「こんにちわッ、テディちゃでス!
ひゃわわッ! ゆうしょうゥしちゃッたでスゥ!」
「がるる!ぐるぅるるるる!」(←訳:虎です!ユヴェントスが!)
こんにちは、ネーさです。
ええもう、ユーヴェ五連覇成る!の報については
明日たーっぷりお喋りすることにしまして、
まずは《くまモン募金箱》のお話から!
YAHOO!JAPANネット募金内で
作家・脚本家にして
くまモンくんのパパ・小山薫堂さんが実行委員長を務める
《くまモン募金箱》が活動を開始いたしました♪
私ネーさ、些少で申し訳ないのですが、
手持ちのTポイントを、ポチっ!と。
薫堂さんのファンの皆さまは、
あたたかく活動を見守ってくださいね。
では、ここからは、本日の読書タイムを、どうぞ~!

―― 明治の建築家 伊東忠太 ――
著者はジラルデッリ青木美由紀(あおき・みゆき)さん、
2015年12月に発行されました。
『オスマン帝国をゆく』と副題が付されたこの御本、
まさに労作です!
伊東忠太(いとう・ちゅうた)さん(1867~1954)さんの旅の記録を、
これほど細部まで“発掘”してのけるとは!
「ちゅうたァおじさんはァ~」
「ぐるるあるる!」(←訳:建築家なのだ!)
建築家・伊東忠太さんの、
最もよく知られている作品といえば、
築地本願寺さんでしょうか。
それに、一橋大学兼松講堂、阪急うめだ店他、
現役で大活躍している建物が多いのですけれど……
忠太さんの作品を目にした御方、
訪れたことのある御方は、
思うはずです。
これは、東洋なりや?
それとも、西洋なりや?
「どッちィでスかっ??」
「がるるぐる……?」(←訳:微妙に東洋……?)
柱は……西洋っぽい?
屋根のラインは……東洋かなぁ?
でも……ガーゴイルがいる?
ウシさんやらゾウさんやら獅子さんやら怪物やら、
へんてこりんな彫像があちこちにある……?
全体はなんとなく東洋風、に見えるんだけど、
西洋なのだろうか?
「けんちくゥすきなァおかたはァ~…」
「ぐるるる!」(←訳:悩みます!)
イスタンブルに暮らす
オスマン美術・建築史研究家の著者・ジラルデッリ青木さんは
かねてから忠太さんの旅行記に注目しており、
2010年の《トルコにおける日本年》を機に、
この御本の執筆に取り組むこととなりました。
明治次代。
開国後の日本から、
多くの青年たちが西洋を――
ヨーロッパへと出発します。
「せいじかのォ、たまごさんッ!」
「がるるるるぐるるるる!」(←訳:画家さんや文学者さん!)
エリート官僚候補生さんや、
技術留学生さんたちにとって
東洋の国や都市は、通過点、に過ぎなかったかもしれません。
西洋画習得の意欲に燃える画家さんたちにも、
東洋の街々はエキゾチックで魅力的にこそ映れど、
終着点、ではなかった……
目的地は、パリであり、ロンドンであり。
東洋や中東では、決してない――
「でもォ、ちゅうたァおじさんはァ~」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:見逃しませんでした!)
東から西への旅の途中、オスマン帝国。
とりわけ、イスタンブルの都で
忠太さんは憑かれたように建築見物に没頭します。
そのリストが御本の巻末に掲載されているのですが、
いやー、半端じゃありませんね!
これ全部見たのかしら?
回ったのかしら?
「すごいィでス、ちゅうたァおじさんッ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:健脚鉄人建築家!)
とっくりとオスマン帝国の建築を味わい、
そうして、ギリシャへ、イタリアへ、パリへ、
ロンドンへ。
壮大な旅のはて、
忠太さんの眼と心に、
《世界の建築》はどのような像を結んだのか。
「それがァ、ほんがんじィさんッ?」
「ぐるるがーるるる?」(←訳:屋根のガーゴイル?)
ジャンルとしては建築史。
しかし、大旅行記としても、
明治の豪傑偉人伝としても楽しく読める作品は、
歴史好きさん、
もちろん建築マニアさんにもおすすめです!
図版資料も多数収録されているので、
アート好きな活字マニアさんも、ぜひ!
読み終えたら、必ずや拍手したくなりますよ。
「ちゅうたァおじさんとォ!」
「がるるるっるぐるるるる!」(←訳:ジラルデッリ青木さんに!)
