「こんにちわッ、テディちゃでス!
おぼんやすみィ~、はじまりましたでス!」
「がるる!ぐるがっるぅ~!」(↑訳:虎です!帰省ラッシュ~!)
こんにちは、ネーさです。
《山の日》であり、お盆休みに入った今日は、
リオでのメダルラッシュに拍手するも、
我が地元校・八王子学園八王子の闘いに無念の涙を呑みました……
甲子園って、スゴイところなのねえ。
「おうえんにィ、びびッたのでス!」
「ぐるるるるがるぐる!」(←訳:球児たちの晴れ舞台!)
八王子学園の生徒さんたちにも精一杯の拍手を送りつつ、
では、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― いまそこにいる君は ――
著者は北方謙三(きたかた・けんぞう)さん、2016年6月に発行されました。
『十字路が見える』と副題が付されています。
その『十字路』とは……
「ふァ? じゅうじろッ?」
「がるるるぐぅるる?」(←訳:曲がり角じゃなく?)
出版社さんやネット書店の内容紹介では、
“16年の歳月をかけた大長篇小説を仕上げた作家が手にした
一瞬の静寂”
“また新たな十字路を目指す”
と記されています。
勘のいい活字マニアさんは、これだけで、
あ、そうかぁ、と分かりますね。
16年の歳月を費やした力作、といったら、
北方さんの《大水滸伝》シリーズ全51巻のことだ、と。
「いッぴつゥ~にゅうこんッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:大作なのです!)
そんな大河的作品を完成させても、
著者・北方さんはここでまた、
エッセイ一冊まるごとを費やし、
さらなる飛躍を期して
新作への決意表明をブチ上げた!
というのはちょっと大袈裟に過ぎますけれど、
さすがに超大作を描き切った作家さんです、
喜怒哀楽の振れ幅MAXの日々が
ここにはぎっしり詰まっています。
「えいがのォおはなし、ぼくしんぐのォおはなしィ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:イタリア生活記!)
「つりのォ、おはなしィ!」
大長篇作品の、
シリーズ最終巻――51巻目を書き始めるにあたっての、
覚悟を述べているのは、
御本の第四部《秋よりも遠く》中の、
『長すぎる物語などないのだ』。
《大水滸伝》シリーズファンの方々には
必涙&必読、感動の一編です。
かと思えば、
幸福な笑いに満ち、
もらい涙してしまう一編もあり、
映画スターさんとの交流を綴った一編もあり。
「ふァいッ! テディちゃ、このおはなしィ、すきでス!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:楽しくて切なくて!)
お写真にはいつも
強面(こわもて)風にうつっている北方さん。
怖いひとなのかしら…?と、おののいてしまった方々は、
第三部《夏独り追われ》中の
『犬が独り言を聞いてくれた』と
『寂しいと言っても仕方がないな』を
読んでみてくださいな。
娘さんたちに切望され、
犬を飼うことになったパパさんの奮闘は
なんともカワイイ……
おっとと、カワイイなんて書いたら怒られそうね。
えーと、微笑ましい、でいいかしらん?
「やッてきたのはァ、こいぬちゃんッ!」
「がるるぐる!」(←訳:黒ラブだね!)
スパルタ式に育てようとする北方さん。
一方、娘さんたちは、子犬ですもの、
蝶よ花よと育てたい♪
父と娘との衝突、その結果は……?
「もちろんッ!」
「ぐっるるる!」(←訳:勝ったのは!)
子犬につけられた名前がまた、
笑っちゃいけないんですけど、笑っちゃいます。
笑いつつ、北方さんがいかにその子犬を愛し、
慈しんだかも感じさせられます。
ワンコ好きさんには絶対おすすめの一編ですよ。
「さいこうのォ、ぱぱさんッ、なのでスゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:犬派パパです!)
強面だけれど、
限りなく優しい。
そんな作家さんの濃密なエッセイ集を、
お仕事の、帰省の、
受験勉強や夏休みの宿題の手をいっとき休めて、
皆さま、ぜひ♪
おぼんやすみィ~、はじまりましたでス!」
「がるる!ぐるがっるぅ~!」(↑訳:虎です!帰省ラッシュ~!)
