「こんにちわッ、テディちゃでス!
みごとなァ、しゅんそくゥ!!」
「がるる!ぐるるがっるる!」(←訳:虎です!韋駄天だったね!)
こんにちは、ネーさです。
リオ五輪400mリレーの速さに頭がクラクラいたしましたよ。
37秒チョイで400メートルを走るなんて……
超がつく運動音痴の私ネーさには、
100万年たってもムリですわねぇ。
拍手&ため息しつつ、
さあ、本日も読書タイムです。
↓この御方の運動神経は、どうだったのかしら~?
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―― レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 ――
著者はコンスタンティーノ・ドラッツィオさん、原著は2014年に、
日本語版は2016年7月に発行されました。
伊語原題は『LEONARDO SEGRETO』、
『天才の挫折と輝き』と日本語副題が付されています。
「えいえんのォ、てんさいッ!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:唯一無二のマエストロ!)
レオナルド・ダ・ヴィンチさん(1452~1519)。
もはや、あらためて説明する必要もない、
ルネサンスの巨匠、
《天才》という称号にふさわしい御方です。
レオナルドさんに関する研究は、
NASAが宇宙を探査するのと同じように、
21世紀のいまも熱烈進行中です。
骨董市でレオナルド派の絵画が新発見されれば
(ええ、レオナルドさん本人の作品ではなくとも)、
研究者さんたちは色めきたち、
レオナルドさんの作品を模写した素描が見つかった、というだけで
そのニュースは世界中に発信されちゃうほど。
「みんなァ、れおおじさんにィ、むちゅうゥ!なのでス!」
「がるるっるぐるがるる!」(←訳:なんたって天才だから!)
そんな次第で、レオナルドさんの評伝、伝記の類は、
毎年のように続々刊行されていますが、
イタリアの美術史家ドラッツィオさんによるこの御本、
良い意味で軽妙・明快で、
とーっても分かりやすい!
御本の巻頭にカラーの図版資料、
次に《登場人物》としてレオナルドさんの家族、
仕事仲間たち、
パトロンとなった貴族たち王族たち、
弟子たちの名前が記され、
簡単な年表なども配されていて、
そしてようやく本文――
レオナルドさんの伝記部分へ、とつないでゆき、
さらにまた、
本文のあちこちに
『こぼれ話』を忍ばせる……
もちろん、
学者さんたちの間だけで通じる専門用語は排し、
文章もすっきりと。
「よみやすいィでス~!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:情景が目に浮かぶ!)
フィレンツェ郊外、ヴィンチ村の少年が
工房で才能を見出され、認められ、
やがては職人という枠をも外れて、
宮廷へ、国外へと歩みを進め、
名声を高めていったのか。
それらは、既に知られていること、かもしれません。
とっくに判明していること、かもしれません。
けれど、
ドラツィオさんの筆にかかると、
不思議に親しく、
ものやわらかに、
“ものがたり”が染み入ってくる……
「れおおじさんのォ、きどあいらくゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:長所や弱点も!)
私ネーさ、個人的には、
一枚の画にいかにレオナルドさんが時間を費やしたかを
つくづくと実感させられました。
一枚一枚、
一画一画に
彼はどんな思いを、心血を注いでいたことか――
「そこうゥさくごゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:紆余曲折!)
訳者・上野真弓さんは
ドラツィオさんのこの御本を
《美術エッセー》と呼んでいます。
偏見や既成概念を取り除いた、
レオナルドさんの素顔、
素の声に耳を澄まそうとする、
意欲と意気の一冊は、
アート好きさん&歴史好きな御方におすすめです。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
みごとなァ、しゅんそくゥ!!」
「がるる!ぐるるがっるる!」(←訳:虎です!韋駄天だったね!)
こんにちは、ネーさです。
リオ五輪400mリレーの速さに頭がクラクラいたしましたよ。
37秒チョイで400メートルを走るなんて……
超がつく運動音痴の私ネーさには、
100万年たってもムリですわねぇ。
拍手&ため息しつつ、
さあ、本日も読書タイムです。
↓この御方の運動神経は、どうだったのかしら~?

―― レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 ――
著者はコンスタンティーノ・ドラッツィオさん、原著は2014年に、
日本語版は2016年7月に発行されました。
伊語原題は『LEONARDO SEGRETO』、
『天才の挫折と輝き』と日本語副題が付されています。
「えいえんのォ、てんさいッ!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:唯一無二のマエストロ!)
レオナルド・ダ・ヴィンチさん(1452~1519)。
もはや、あらためて説明する必要もない、
ルネサンスの巨匠、
《天才》という称号にふさわしい御方です。
レオナルドさんに関する研究は、
NASAが宇宙を探査するのと同じように、
21世紀のいまも熱烈進行中です。
骨董市でレオナルド派の絵画が新発見されれば
(ええ、レオナルドさん本人の作品ではなくとも)、
研究者さんたちは色めきたち、
レオナルドさんの作品を模写した素描が見つかった、というだけで
そのニュースは世界中に発信されちゃうほど。
「みんなァ、れおおじさんにィ、むちゅうゥ!なのでス!」
「がるるっるぐるがるる!」(←訳:なんたって天才だから!)
そんな次第で、レオナルドさんの評伝、伝記の類は、
毎年のように続々刊行されていますが、
イタリアの美術史家ドラッツィオさんによるこの御本、
良い意味で軽妙・明快で、
とーっても分かりやすい!
御本の巻頭にカラーの図版資料、
次に《登場人物》としてレオナルドさんの家族、
仕事仲間たち、
パトロンとなった貴族たち王族たち、
弟子たちの名前が記され、
簡単な年表なども配されていて、
そしてようやく本文――
レオナルドさんの伝記部分へ、とつないでゆき、
さらにまた、
本文のあちこちに
『こぼれ話』を忍ばせる……
もちろん、
学者さんたちの間だけで通じる専門用語は排し、
文章もすっきりと。
「よみやすいィでス~!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:情景が目に浮かぶ!)
フィレンツェ郊外、ヴィンチ村の少年が
工房で才能を見出され、認められ、
やがては職人という枠をも外れて、
宮廷へ、国外へと歩みを進め、
名声を高めていったのか。
それらは、既に知られていること、かもしれません。
とっくに判明していること、かもしれません。
けれど、
ドラツィオさんの筆にかかると、
不思議に親しく、
ものやわらかに、
“ものがたり”が染み入ってくる……
「れおおじさんのォ、きどあいらくゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:長所や弱点も!)
私ネーさ、個人的には、
一枚の画にいかにレオナルドさんが時間を費やしたかを
つくづくと実感させられました。
一枚一枚、
一画一画に
彼はどんな思いを、心血を注いでいたことか――
「そこうゥさくごゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:紆余曲折!)
訳者・上野真弓さんは
ドラツィオさんのこの御本を
《美術エッセー》と呼んでいます。
偏見や既成概念を取り除いた、
レオナルドさんの素顔、
素の声に耳を澄まそうとする、
意欲と意気の一冊は、
アート好きさん&歴史好きな御方におすすめです。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