「こんにちわッ、テディちゃでッス!
しゅくじつゥ~でス!」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!建国記念の日~!)
こんにちは、ネーさです。
冬の嵐もひと休み?となった祝日の読書タイムは、
硬派でシリアス、
かつ面白さMAX!なノンフィクション作品を御紹介しますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~♪
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―― 我々はなぜ我々だけなのか ――
著者は川端裕人(かわばた・ひろと)さん、
監修は海部陽介(かいふ・ようすけ)さん、2017年12月に発行されました。
『アジアから消えた多様な《人類》たち』と副題が付されています。
《我々はどこから来たのか/我々は何者なのか/我々はどこへ行くのか》
といえば、
ゴーギャンさんの有名な作品の題名ですけれど、
この御本のテーマは美術ではありません。
「てーまはァ、じんるいィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:進化人類学!)
御本冒頭の『はじめに』で、
著者・川端さんはこう記しています。
1990年代から2000年代にかけて
人類の起源をめぐる大論争があって、
アフリカで生まれたホモ・サピエンスが全世界に広がったという
《アフリカ単一起源説》が
定説になった――
「ふむふむゥ、きいたことォありまスゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:人類の誕生!)
しかし。
学者さんたちの探究やチャレンジが
そこで終わってしまったわけではありません。
耳にした憶えがありますよね、
ジャワ原人、北京原人。
彼らはどうなってしまったのか、
いえ、今はどんな扱いを受けているのか?
そしてまた、
新たな発見が相次いでいます。
他ならぬ、ここアジアの地で。
「へェ~?」
「ぐるるがるるっ?」(←訳:どこでどこでっ?)
御本の本文は
第1章『人類進化を俯瞰する』
第2章『ジャワ原人をめぐる冒険』
第3章『ジャワ原人を科学する現場』
第4章『フローレス原人の衝撃』
第5章『ソア盆地での大発見』
第6章『台湾の海底から』
終章『我々はなぜ我々だけなのか』
の各章から構成されています。
読んでいて特に唸らされたのが
第4章でした。
インドネシアの、フローレス島。
リャン・プア洞窟。
そこで発見された人類化石は……
身長1メートルあまり。
「ふァ~…いちィめーとるゥ??」
「がるるるぅ?」(←訳:ホントにぃ?)
本当だったから
世界中の学者さんたちが仰天したんです。
見つかった化石は
1万8000年から3万8000年前のもの。
身長1メートル余で、小柄。
島という、特殊な環境も重要。
小柄であるがゆえに
《ホビット》と通称を奉られた、と聞けば、
『指輪物語』ッファンの方々は
ドキドキしちゃいますよね。
ホビットたちのような
“小さなひと”が本当に存在したのか?と。
「いたのッ??」
「ぐる!」(←訳:わお!)
《ホビット》ことフローレス原人の真の姿とは?
さらに、台湾で発見された原人とは?
なぜ、アジアで発見が続くのか?
かつて確かに存在していたはずの彼らは
どこへ行ってしまったのか。
なぜ、ここには“我々”しかいないのか――
現在進行形の《進化の謎》に迫るノンフィクション作品は、
理系さんにも文系さんにもおすすめです。
《ヒト》の来た道に思い馳せつつ、
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♪
しゅくじつゥ~でス!」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!建国記念の日~!)
こんにちは、ネーさです。
冬の嵐もひと休み?となった祝日の読書タイムは、
硬派でシリアス、
かつ面白さMAX!なノンフィクション作品を御紹介しますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 我々はなぜ我々だけなのか ――
著者は川端裕人(かわばた・ひろと)さん、
監修は海部陽介(かいふ・ようすけ)さん、2017年12月に発行されました。
『アジアから消えた多様な《人類》たち』と副題が付されています。
《我々はどこから来たのか/我々は何者なのか/我々はどこへ行くのか》
といえば、
ゴーギャンさんの有名な作品の題名ですけれど、
この御本のテーマは美術ではありません。
「てーまはァ、じんるいィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:進化人類学!)
御本冒頭の『はじめに』で、
著者・川端さんはこう記しています。
1990年代から2000年代にかけて
人類の起源をめぐる大論争があって、
アフリカで生まれたホモ・サピエンスが全世界に広がったという
《アフリカ単一起源説》が
定説になった――
「ふむふむゥ、きいたことォありまスゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:人類の誕生!)
しかし。
学者さんたちの探究やチャレンジが
そこで終わってしまったわけではありません。
耳にした憶えがありますよね、
ジャワ原人、北京原人。
彼らはどうなってしまったのか、
いえ、今はどんな扱いを受けているのか?
そしてまた、
新たな発見が相次いでいます。
他ならぬ、ここアジアの地で。
「へェ~?」
「ぐるるがるるっ?」(←訳:どこでどこでっ?)
御本の本文は
第1章『人類進化を俯瞰する』
第2章『ジャワ原人をめぐる冒険』
第3章『ジャワ原人を科学する現場』
第4章『フローレス原人の衝撃』
第5章『ソア盆地での大発見』
第6章『台湾の海底から』
終章『我々はなぜ我々だけなのか』
の各章から構成されています。
読んでいて特に唸らされたのが
第4章でした。
インドネシアの、フローレス島。
リャン・プア洞窟。
そこで発見された人類化石は……
身長1メートルあまり。
「ふァ~…いちィめーとるゥ??」
「がるるるぅ?」(←訳:ホントにぃ?)
本当だったから
世界中の学者さんたちが仰天したんです。
見つかった化石は
1万8000年から3万8000年前のもの。
身長1メートル余で、小柄。
島という、特殊な環境も重要。
小柄であるがゆえに
《ホビット》と通称を奉られた、と聞けば、
『指輪物語』ッファンの方々は
ドキドキしちゃいますよね。
ホビットたちのような
“小さなひと”が本当に存在したのか?と。
「いたのッ??」
「ぐる!」(←訳:わお!)
《ホビット》ことフローレス原人の真の姿とは?
さらに、台湾で発見された原人とは?
なぜ、アジアで発見が続くのか?
かつて確かに存在していたはずの彼らは
どこへ行ってしまったのか。
なぜ、ここには“我々”しかいないのか――
現在進行形の《進化の謎》に迫るノンフィクション作品は、
理系さんにも文系さんにもおすすめです。
《ヒト》の来た道に思い馳せつつ、
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♪