こんにちは、ネーさです。
《山の日》であり、お盆休みに入った今日は、
リオでのメダルラッシュに拍手するも、
我が地元校・八王子学園八王子の闘いに無念の涙を呑みました……
甲子園って、スゴイところなのねえ。
「おうえんにィ、びびッたのでス!」
「ぐるるるるがるぐる!」(←訳:球児たちの晴れ舞台!)
八王子学園の生徒さんたちにも精一杯の拍手を送りつつ、
では、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― いまそこにいる君は ――
著者は北方謙三(きたかた・けんぞう)さん、2016年6月に発行されました。
『十字路が見える』と副題が付されています。
その『十字路』とは……
「ふァ? じゅうじろッ?」
「がるるるぐぅるる?」(←訳:曲がり角じゃなく?)
出版社さんやネット書店の内容紹介では、
“16年の歳月をかけた大長篇小説を仕上げた作家が手にした
一瞬の静寂”
“また新たな十字路を目指す”
と記されています。
勘のいい活字マニアさんは、これだけで、
あ、そうかぁ、と分かりますね。
16年の歳月を費やした力作、といったら、
北方さんの《大水滸伝》シリーズ全51巻のことだ、と。
「いッぴつゥ~にゅうこんッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:大作なのです!)
そんな大河的作品を完成させても、
著者・北方さんはここでまた、
エッセイ一冊まるごとを費やし、
さらなる飛躍を期して
新作への決意表明をブチ上げた!
というのはちょっと大袈裟に過ぎますけれど、
さすがに超大作を描き切った作家さんです、
喜怒哀楽の振れ幅MAXの日々が
ここにはぎっしり詰まっています。
「えいがのォおはなし、ぼくしんぐのォおはなしィ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:イタリア生活記!)
「つりのォ、おはなしィ!」
大長篇作品の、
シリーズ最終巻――51巻目を書き始めるにあたっての、
覚悟を述べているのは、
御本の第四部《秋よりも遠く》中の、
『長すぎる物語などないのだ』。
《大水滸伝》シリーズファンの方々には
必涙&必読、感動の一編です。
かと思えば、
幸福な笑いに満ち、
もらい涙してしまう一編もあり、
映画スターさんとの交流を綴った一編もあり。
「ふァいッ! テディちゃ、このおはなしィ、すきでス!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:楽しくて切なくて!)
お写真にはいつも
強面(こわもて)風にうつっている北方さん。
怖いひとなのかしら…?と、おののいてしまった方々は、
第三部《夏独り追われ》中の
『犬が独り言を聞いてくれた』と
『寂しいと言っても仕方がないな』を
読んでみてくださいな。
娘さんたちに切望され、
犬を飼うことになったパパさんの奮闘は
なんともカワイイ……
おっとと、カワイイなんて書いたら怒られそうね。
えーと、微笑ましい、でいいかしらん?
「やッてきたのはァ、こいぬちゃんッ!」
「がるるぐる!」(←訳:黒ラブだね!)
スパルタ式に育てようとする北方さん。
一方、娘さんたちは、子犬ですもの、
蝶よ花よと育てたい♪
父と娘との衝突、その結果は……?
「もちろんッ!」
「ぐっるるる!」(←訳:勝ったのは!)
子犬につけられた名前がまた、
笑っちゃいけないんですけど、笑っちゃいます。
笑いつつ、北方さんがいかにその子犬を愛し、
慈しんだかも感じさせられます。
ワンコ好きさんには絶対おすすめの一編ですよ。
「さいこうのォ、ぱぱさんッ、なのでスゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:犬派パパです!)
強面だけれど、
限りなく優しい。
そんな作家さんの濃密なエッセイ集を、
お仕事の、帰省の、
受験勉強や夏休みの宿題の手をいっとき休めて、
皆さま、ぜひ♪