ひゃわわッ! ゆうしょうゥしちゃッたでスゥ!」
「がるる!ぐるぅるるるる!」(←訳:虎です!ユヴェントスが!)
こんにちは、ネーさです。
ええもう、ユーヴェ五連覇成る!の報については
明日たーっぷりお喋りすることにしまして、
まずは《くまモン募金箱》のお話から!
YAHOO!JAPANネット募金内で
作家・脚本家にして
くまモンくんのパパ・小山薫堂さんが実行委員長を務める
《くまモン募金箱》が活動を開始いたしました♪
私ネーさ、些少で申し訳ないのですが、
手持ちのTポイントを、ポチっ!と。
薫堂さんのファンの皆さまは、
あたたかく活動を見守ってくださいね。
では、ここからは、本日の読書タイムを、どうぞ~!

―― 明治の建築家 伊東忠太 ――
著者はジラルデッリ青木美由紀(あおき・みゆき)さん、
2015年12月に発行されました。
『オスマン帝国をゆく』と副題が付されたこの御本、
まさに労作です!
伊東忠太(いとう・ちゅうた)さん(1867~1954)さんの旅の記録を、
これほど細部まで“発掘”してのけるとは!
「ちゅうたァおじさんはァ~」
「ぐるるあるる!」(←訳:建築家なのだ!)
建築家・伊東忠太さんの、
最もよく知られている作品といえば、
築地本願寺さんでしょうか。
それに、一橋大学兼松講堂、阪急うめだ店他、
現役で大活躍している建物が多いのですけれど……
忠太さんの作品を目にした御方、
訪れたことのある御方は、
思うはずです。
これは、東洋なりや?
それとも、西洋なりや?
「どッちィでスかっ??」
「がるるぐる……?」(←訳:微妙に東洋……?)
柱は……西洋っぽい?
屋根のラインは……東洋かなぁ?
でも……ガーゴイルがいる?
ウシさんやらゾウさんやら獅子さんやら怪物やら、
へんてこりんな彫像があちこちにある……?
全体はなんとなく東洋風、に見えるんだけど、
西洋なのだろうか?
「けんちくゥすきなァおかたはァ~…」
「ぐるるる!」(←訳:悩みます!)
イスタンブルに暮らす
オスマン美術・建築史研究家の著者・ジラルデッリ青木さんは
かねてから忠太さんの旅行記に注目しており、
2010年の《トルコにおける日本年》を機に、
この御本の執筆に取り組むこととなりました。
明治次代。
開国後の日本から、
多くの青年たちが西洋を――
ヨーロッパへと出発します。
「せいじかのォ、たまごさんッ!」
「がるるるるぐるるるる!」(←訳:画家さんや文学者さん!)
エリート官僚候補生さんや、
技術留学生さんたちにとって
東洋の国や都市は、通過点、に過ぎなかったかもしれません。
西洋画習得の意欲に燃える画家さんたちにも、
東洋の街々はエキゾチックで魅力的にこそ映れど、
終着点、ではなかった……
目的地は、パリであり、ロンドンであり。
東洋や中東では、決してない――
「でもォ、ちゅうたァおじさんはァ~」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:見逃しませんでした!)
東から西への旅の途中、オスマン帝国。
とりわけ、イスタンブルの都で
忠太さんは憑かれたように建築見物に没頭します。
そのリストが御本の巻末に掲載されているのですが、
いやー、半端じゃありませんね!
これ全部見たのかしら?
回ったのかしら?
「すごいィでス、ちゅうたァおじさんッ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:健脚鉄人建築家!)
とっくりとオスマン帝国の建築を味わい、
そうして、ギリシャへ、イタリアへ、パリへ、
ロンドンへ。
壮大な旅のはて、
忠太さんの眼と心に、
《世界の建築》はどのような像を結んだのか。
「それがァ、ほんがんじィさんッ?」
「ぐるるがーるるる?」(←訳:屋根のガーゴイル?)
ジャンルとしては建築史。
しかし、大旅行記としても、
明治の豪傑偉人伝としても楽しく読める作品は、
歴史好きさん、
もちろん建築マニアさんにもおすすめです!
図版資料も多数収録されているので、
アート好きな活字マニアさんも、ぜひ!
読み終えたら、必ずや拍手したくなりますよ。
「ちゅうたァおじさんとォ!」
「がるるるっるぐるるるる!」(←訳:ジラルデッリ青木さんに!)