「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゥ~ッ! おまつりにィ、おりんぴッくゥ!」
「がるる!ぐっるるがるぐるる?」(←訳:虎です!どっちを優先しよう?)
こんにちは、ネーさです。
開会式にロードレース、フェンシングに水泳、体操……
オリンピックのニュースに心がウズウズいたしますが、
今日のところは、
《おまつり》を意識した読書タイムにいたしましょうか。
本日は、夏の宵にふさわしい、こちらの御本を、
さあ、どうぞ~♪
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―― 金魚ノ歌 ――
著者は深堀隆介(ふかほり・りゅうすけ)さん、2016年6月に発行されました。
『KINGYO no UTA』と英語題名が付されています。
お祭りの屋台で活字マニアの皆さまにもお馴染みの、
《金魚すくい》――
「わおゥ! これはァ、あのッ!」
「ぐるがーる!」(←訳:金魚アート!)
自らを“金魚絵師”と称する著者・深堀さんに、
かつて、再生をもたらしたのは、
まさにそんな、
夏祭りですくってきた一匹の金魚ちゃんでした。
「あかいィきんぎょッ、でスねッ!」
「がるるる!」(←訳:女の子だ!)
ああ、美術なんてやめてしまおう……と、
落胆しきっていた或る日、
深堀さんの世界観を一変せしめたのは
一匹の金魚だったこと。
そのときの出来事を、
《金魚救い》と呼んで大切にしていること。
深堀さんのファンの方々の間でよく知られるエピソードは、
この御本の冒頭にも記されていますが、
深堀さんを救った金魚ちゃんにも、
それは本望とも言えることだったでしょう。
「あーとにィ、へんしんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:大人気だよ!)
アクリル樹脂の中に、
多層的に金魚たちを描く。
深堀さんの金魚たちは
メディアやネットで紹介された途端、
大きな反響を起こしました。
日本はもちろん、海外でも注目され、
ミュンヘン、ロンドン、NY他で個展を開催、
著名なアートコレクターさんも絶賛、
いまや深堀さんのさくひんを入手するのは至難の極みです。
「きんぎょちゃんッ、すーぱーすたーなのでス!」
「がるるるぐるる!」(←訳:歌姫さんみたい!)
この御本には、
深堀さんが2011年から2015年にかけて制作した
金魚の歌姫さんたちの、
いわば“肖像画”が
写真となって収められています。
桶、桝(ます)、お椀、貝殻、
亡き子の靴の中に、
柄杓に、
そして板や布の中に
尾をゆらめかせている金魚たちの姿。
「ゆらゆらァ~してまスゥ~…」
「ぐるるる!」(←訳:息してる!)
深堀さんのいんぎょたちは、
決して《きれいごと》ではありません。
アクリル樹脂の水の中には
虫がいます。
水草の葉は黒ずんでいたり、穴が開いていたりします。
金魚のウンチだってあります。
白いお腹を見せているのは、息絶えた仔でしょうか。
しかし、それでも美しい。
観る者を虜にする、金魚たち――
「ほんとはァ、ほんものをォみてほしいィのでスよゥ!」
「がるるぐるるるるがる!」(←訳:実物の金魚姫さんたち!)
書籍という形の、
この『金魚ノ歌』に耳を傾けた後は、
さあ皆さま、本物の金魚姫たちに会いに行きましょう♪
現在、横浜スカイビル(横浜駅東口)では
深堀さんの作品展
《キンギョ・イン・ザ・スカイ》が開催中です。
会期は2016年8月5日~8月28日まで、
10階と28階に会場が設置されており、
観覧は無料ですよ!
「てんたかくゥ、およぐゥきんぎょちゃんッ!」
「ぐるるるがるるるるぐる!」(←訳:歌姫から天女さんに出世!)
さらには、
NHK『美の壺』にも
出演しちゃいますよ、金魚ちゃんたち。
BSプレミアム(3ch)にて、
8月12日夜7時30分~、
(再放送は8月16日午前11時~、8月18日朝6時30分~)
放送の予定です。
「こッちもォ、たのしみィ~♪」
「がるぐるるっ!」(←訳:録画予約だっ!)
