「こんにちわゥ、テディちゃでス!
まけないィでッ、たいわんッ!」
「がるる!ぐるるがーる!」(←訳:虎です!台湾にエール!)
こんにちは、ネーさです。
多くの日本の人々が同じ思いを抱いていることでしょうが、
台湾の地震の報道に心が痛みます。
私たちにはどうしようもない天災による被害を
避ける術は、より軽減させる術はないものか……
悩みながらも、いえ、悩んでばかりじゃいけません。
生きるヒントを探すべく、
今日も読書タイム敢行です!
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 裏切りのホワイトカード ――
著者は石田衣良(いしだ・いら)さん、2017年9月に発行されました。
《池袋ウエストゲートパークⅩⅢ》とシリーズ巻名が付されています。
ⅩⅢ、ということは、
池袋のトラブルシューター・マコトくんの物語も
もう13冊目になったんですね。
「こんかいもォ、まことくんッ!」
「ぐるるーる!」(←訳:走りまーす!)
果物屋さんを営む逞しくも優しいお母さん、
親友・タカシくんとともに
マコトくんは戦います。
お店番さん兼雑誌のコラムニストとして、
そして何より世話好きなお人好しさんとして、
都市のダークサイドが生み出す数々のトラブルと。
「みすごせェませんッ!」
「がるるるるぐるるる!」(←訳:知らんぷり出来ない!)
この御本に収録されているのは、
『滝野川炎上ドライバー』
『上池袋ドラッグマザー』
『東池袋スピリチュアル』
『裏切りのホワイトカード』
の4編です。
おすすめは表題作品の『裏切りのホワイトカード』……
と言いたいところ、なんですけれども。
『東池袋スピリチュアル』!
私ネーさの推しは、↑こちらです!
「ふァ?? なぜッ?」
「ぐるるる~?」(←訳:どうして~?)
『東池袋スピリチュアル』で際立った存在感を放つのは、
主人公のマコトくんではなく、
マコトくんにトラブル解決を依頼する友人――
ゼロワンさんです。
シリーズ初期から登場しているゼロワンさんは、
或るファミレスに殆ど居住しているかのような
天才的手腕を持つハッカーであり、
マコトくんが頼みにする情報屋さんでもありますが。
今回は、役割が逆です。
ゼロワンさんの方が、
頼みたいことがある、と
マコトくんを呼び出しました。
そして、彼が言うには。
―― こんな夢を見た ――
「ふァいッ?」
「がるぅ??」
まるで漱石さんの『夢十夜』のように、
ゼロワンさんは自身が“視た”不思議な夢のあらましを語り、
マコトくんに問い掛けます。
この夢が解けるか?
いや、解いてくれ、マコト――
「ゆめェさがしィ??」
「ぐるがるるっ?」(←訳:怪談ですかっ?)
ええ、現代の怪談はどこにあるかと考えるとき、
それはインターネットの中にある、と
答える御方もいるでしょう。
その《夢》は、
ゼロワンさんがネットの海に幻視した暗い影絵なのか。
それとも、現実の出来事とリンクしているのか。
半信半疑のマコトさん、
軽い気持ちで調査にかかりますが……?
「ぜろわんおにいさんッ、いいあじィだしてまスゥ!」
「がるぐるがる!」(←訳:ある意味主役!)
ゼロワンさんと対を成す、
もうひとりの“脇役”さんも魅せてくれるこの一篇、
続編が読みたくなります。
ゼロワンさんの、次の“こんな夢”は、
いったいどんなものになることやら?
「つづきィ、まッてまスゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:怖くてワクワク!)
ミステリ好きさん、
怪談好きな御方も、
ぜひ、一読を♪
まけないィでッ、たいわんッ!」
「がるる!ぐるるがーる!」(←訳:虎です!台湾にエール!)
こんにちは、ネーさです。
多くの日本の人々が同じ思いを抱いていることでしょうが、
台湾の地震の報道に心が痛みます。
私たちにはどうしようもない天災による被害を
避ける術は、より軽減させる術はないものか……
悩みながらも、いえ、悩んでばかりじゃいけません。
生きるヒントを探すべく、
今日も読書タイム敢行です!
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 裏切りのホワイトカード ――
著者は石田衣良(いしだ・いら)さん、2017年9月に発行されました。
《池袋ウエストゲートパークⅩⅢ》とシリーズ巻名が付されています。
ⅩⅢ、ということは、
池袋のトラブルシューター・マコトくんの物語も
もう13冊目になったんですね。
「こんかいもォ、まことくんッ!」
「ぐるるーる!」(←訳:走りまーす!)
果物屋さんを営む逞しくも優しいお母さん、
親友・タカシくんとともに
マコトくんは戦います。
お店番さん兼雑誌のコラムニストとして、
そして何より世話好きなお人好しさんとして、
都市のダークサイドが生み出す数々のトラブルと。
「みすごせェませんッ!」
「がるるるるぐるるる!」(←訳:知らんぷり出来ない!)
この御本に収録されているのは、
『滝野川炎上ドライバー』
『上池袋ドラッグマザー』
『東池袋スピリチュアル』
『裏切りのホワイトカード』
の4編です。
おすすめは表題作品の『裏切りのホワイトカード』……
と言いたいところ、なんですけれども。
『東池袋スピリチュアル』!
私ネーさの推しは、↑こちらです!
「ふァ?? なぜッ?」
「ぐるるる~?」(←訳:どうして~?)
『東池袋スピリチュアル』で際立った存在感を放つのは、
主人公のマコトくんではなく、
マコトくんにトラブル解決を依頼する友人――
ゼロワンさんです。
シリーズ初期から登場しているゼロワンさんは、
或るファミレスに殆ど居住しているかのような
天才的手腕を持つハッカーであり、
マコトくんが頼みにする情報屋さんでもありますが。
今回は、役割が逆です。
ゼロワンさんの方が、
頼みたいことがある、と
マコトくんを呼び出しました。
そして、彼が言うには。
―― こんな夢を見た ――
「ふァいッ?」
「がるぅ??」
まるで漱石さんの『夢十夜』のように、
ゼロワンさんは自身が“視た”不思議な夢のあらましを語り、
マコトくんに問い掛けます。
この夢が解けるか?
いや、解いてくれ、マコト――
「ゆめェさがしィ??」
「ぐるがるるっ?」(←訳:怪談ですかっ?)
ええ、現代の怪談はどこにあるかと考えるとき、
それはインターネットの中にある、と
答える御方もいるでしょう。
その《夢》は、
ゼロワンさんがネットの海に幻視した暗い影絵なのか。
それとも、現実の出来事とリンクしているのか。
半信半疑のマコトさん、
軽い気持ちで調査にかかりますが……?
「ぜろわんおにいさんッ、いいあじィだしてまスゥ!」
「がるぐるがる!」(←訳:ある意味主役!)
ゼロワンさんと対を成す、
もうひとりの“脇役”さんも魅せてくれるこの一篇、
続編が読みたくなります。
ゼロワンさんの、次の“こんな夢”は、
いったいどんなものになることやら?
「つづきィ、まッてまスゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:怖くてワクワク!)
ミステリ好きさん、
怪談好きな御方も、
ぜひ、一読を♪