「こんにちわッ、テディちゃでッス!
ふァ~、おりんぴッくゥ?」
「がるる!ぐるがるるー!」(←訳:虎です!応援するよー!)
こんにちは、ネーさです。
いよいよ始まった冬季オリンピック、
日本の選手さんはもちろんのこと、
いまだ余震が続いているという台湾の選手さんたちに
全力で声援を送りたい!
いえ、全選手さんがケガなく実力を発揮できるよう祈りながら、
さあ、文科系で運動オンチな私ネーさ、
読書タイムをガンバります♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 歴史をつくった洋菓子たち ――
著者は長尾健二(ながお・けんじ)さん、2017年12月に発行されました。
『キリスト教、シェイクスピアからナポレオンまで』と副題が付されています。
「もうすぐゥ~ばれんたいんでいィ~♪♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:お菓子LOVE!)
2月14日のバレンタインデー直近の週末ですから、
チョコレートショップさんはもとより、
洋菓子屋さん、和菓子屋さんでも
チョコレートを使ったお菓子やケーキがショーケースを彩り、
私たちのような甘いモノ好きを苦しめます。
ああ、全部欲しい。全部食べたい。
「それはァ、ちょッとォ~…」
「がる~!」(←訳:無理~!)
かくも私たちを魅了する“美味しいもの”。
当然のことではありましょうが、
先人さんたちもまた、
甘く美味しいお菓子の虜(とりこ)となり、
新たなお菓子の開発にいそしんできました。
30年に渡って
(社)日本洋菓子協会連合会にて
洋菓子専門月刊誌『ガトー(GATEAUX)』の編集に携わったという
著者・長尾さんも
いうなれば《お菓子の世界のひと》です。
ただ、長尾さんの好奇心を掴んだのは、
お菓子の“歴史”だったのですけれどね。
「おかしィにもォ、れきしィ、ありッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:伝説もだよ!)
フランス料理やイタリア料理の世界に
巨匠を讃えられる料理人さんがいるのと同様、
洋菓子の分野にも偉大なシェフが存在します。
パティシエの王様と呼ぶべき
アントナン・カレームさん。
フィユタージュ生地の発明者とされる
クロード・ジュレさん。
そして、
シェフさんたちが発明したお菓子を
世に広めていったのは、
権力者たちや貴族たち、
詩人さんや作家さん、
街頭の売り子さんたち――
「しょうせつかァさんとォ、おかしィ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:相性いいんです!)
プルーストさんのマドレーヌについては
あらためて申すまでもありませんが。
副題からもお分かりのように、
シェイクスピアさんも作品のあちこちに
ショートケーキ(注・日本のショートケーキとは別物です)、
ビスケットなどの言葉をちりばめ。
エドモン・ロスタンさんは
『シラノ・ド・ベルジュラック』の中で
ブリオシュ、パン・デピス、アンゼリカ、クリーム、と
お菓子用語を連呼する。
どうもね、大作家さんほど
甘いものがお好きみたいですわね。
「ずのうゥろうどうゥにはァ、ひつうようゥでス♪」
「ぐるるる!」(←訳:お菓子が!)
お菓子が生まれてきた経緯を探る
歴史ノンフィクションであり、
お菓子の生みの親さんと
お菓子を愛好する文化人さんについての
評伝でもあるこの御本、
中世~近代の欧州史に興味をお持ちの活字マニアさんにも
おすすめです。
お菓子好きさんは、ぜひ、一読を♪
ふァ~、おりんぴッくゥ?」
「がるる!ぐるがるるー!」(←訳:虎です!応援するよー!)
こんにちは、ネーさです。
いよいよ始まった冬季オリンピック、
日本の選手さんはもちろんのこと、
いまだ余震が続いているという台湾の選手さんたちに
全力で声援を送りたい!
いえ、全選手さんがケガなく実力を発揮できるよう祈りながら、
さあ、文科系で運動オンチな私ネーさ、
読書タイムをガンバります♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 歴史をつくった洋菓子たち ――
著者は長尾健二(ながお・けんじ)さん、2017年12月に発行されました。
『キリスト教、シェイクスピアからナポレオンまで』と副題が付されています。
「もうすぐゥ~ばれんたいんでいィ~♪♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:お菓子LOVE!)
2月14日のバレンタインデー直近の週末ですから、
チョコレートショップさんはもとより、
洋菓子屋さん、和菓子屋さんでも
チョコレートを使ったお菓子やケーキがショーケースを彩り、
私たちのような甘いモノ好きを苦しめます。
ああ、全部欲しい。全部食べたい。
「それはァ、ちょッとォ~…」
「がる~!」(←訳:無理~!)
かくも私たちを魅了する“美味しいもの”。
当然のことではありましょうが、
先人さんたちもまた、
甘く美味しいお菓子の虜(とりこ)となり、
新たなお菓子の開発にいそしんできました。
30年に渡って
(社)日本洋菓子協会連合会にて
洋菓子専門月刊誌『ガトー(GATEAUX)』の編集に携わったという
著者・長尾さんも
いうなれば《お菓子の世界のひと》です。
ただ、長尾さんの好奇心を掴んだのは、
お菓子の“歴史”だったのですけれどね。
「おかしィにもォ、れきしィ、ありッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:伝説もだよ!)
フランス料理やイタリア料理の世界に
巨匠を讃えられる料理人さんがいるのと同様、
洋菓子の分野にも偉大なシェフが存在します。
パティシエの王様と呼ぶべき
アントナン・カレームさん。
フィユタージュ生地の発明者とされる
クロード・ジュレさん。
そして、
シェフさんたちが発明したお菓子を
世に広めていったのは、
権力者たちや貴族たち、
詩人さんや作家さん、
街頭の売り子さんたち――
「しょうせつかァさんとォ、おかしィ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:相性いいんです!)
プルーストさんのマドレーヌについては
あらためて申すまでもありませんが。
副題からもお分かりのように、
シェイクスピアさんも作品のあちこちに
ショートケーキ(注・日本のショートケーキとは別物です)、
ビスケットなどの言葉をちりばめ。
エドモン・ロスタンさんは
『シラノ・ド・ベルジュラック』の中で
ブリオシュ、パン・デピス、アンゼリカ、クリーム、と
お菓子用語を連呼する。
どうもね、大作家さんほど
甘いものがお好きみたいですわね。
「ずのうゥろうどうゥにはァ、ひつうようゥでス♪」
「ぐるるる!」(←訳:お菓子が!)
お菓子が生まれてきた経緯を探る
歴史ノンフィクションであり、
お菓子の生みの親さんと
お菓子を愛好する文化人さんについての
評伝でもあるこの御本、
中世~近代の欧州史に興味をお持ちの活字マニアさんにも
おすすめです。
お菓子好きさんは、ぜひ、一読を♪