「こんにちわッ、テディちゃでス!
もうすぐゥ、ぱらりんぴッくゥ~??」
「がるる!ぐっるるがるるる!」(←訳:虎です!じっくり見たいよ!)
こんにちは、ネーさです。
パラリンピックっていつから始まるの?
どんな種目があるの?
競技の日程は?と、またワクワクしながらも、
聖火台に火が点るまでの間には、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのエッセイ作品を、どうぞ~♪
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―― チェコの十二ヵ月 ――
著者は出久根育(でくね・いく)さん、2017年12月に発行されました。
『――おとぎの国に暮らす――』と副題が付されています。
「ふァ? これはァ、えッせいィ~でスかッ??」
「ぐるがぅるるる?」(←訳:絵本じゃなくて?)
そうなのよね、
御本の表紙画の、
なんとすばらしく美しいこと!
欧州の昔話をテーマにした絵本かしら?民話かな?
と、思ってしまいそうになりますが、
内容は。
『あめふらし』『マーシャと白い鳥』他の絵本作品で人気の
著者・出久根さん。
出久根さんがお住まいにしているのは、
日本から遠く離れたチェコのプラハ――
ですので、この御本は本当に
“おとぎの国”チェコでの出久根さんの暮らしを綴った
エッセイ作品なんですね。
「えッとォ~、ちぇことォいえばァ~…?」
「がるっ!」(←訳:変身っ!)
活字マニアさんにとっては、
フランツ・カフカさんの、
ミラン・クンデラさんの、
カレル・チャペックさんの国であるチェコ共和国。
そのチェコへ移住した出久根さん、
日本の編集者さんと
メールで仕事のやり取りをしながら、
近況報告を兼ねて
身近な出来事を報せているうち、
毎月きちんと書いてみたら?と
勧められたのだそうです。
そうして始まった理論社さんHPでの連載
『プラハお散歩便り』をもとに、
このエッセイ作品が完成しました。
「ちぇこのォ、はるゥ~♪」
「ぐるるるがる!」(←訳:復活祭が来た!)
欧州大陸の、内陸部にあるチェコの、春。
ライラックが咲き、
おや? 太陽の位置が高くなったと気付けば、もう真夏?
けれど、8月も半ばを過ぎれば、
秋風混じりの残暑。
10月になったら突然の雪!
厳しい冬はもうすぐそこ……と、
日本とは異なる四季がめぐる国。
出久根さんはチェコの風物詩やイベントなどを
丁寧に、愛情をこめて活写してゆきますが、
“おとぎの国”というだけあって、
これはフィクションなのだろうかと
思わせられる場面も少なくありません。
そのひとつが、
『銀河鉄道のネトリツェ』
(本文28ページ)。
「ぎんがァてつどうゥ?!?」
「がぅるる??」(←訳:チェコに??)
チェコの森に、
或る夜、銀河鉄道が降りてくる。
午後8時、
小さな無人駅に人々が集えば、
駅にやって来たのは――
それはいったいどういうことなのか、
お教えしたいのはヤマヤマなれど、
ここはどうか、
皆さま御自身の眼で
出久根さんの文章と画を味わい、
脳裏に想い描いてみてください。
「ぞくぞくゥ~しまスゥ!」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:ホントに夢みたいな!)
絵本好きな方々に、
チェコの映画や小説が大好きな方々にも
心からおすすめしたいエッセイ(画文集?)作品、
ぜひ、一読を♪
もうすぐゥ、ぱらりんぴッくゥ~??」
「がるる!ぐっるるがるるる!」(←訳:虎です!じっくり見たいよ!)
こんにちは、ネーさです。
パラリンピックっていつから始まるの?
どんな種目があるの?
競技の日程は?と、またワクワクしながらも、
聖火台に火が点るまでの間には、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのエッセイ作品を、どうぞ~♪

―― チェコの十二ヵ月 ――
著者は出久根育(でくね・いく)さん、2017年12月に発行されました。
『――おとぎの国に暮らす――』と副題が付されています。
「ふァ? これはァ、えッせいィ~でスかッ??」
「ぐるがぅるるる?」(←訳:絵本じゃなくて?)
そうなのよね、
御本の表紙画の、
なんとすばらしく美しいこと!
欧州の昔話をテーマにした絵本かしら?民話かな?
と、思ってしまいそうになりますが、
内容は。
『あめふらし』『マーシャと白い鳥』他の絵本作品で人気の
著者・出久根さん。
出久根さんがお住まいにしているのは、
日本から遠く離れたチェコのプラハ――
ですので、この御本は本当に
“おとぎの国”チェコでの出久根さんの暮らしを綴った
エッセイ作品なんですね。
「えッとォ~、ちぇことォいえばァ~…?」
「がるっ!」(←訳:変身っ!)
活字マニアさんにとっては、
フランツ・カフカさんの、
ミラン・クンデラさんの、
カレル・チャペックさんの国であるチェコ共和国。
そのチェコへ移住した出久根さん、
日本の編集者さんと
メールで仕事のやり取りをしながら、
近況報告を兼ねて
身近な出来事を報せているうち、
毎月きちんと書いてみたら?と
勧められたのだそうです。
そうして始まった理論社さんHPでの連載
『プラハお散歩便り』をもとに、
このエッセイ作品が完成しました。
「ちぇこのォ、はるゥ~♪」
「ぐるるるがる!」(←訳:復活祭が来た!)
欧州大陸の、内陸部にあるチェコの、春。
ライラックが咲き、
おや? 太陽の位置が高くなったと気付けば、もう真夏?
けれど、8月も半ばを過ぎれば、
秋風混じりの残暑。
10月になったら突然の雪!
厳しい冬はもうすぐそこ……と、
日本とは異なる四季がめぐる国。
出久根さんはチェコの風物詩やイベントなどを
丁寧に、愛情をこめて活写してゆきますが、
“おとぎの国”というだけあって、
これはフィクションなのだろうかと
思わせられる場面も少なくありません。
そのひとつが、
『銀河鉄道のネトリツェ』
(本文28ページ)。
「ぎんがァてつどうゥ?!?」
「がぅるる??」(←訳:チェコに??)
チェコの森に、
或る夜、銀河鉄道が降りてくる。
午後8時、
小さな無人駅に人々が集えば、
駅にやって来たのは――
それはいったいどういうことなのか、
お教えしたいのはヤマヤマなれど、
ここはどうか、
皆さま御自身の眼で
出久根さんの文章と画を味わい、
脳裏に想い描いてみてください。
「ぞくぞくゥ~しまスゥ!」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:ホントに夢みたいな!)
絵本好きな方々に、
チェコの映画や小説が大好きな方々にも
心からおすすめしたいエッセイ(画文集?)作品、
ぜひ、一読を♪