「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!
もふゥ~…あちゅちゅでスねェ~…」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!暑すぎ~!)
こんにちは、ネーさです。
今日はヒトにも動物たちにもヘヴィな猛暑日でしたが、
皆さま、なんとか乗り切れましたでしょうか。
ひと仕事を終えて、涼しい場所を確保したら
オリンピックか高校野球観戦、
でなければ、
こちらの御本で読書タイムを、さあ、どうぞ~♪
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―― 先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています! ――
著者は小林朋道(こばやし・ともみち)さん、2016年5月に発行されました。
『《鳥取環境大学》の森の人間行動学』と副題が付されたこの作品は、
《先生!》シリーズの第10作目となります。
『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』
『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』
『先生、ワラジムシが取っ組み合いのケンカをしています!』等々、
いつも大騒ぎ?な小林ゼミ研究室に、
今回もまた……
「ぷちぱにッくゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:水槽で事件だ!)
コウモリ、シマリス、ヘビ、リス、イタチ、
カエルやアナグマ。
小林教授が専門とする動物行動学、人間比較行動学では
陸上の生物だけでなく、
水棲の動物たちも研究対象となっているようです。
研究室には大きな水槽があって、
ゼミ生さんたちが拾ってきた、いえ、採取してきたメジナ、
クマノミ、ルリスズメダイたちが泳いでいたり、
イソギンチャクもいたり、と
なかなかに多士済々のご様子、なのですが。
「むッ! いそぎんちゃくくんがッ!」
「がるぐる??」(←訳:異常行動??)
イソギンチャクはどんな餌を好むのか。
餌の食べ方は、のろのろ?
それとも、ぱくっ!なのか。
知識欲のおもむくまま、
ひとりのゼミ生さんが
アジの切り身を刻んで
イソギンチャクの口の上に乗せてみれば……!
「わわッ? これはッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:意外な展開!)
また、或る日の午後には。
野外ケージでじ~っとモモンガたちを観察する
小林教授の姿がありました。
「うひゃッ、おめめがァくるるんッ!」
「がるる!」(←訳:可愛い!)
御本の表紙写真でも、
愛くるしいルックスで動物好きな方々をにっこりさせている
モモンガくんたち。
でもね、ニホンモモンガについての研究は
非常に遅れている、んですって。
ならば、ここはひとつ、
ココロを鬼にして、
実験せねばなりますまい……!
「じツ、じッけんッ??」
「ぐるるがるっ!」(←訳:イヤな予感っ!)
モモンガの天敵は何だろう?
おそらくヘビだな。
それに……たぶんフクロウも?
事実を確かめるには、うむ、これで行こう!
「なッなんでスかッ?」
「がる~!」(←訳:怖い~!)
小林教授が準備したのは、
ボイスレコーダーでした。
その中には、フクロウの鳴き声が……!
「ひょえええッ!」
「ぐるるる!」(←訳:天敵の声!)
フクロウはモモンガの天敵か、天敵ではないのか。
知識の地平を新たに切り拓くべく、
小林教授とゼミ生さんたちが挑む
日々これ実験、
というより連日探検!冒険!の記録は、
いやー、笑っちゃいけないなぁと思うんですけど、
ところどころ、どうしても笑ってしまいます。
「くふふッ♪」
「がるるっ♪」
さまざまな実験の結果や
小林教授が辿りついた結論は、
どうか皆さま、御本を読んで確認してみてくださいな。
夏休みの“一服の清涼剤”として、
ぜひ、一読を。
もふゥ~…あちゅちゅでスねェ~…」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!暑すぎ~!)
こんにちは、ネーさです。
今日はヒトにも動物たちにもヘヴィな猛暑日でしたが、
皆さま、なんとか乗り切れましたでしょうか。
ひと仕事を終えて、涼しい場所を確保したら
オリンピックか高校野球観戦、
でなければ、
こちらの御本で読書タイムを、さあ、どうぞ~♪

―― 先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています! ――
著者は小林朋道(こばやし・ともみち)さん、2016年5月に発行されました。
『《鳥取環境大学》の森の人間行動学』と副題が付されたこの作品は、
《先生!》シリーズの第10作目となります。
『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』
『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』
『先生、ワラジムシが取っ組み合いのケンカをしています!』等々、
いつも大騒ぎ?な小林ゼミ研究室に、
今回もまた……
「ぷちぱにッくゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:水槽で事件だ!)
コウモリ、シマリス、ヘビ、リス、イタチ、
カエルやアナグマ。
小林教授が専門とする動物行動学、人間比較行動学では
陸上の生物だけでなく、
水棲の動物たちも研究対象となっているようです。
研究室には大きな水槽があって、
ゼミ生さんたちが拾ってきた、いえ、採取してきたメジナ、
クマノミ、ルリスズメダイたちが泳いでいたり、
イソギンチャクもいたり、と
なかなかに多士済々のご様子、なのですが。
「むッ! いそぎんちゃくくんがッ!」
「がるぐる??」(←訳:異常行動??)
イソギンチャクはどんな餌を好むのか。
餌の食べ方は、のろのろ?
それとも、ぱくっ!なのか。
知識欲のおもむくまま、
ひとりのゼミ生さんが
アジの切り身を刻んで
イソギンチャクの口の上に乗せてみれば……!
「わわッ? これはッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:意外な展開!)
また、或る日の午後には。
野外ケージでじ~っとモモンガたちを観察する
小林教授の姿がありました。
「うひゃッ、おめめがァくるるんッ!」
「がるる!」(←訳:可愛い!)
御本の表紙写真でも、
愛くるしいルックスで動物好きな方々をにっこりさせている
モモンガくんたち。
でもね、ニホンモモンガについての研究は
非常に遅れている、んですって。
ならば、ここはひとつ、
ココロを鬼にして、
実験せねばなりますまい……!
「じツ、じッけんッ??」
「ぐるるがるっ!」(←訳:イヤな予感っ!)
モモンガの天敵は何だろう?
おそらくヘビだな。
それに……たぶんフクロウも?
事実を確かめるには、うむ、これで行こう!
「なッなんでスかッ?」
「がる~!」(←訳:怖い~!)
小林教授が準備したのは、
ボイスレコーダーでした。
その中には、フクロウの鳴き声が……!
「ひょえええッ!」
「ぐるるる!」(←訳:天敵の声!)
フクロウはモモンガの天敵か、天敵ではないのか。
知識の地平を新たに切り拓くべく、
小林教授とゼミ生さんたちが挑む
日々これ実験、
というより連日探検!冒険!の記録は、
いやー、笑っちゃいけないなぁと思うんですけど、
ところどころ、どうしても笑ってしまいます。
「くふふッ♪」
「がるるっ♪」
さまざまな実験の結果や
小林教授が辿りついた結論は、
どうか皆さま、御本を読んで確認してみてくださいな。
夏休みの“一服の清涼剤”として、
ぜひ、一読を。