書籍で、映像で、
そして、実物で。
金魚たちの歌を、皆さま、ぜひ。
ふゥ~ッ! おまつりにィ、おりんぴッくゥ!」
「がるる!ぐっるるがるぐるる?」(←訳:虎です!どっちを優先しよう?)
こんにちは、ネーさです。
開会式にロードレース、フェンシングに水泳、体操……
オリンピックのニュースに心がウズウズいたしますが、
今日のところは、
《おまつり》を意識した読書タイムにいたしましょうか。
本日は、夏の宵にふさわしい、こちらの御本を、
さあ、どうぞ~♪

―― 金魚ノ歌 ――
著者は深堀隆介(ふかほり・りゅうすけ)さん、2016年6月に発行されました。
『KINGYO no UTA』と英語題名が付されています。
お祭りの屋台で活字マニアの皆さまにもお馴染みの、
《金魚すくい》――
「わおゥ! これはァ、あのッ!」
「ぐるがーる!」(←訳:金魚アート!)
自らを“金魚絵師”と称する著者・深堀さんに、
かつて、再生をもたらしたのは、
まさにそんな、
夏祭りですくってきた一匹の金魚ちゃんでした。
「あかいィきんぎょッ、でスねッ!」
「がるるる!」(←訳:女の子だ!)
ああ、美術なんてやめてしまおう……と、
落胆しきっていた或る日、
深堀さんの世界観を一変せしめたのは
一匹の金魚だったこと。
そのときの出来事を、
《金魚救い》と呼んで大切にしていること。
深堀さんのファンの方々の間でよく知られるエピソードは、
この御本の冒頭にも記されていますが、
深堀さんを救った金魚ちゃんにも、
それは本望とも言えることだったでしょう。
「あーとにィ、へんしんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:大人気だよ!)
アクリル樹脂の中に、
多層的に金魚たちを描く。
深堀さんの金魚たちは
メディアやネットで紹介された途端、
大きな反響を起こしました。
日本はもちろん、海外でも注目され、
ミュンヘン、ロンドン、NY他で個展を開催、
著名なアートコレクターさんも絶賛、
いまや深堀さんのさくひんを入手するのは至難の極みです。
「きんぎょちゃんッ、すーぱーすたーなのでス!」
「がるるるぐるる!」(←訳:歌姫さんみたい!)
この御本には、
深堀さんが2011年から2015年にかけて制作した
金魚の歌姫さんたちの、
いわば“肖像画”が
写真となって収められています。
桶、桝(ます)、お椀、貝殻、
亡き子の靴の中に、
柄杓に、
そして板や布の中に
尾をゆらめかせている金魚たちの姿。
「ゆらゆらァ~してまスゥ~…」
「ぐるるる!」(←訳:息してる!)
深堀さんのいんぎょたちは、
決して《きれいごと》ではありません。
アクリル樹脂の水の中には
虫がいます。
水草の葉は黒ずんでいたり、穴が開いていたりします。
金魚のウンチだってあります。
白いお腹を見せているのは、息絶えた仔でしょうか。
しかし、それでも美しい。
観る者を虜にする、金魚たち――
「ほんとはァ、ほんものをォみてほしいィのでスよゥ!」
「がるるぐるるるるがる!」(←訳:実物の金魚姫さんたち!)
書籍という形の、
この『金魚ノ歌』に耳を傾けた後は、
さあ皆さま、本物の金魚姫たちに会いに行きましょう♪
現在、横浜スカイビル(横浜駅東口)では
深堀さんの作品展
《キンギョ・イン・ザ・スカイ》が開催中です。
会期は2016年8月5日~8月28日まで、
10階と28階に会場が設置されており、
観覧は無料ですよ!
「てんたかくゥ、およぐゥきんぎょちゃんッ!」
「ぐるるるがるるるるぐる!」(←訳:歌姫から天女さんに出世!)
さらには、
NHK『美の壺』にも
出演しちゃいますよ、金魚ちゃんたち。
BSプレミアム(3ch)にて、
8月12日夜7時30分~、
(再放送は8月16日午前11時~、8月18日朝6時30分~)
放送の予定です。
「こッちもォ、たのしみィ~♪」
「がるぐるるっ!」(←訳:録画予約だっ!)
書籍で、映像で、
そして、実物で。
金魚たちの歌を、皆さま、ぜひ。