「こんにちわッ、テディちゃでス!
しょうりィしたけどォ、しんみりィ~…」
「がるる!ぐるがるるる……!」(←訳:虎です!黙祷しました……!)
こんにちは、ネーさです。
開幕2連勝となった我がユヴェントスですが、
地震の被害を受けた方々を悼み、
喪章をつけての試合となりました。
私たちもイタリアへ祈りと、ガンバレ~!の思いを飛ばしつつ、
さあ、ここからは切り替えて、
読書タイムで元気を復活させましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― ベスト・エッセイ 2016 ――
編集委員は、角田光代さん、林真理子さん、藤沢周さん、
町田康さん、三浦しをんさん、2016年6月に発行されました。
『 THE BEST ESSAY 2016 』と副題が付されています。
えー、いつもでしたら、
ここで著者さんのお名前を記すところなんですけれど、
今回ばかりは、ちょっとムリです。
この御本に収録されているのは、
“2015年に新聞などに発表された数多くのエッセイ作品の中から
読み応えのある77編を厳選しました”
とのことで、つまり、
77編の作品の、77人の著者さんの名を書いていたら……
「うでがァ、つッちゃうゥでス!」
「ぐるがるるぅる!」(←訳:夜が明けちゃう!)
という次第で、御勘弁いただくとして、
ええ、逆の見方をするなら、、
77人もの作家さんです。
77人もいれば、
きっとその中には、
大好きな作家さん、
ずっと読み続けている作家さん、
この御方の作品なら間違いはないわ!な作家さんがいるはず、
とも申せましょう。
「どれもォ、けッさくゥ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:どれもおすすめ!)
宮尾登美子さんへのリスペクトがひしひしと伝わる、
林真理子さんの『華やかな孤高の人』。
あるよね、これ!と共感を誘われる、
三浦しをんさんの『ロボコップ彷徨』。
くすくす笑いが止まらなくなる、
三谷幸喜さんの『《よっこいしょ、ふう》厳禁』。
短編映画にしたくなるような、
よしもとばななさんの『幸せを創る』。
愛らしくも輝かしい
マイケル・エメリックさんの『保育園、送り迎え』。
本当に、おすすめの作品ばかりなのです、が。
これは!
という作品をひとつ挙げるとしたら……?
「うゥ~んッ? どれがァ、いいかなァ~??」
「ぐるるがるる~?」(←訳:どれにしよう~?)
私ネーさが選ぶのは――
又吉直樹さんの
『芥川龍之介への手紙』。
御本の冒頭、
いちばん初めに収録されているこの作品には、
又吉さんの著作『火花』に続く
“創作”への想いが綴られています。
題名の通り、
文豪・芥川さんに宛てた手紙、
お師匠さんに書き送るお便りのような文章は、
軽やかであり、
てらいなく素直で、
しかし、ダイヤモンドのように
きらめく光を放射しています。
いえ、ダイヤモンドじゃないわね、
夜空を横切るハレー彗星か、
百万の星雲ように朗々たるまぶしさ!
「きらきらァ、してまスゥ!」
「がるるるー!」(←訳:きれいだー!)
又吉さんのこの作品を、ぜひ!
そして、アタマを冷やすひとときを置いたら、
次の作品、次のページへ!
激おすすめのエッセイ集、
全活字マニアの皆さまに激おすすめですよ♪
ぜひ、一読を~!
しょうりィしたけどォ、しんみりィ~…」
「がるる!ぐるがるるる……!」(←訳:虎です!黙祷しました……!)
こんにちは、ネーさです。
開幕2連勝となった我がユヴェントスですが、
地震の被害を受けた方々を悼み、
喪章をつけての試合となりました。
私たちもイタリアへ祈りと、ガンバレ~!の思いを飛ばしつつ、
さあ、ここからは切り替えて、
読書タイムで元気を復活させましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― ベスト・エッセイ 2016 ――
編集委員は、角田光代さん、林真理子さん、藤沢周さん、
町田康さん、三浦しをんさん、2016年6月に発行されました。
『 THE BEST ESSAY 2016 』と副題が付されています。
えー、いつもでしたら、
ここで著者さんのお名前を記すところなんですけれど、
今回ばかりは、ちょっとムリです。
この御本に収録されているのは、
“2015年に新聞などに発表された数多くのエッセイ作品の中から
読み応えのある77編を厳選しました”
とのことで、つまり、
77編の作品の、77人の著者さんの名を書いていたら……
「うでがァ、つッちゃうゥでス!」
「ぐるがるるぅる!」(←訳:夜が明けちゃう!)
という次第で、御勘弁いただくとして、
ええ、逆の見方をするなら、、
77人もの作家さんです。
77人もいれば、
きっとその中には、
大好きな作家さん、
ずっと読み続けている作家さん、
この御方の作品なら間違いはないわ!な作家さんがいるはず、
とも申せましょう。
「どれもォ、けッさくゥ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:どれもおすすめ!)
宮尾登美子さんへのリスペクトがひしひしと伝わる、
林真理子さんの『華やかな孤高の人』。
あるよね、これ!と共感を誘われる、
三浦しをんさんの『ロボコップ彷徨』。
くすくす笑いが止まらなくなる、
三谷幸喜さんの『《よっこいしょ、ふう》厳禁』。
短編映画にしたくなるような、
よしもとばななさんの『幸せを創る』。
愛らしくも輝かしい
マイケル・エメリックさんの『保育園、送り迎え』。
本当に、おすすめの作品ばかりなのです、が。
これは!
という作品をひとつ挙げるとしたら……?
「うゥ~んッ? どれがァ、いいかなァ~??」
「ぐるるがるる~?」(←訳:どれにしよう~?)
私ネーさが選ぶのは――
又吉直樹さんの
『芥川龍之介への手紙』。
御本の冒頭、
いちばん初めに収録されているこの作品には、
又吉さんの著作『火花』に続く
“創作”への想いが綴られています。
題名の通り、
文豪・芥川さんに宛てた手紙、
お師匠さんに書き送るお便りのような文章は、
軽やかであり、
てらいなく素直で、
しかし、ダイヤモンドのように
きらめく光を放射しています。
いえ、ダイヤモンドじゃないわね、
夜空を横切るハレー彗星か、
百万の星雲ように朗々たるまぶしさ!
「きらきらァ、してまスゥ!」
「がるるるー!」(←訳:きれいだー!)
又吉さんのこの作品を、ぜひ!
そして、アタマを冷やすひとときを置いたら、
次の作品、次のページへ!
激おすすめのエッセイ集、
全活字マニアの皆さまに激おすすめですよ♪
ぜひ、一読を~!