「こんにちわッ、テディちゃでッス!
くはうゥ! きょうふうゥ~ッ!」
「がるる!ぐるがるぅるるぅ!」(←訳:虎です!傘がオチョコにぃ!)
こんにちは、ネーさです。
台風による断続的な強風と雨に見舞われているここ東京・八王子ですが、
戸締りをしっかり済ませたら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
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―― ケルン市警 オド ① ――
著者は青池保子(あおいけ・やすこ)さん、2016年8月に発行されました。
中世の修道院を舞台にした
青池さんの人気作《修道士ファルコ》シリーズから
新たに生まれたスピンオフ作品です。
「もふふゥ! こんどはァ、しゅうどうしさんじゃなくてェ~」
「ぐるるるるる!」(←訳:お役人さんだ!)
《修道士ファルコ》では、
リリエンタール修道院の薬草園を管理し、
施療者としての腕を揮い、
さらには“捕り物”でも活躍してみせる、
修道士オドさん。
《ファルコ》シリーズの主要キャラクターの一人である
オドさんの前身は、
ドイツの都市ケルンの警吏(けいり)さんだったのです。
「ちゅうせいのォ、おまわりさんッ、でスねッ!」
「がるるるぐるるがる!」(←訳:ケルンは大都市だよ!)
都市の治安を守る――
これって、
中世も現代も、基本ルールは同じなんですね。
人が集まる場所には犯罪が発生する、
それを法の番人さんが摘発し、
町や国といった行政府が罪人を罰する。
日本でいうなら、平安時代の検非違使とか、
戦国時代では京都所司代とか、
江戸時代では南北の奉行所がありました。
では、中世の大都市ケルンでは、
どうしていたか、というと。
町の住民の大半を占める同職組合(ツンフト)が
警備を担っていましたが、
14世紀半ばの頃から、
常時活動する治安役人さんが設置されたのです。
「まいにちィ、いそがしィのでス!」
「ぐるがるるぐるるる!」(←訳:市の警備に休日なし!)
喧嘩、物乞いたちの縄張り争い、
武器の不法所持、借金の踏み倒しを許さず、
暴力行為の現行犯を逮捕!
と、都市犯罪の取り締まりに邁進していた
オドさんでしたが。
上司の警視さんから
突然の命令が下りました。
或る商家の使用人さんが
旅先で行方不明になった――
彼を探し。見つけ出すのだ!
「ふむふむゥ、ひとさがしィでスねッ!」
「がるぐるがる?」(←訳:市の外へ出張?)
大都市の警備職をいったん離れ、
行方不明者の捜索へ。
町のおまわりさんが
一転、警視庁の刑事さんになっちゃった感じですが、
利発な若き警吏オドさん、
ギャップをものともせず、
捜査に取り組みます。
出張先で、
使用人さんの身に何が起こったのか……?
「これはァ、まるでッ」
「ぐるがる!」(←訳:探偵小説!)
少女漫画の枠を超え、
広くマンガ好きさんに支持される著者・青池さんらしく、
ここに描き出された世界は
時代考証も万全な《本格ミステリ》!
マンガをあまり読まない方々にも
激おすすめしたいのが《修道士ファルコ》シリーズと
こちらの新シリーズ《市警オド》です。
特に、歴史好きな御方は、
ぜひぜひ、一読を~♪
「しぜんとォ、みにつくゥ、ちゅうせいのォちしきィ!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:面白さも特級ですよ!)
くはうゥ! きょうふうゥ~ッ!」
「がるる!ぐるがるぅるるぅ!」(←訳:虎です!傘がオチョコにぃ!)
こんにちは、ネーさです。
台風による断続的な強風と雨に見舞われているここ東京・八王子ですが、
戸締りをしっかり済ませたら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

―― ケルン市警 オド ① ――
著者は青池保子(あおいけ・やすこ)さん、2016年8月に発行されました。
中世の修道院を舞台にした
青池さんの人気作《修道士ファルコ》シリーズから
新たに生まれたスピンオフ作品です。
「もふふゥ! こんどはァ、しゅうどうしさんじゃなくてェ~」
「ぐるるるるる!」(←訳:お役人さんだ!)
《修道士ファルコ》では、
リリエンタール修道院の薬草園を管理し、
施療者としての腕を揮い、
さらには“捕り物”でも活躍してみせる、
修道士オドさん。
《ファルコ》シリーズの主要キャラクターの一人である
オドさんの前身は、
ドイツの都市ケルンの警吏(けいり)さんだったのです。
「ちゅうせいのォ、おまわりさんッ、でスねッ!」
「がるるるぐるるがる!」(←訳:ケルンは大都市だよ!)
都市の治安を守る――
これって、
中世も現代も、基本ルールは同じなんですね。
人が集まる場所には犯罪が発生する、
それを法の番人さんが摘発し、
町や国といった行政府が罪人を罰する。
日本でいうなら、平安時代の検非違使とか、
戦国時代では京都所司代とか、
江戸時代では南北の奉行所がありました。
では、中世の大都市ケルンでは、
どうしていたか、というと。
町の住民の大半を占める同職組合(ツンフト)が
警備を担っていましたが、
14世紀半ばの頃から、
常時活動する治安役人さんが設置されたのです。
「まいにちィ、いそがしィのでス!」
「ぐるがるるぐるるる!」(←訳:市の警備に休日なし!)
喧嘩、物乞いたちの縄張り争い、
武器の不法所持、借金の踏み倒しを許さず、
暴力行為の現行犯を逮捕!
と、都市犯罪の取り締まりに邁進していた
オドさんでしたが。
上司の警視さんから
突然の命令が下りました。
或る商家の使用人さんが
旅先で行方不明になった――
彼を探し。見つけ出すのだ!
「ふむふむゥ、ひとさがしィでスねッ!」
「がるぐるがる?」(←訳:市の外へ出張?)
大都市の警備職をいったん離れ、
行方不明者の捜索へ。
町のおまわりさんが
一転、警視庁の刑事さんになっちゃった感じですが、
利発な若き警吏オドさん、
ギャップをものともせず、
捜査に取り組みます。
出張先で、
使用人さんの身に何が起こったのか……?
「これはァ、まるでッ」
「ぐるがる!」(←訳:探偵小説!)
少女漫画の枠を超え、
広くマンガ好きさんに支持される著者・青池さんらしく、
ここに描き出された世界は
時代考証も万全な《本格ミステリ》!
マンガをあまり読まない方々にも
激おすすめしたいのが《修道士ファルコ》シリーズと
こちらの新シリーズ《市警オド》です。
特に、歴史好きな御方は、
ぜひぜひ、一読を~♪
「しぜんとォ、みにつくゥ、ちゅうせいのォちしきィ!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:面白さも特級ですよ!)