
小池真理子さん、赤瀬川原平さん、高橋三千綱さん、佐藤愛子さん、
泉麻人さん、皆川博子さん、加藤幸子さん、猪瀬直樹さん、
酒井順子さん、久美沙織さん、2015年11月に発行されました。
『34人がつづる愛犬との日々』と副題が付されています。
「ふあああァ~、こんなにィ~おおぜいィ~…!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:犬好き作家さんが!)
「いるのでスかァ~?」
前回記事で御紹介しましたね、
音楽家リヒャルト・ワーグナーさんの愛犬家ぶり&溺愛ぶりは
たいへんなものでしたけれど、
ええもちろん、
日本の作家さんたちもだ~い好きなんです、ワンコたちが♪
えーと、なかには、
愛猫への思慕あふれる名エッセイ『たみこ』で知られる
浅田次郎さんのような、
ニャンコ好き!ワンコも好き!な
動物みんな好きさ!な御方もおられるとしても……
「そのゥ~、そこらへんはァ~」
「がるるる!」(←訳:大らかに!)
第一章『きみとの出会いを話そう』
第二章『幸せな同居生活』
第三章『“やんちゃ”は楽しい』
と、三つの章で構成された愛犬エッセイ集は、
小川洋子さん著『犬の病気』で幕を開けます。
小川さんのお家にやって来たのは、
ラブラドール犬の仔犬。
血便が出たのは環境が変わったせい?
自分の犬小屋を食べて、お腹を壊しちゃった?
ん? これ発疹かしら?
どうしよう~!
「おッおちついてェ~!」
「ぐるるるる!」(←訳:焦らないで!)
一方、平岩弓枝さんのお家にやって来たのは
シェパード犬の仔犬でした。
仔犬……の頃は小さくて、可愛くて、
でもね、シェパードですからね、
どんどんどんどん大きくなる~…
「もうゥ、あきらめェましょうゥ!」
「がるるぐるるるっるるる!」(←訳:成長はアンストッパブル!)
いま、一緒に暮らしているワンコ。
かつて、苦楽をともにしたワンコ。
これから、友&家族とするワンコ。
34人のワンコを愛する作家さんの、
どの作品が個人的にいちばん笑えたか、
いえ失礼、興味深かったかというと、
……浅田次郎さん著『私の幸福』でしょうか。
「あはァ! でましたでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:愉快な一作!)
浅田家にやって来たワンコは、
不細工(でも可愛い♪)。
見知らぬ人間(=浅田さん)に吠えまくりの、
雑種ちゃんでした、が。
浅田さんと、
パンチと名付けたその仔犬の、
珍問答が大笑いなのです。
パンチくん、はたして浅田家に馴染めるのか?
「ぷふふッ♪」
「がるるっ♪」
この御本、2006年に刊行された『愛犬幸福論』を
改題し、加筆・再編集して文庫化されたものですが、
時間を経ても、
作家さんたちのワンコ愛は色褪せません。
私の犬、と呼べる子と出会えた幸福。
愛犬家を自認する活字マニアさん、
ぜひぜひ、一読を。