テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

お江戸の《リアル》って?

2018-03-10 22:08:31 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わおゥ! でぱちかァ、おおにぎわいィ~でス!」
「がるる!ぐるるるるーがるる!」(←訳:虎です!ホワイトデーだもん!)

 こんにちは、ネーさです。
 ホワイトデー間近の週末はお菓子の売行きが好調そうですね。
 春らしいパッケージの可愛らしさに見惚れながら、
 さあ、本日は読書をサボり、
 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  



         ―― リアル 最大の奇抜 ――



 東京府中市の府中市美術館にて、
 会期は3月10日~5月6日(月曜休館、ただし4/30は開館)、
 『Real:The Greatest Eccentricity』と英語題名が、
 『未知の領域に挑む江戸絵画のリアル』と日本語副題が付されています。

「りあるッてェ~…?」
「ぐるる??」(←訳:これが??)

  

 《リアル》――

 といっても、この展覧会でテーマとなっているリアルは、
 リアリズムとは似て異なるものです。

 西洋の画家さんではなく、
 江戸時代の日本の画家さんが
 《リアル》を追い求めたら、
 そこにはいったいどんな“画”が誕生するのか?

「うゥ~むゥ? なにやらァふしぎなァ??」
「がるる!」(←訳:線と形!)

  

 西洋のリアルと
 江戸のリアルを隔てるものは、
 伝統的な日本絵画の基礎理論なのか、
 或いは画材の違いなのか……?

  

 江戸中期を、いえ、
 日本を代表する大画家・円山応挙さんは、
 《リアル》の画家さんでした。

 応挙さんに影響されて、
 或いは画家さんたちそれぞれが独自に研究と工夫を重ね、
 江戸中期以降の日本画は
 大きく変化してゆきます。

「むろまちじだいィとはァ~」
「ぐるるがる?」(←訳:まるで別物?)

  

 観方によっては、
 彼らは先達たちが築いた《美》を否定する
 クラッシャー(壊し屋)でもありましょうか。

 応挙さんや司馬江漢さんの作品多数が出展されるこの企画展は
 前期3月10日~4月8日、
 後期4月10日~5月6日で
 大幅な展示替えが行われる予定です。
 
 また、スライドレクチャー(毎週日曜日)、
 子ども向けイベントや講座など、
 イベントも開催されますので、
 お出掛け前には美術館HPをチェックしてくださいな。

「あーとなァおさんぽッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:楽しんできてね!)

 府中市美術館は、
 広大な『都立府中の森公園』の中にあります。
 春のお散歩を兼ねて、ぜひ♪
 



   ではここで、美味しいオマケ画像も!
   
   八王子の『菓子工房ヴェールの丘』さんの
   《マカロン》は……
   「ほわゥ!おいしィ~♪」
   「ぐるるるがる!」(←訳:予想外の美味!)
   特筆すべきは
   《パッション&レモン》のマカロンです。
   パッションフルーツとレモン……?
   酸っぱそうなネーミングだなぁ?と不安を覚えましたが、
   これは!
   柚子をマーマレードにしたような
   爽やかな甘さ!
   もうドーンとお気に入り登録です!
   「かんげきィ!」
   「がるるるー!」(←訳:おかわりー!)
   嬉しいおやつタイムに元気を貰って、
   皆さま、どうか、穏やかな休日を♪

   
   
      
コメント
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