「こんにちわッ、テディちゃでス!
さいくるすぽーつもォ、はるゥなのでス!」
「がるる!ぐーるるーるがるるる!」(←訳:虎です!ロードレース本格始動!)
こんにちは、ネーさです。
イタリアに春を告げる自転車競技のクラシックレース
《ミラノ~サンレモ》が3月17日に開催されました。
優勝したのはイタリア人選手の
ヴィンチェンツォ・ニーバリさん!
おめでとう!の拍手をイタリアに送りながら、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/dd/e42f6c447c8176d29c3f4b8748c4876e.jpg)
―― わが兄 チェーホフ ――
著者はミハイル・チェーホフさん、
原著は1933年に、画像の日本語版は2018年2月に発行されました。
ロシア語の原題は『チェーホフの周辺』という意味だそうですが、
この『わが兄』のチェーホフさんとは――
「もちろんッ、きッとォ!」
「がるぐる!」(←訳:あの御方!)
そう、劇作家にして小説家、
アントーン・パーヴラヴィチ・チェーホフさん、
英語読みだとアントン・パヴロヴィッチ・チェーホフさん。
ロシアを代表する文学者さんですね。
「かもめェ!」
「ぐるる!」(←訳:桜の園!)
かつて演劇部に所属した方々、
いま演劇部でがんばっている方々は
アントン・チェーホフさんの作品に
特別な思い入れをお持ちのことでしょう。
そしてここにも、
アントンさんを慕い、偲んでやまぬ
“ひとり”がいます。
アントンさんの弟、ミハイルさん!
「なかよしィ~きょうだいッ!」
「がるるぐるるるるぅ~」(←訳:大家族なんだよねぇ~)
ええ、アントン・チェーホフさんは
7人きょうだいの3番目に生まれたので、
兄がふたり、
弟がふたりで妹がふたり。
そこに父パーヴェルさんと母エヴゲーニアさん、
伯母さん、叔父さんとも親しくしていて……と
チェーホフ家は
現代日本の少人数家族スタイルとは大違いの
ワイワイがやがや大家族だったんですね。
そんな大人数がやがや家族の中、
兄アントンさんと
弟ミハイルさんの間には“特別な思い”が
通っていたのかもしれません。
「おにいちゃんのォ、あとをォおうようにィ~」
「ぐるるがる!」(←訳:文学の道へ!)
ミハイルさん(愛称はミーシャさん♪)は、
兄の代役として或る家へ出向いたことをきっかけに
外国語の勉強を始め、
英語、フランス語、イタリア語をマスターし、
翻訳家になり、
やがては児童文学や、
兄アントンさんの生涯を綴った伝記作品も著すようになります。
その顛末を描いた、
本文の211ページ付近を読むと、
これはもしや、
アントンおにいちゃんの作戦だったんじゃないかしら♪
なんて想像したくなりますが。
「ぷふふッ♪」
「がるるっ♪」
微笑ましいエピソードもあれば、
悲しい出来事もあります。
父の破産。
兄ニコライさんの急逝。
劇作家としての足場を固めたぞ!というときに、
アントンさんの身にも病魔が……。
「おにィちゃんッ!」
「ぐるるぅる!」(←訳:お兄ちゃん!)
アントン・チェーホフさん(1860~1904)。
ミハイル・チェーホフさん(1865~1936)。
“ふたり”のチェーホフさんのものがたりを、
皆さまも、ぜひ。
さいくるすぽーつもォ、はるゥなのでス!」
「がるる!ぐーるるーるがるるる!」(←訳:虎です!ロードレース本格始動!)
こんにちは、ネーさです。
イタリアに春を告げる自転車競技のクラシックレース
《ミラノ~サンレモ》が3月17日に開催されました。
優勝したのはイタリア人選手の
ヴィンチェンツォ・ニーバリさん!
おめでとう!の拍手をイタリアに送りながら、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/dd/e42f6c447c8176d29c3f4b8748c4876e.jpg)
―― わが兄 チェーホフ ――
著者はミハイル・チェーホフさん、
原著は1933年に、画像の日本語版は2018年2月に発行されました。
ロシア語の原題は『チェーホフの周辺』という意味だそうですが、
この『わが兄』のチェーホフさんとは――
「もちろんッ、きッとォ!」
「がるぐる!」(←訳:あの御方!)
そう、劇作家にして小説家、
アントーン・パーヴラヴィチ・チェーホフさん、
英語読みだとアントン・パヴロヴィッチ・チェーホフさん。
ロシアを代表する文学者さんですね。
「かもめェ!」
「ぐるる!」(←訳:桜の園!)
かつて演劇部に所属した方々、
いま演劇部でがんばっている方々は
アントン・チェーホフさんの作品に
特別な思い入れをお持ちのことでしょう。
そしてここにも、
アントンさんを慕い、偲んでやまぬ
“ひとり”がいます。
アントンさんの弟、ミハイルさん!
「なかよしィ~きょうだいッ!」
「がるるぐるるるるぅ~」(←訳:大家族なんだよねぇ~)
ええ、アントン・チェーホフさんは
7人きょうだいの3番目に生まれたので、
兄がふたり、
弟がふたりで妹がふたり。
そこに父パーヴェルさんと母エヴゲーニアさん、
伯母さん、叔父さんとも親しくしていて……と
チェーホフ家は
現代日本の少人数家族スタイルとは大違いの
ワイワイがやがや大家族だったんですね。
そんな大人数がやがや家族の中、
兄アントンさんと
弟ミハイルさんの間には“特別な思い”が
通っていたのかもしれません。
「おにいちゃんのォ、あとをォおうようにィ~」
「ぐるるがる!」(←訳:文学の道へ!)
ミハイルさん(愛称はミーシャさん♪)は、
兄の代役として或る家へ出向いたことをきっかけに
外国語の勉強を始め、
英語、フランス語、イタリア語をマスターし、
翻訳家になり、
やがては児童文学や、
兄アントンさんの生涯を綴った伝記作品も著すようになります。
その顛末を描いた、
本文の211ページ付近を読むと、
これはもしや、
アントンおにいちゃんの作戦だったんじゃないかしら♪
なんて想像したくなりますが。
「ぷふふッ♪」
「がるるっ♪」
微笑ましいエピソードもあれば、
悲しい出来事もあります。
父の破産。
兄ニコライさんの急逝。
劇作家としての足場を固めたぞ!というときに、
アントンさんの身にも病魔が……。
「おにィちゃんッ!」
「ぐるるぅる!」(←訳:お兄ちゃん!)
アントン・チェーホフさん(1860~1904)。
ミハイル・チェーホフさん(1865~1936)。
“ふたり”のチェーホフさんのものがたりを、
皆さまも、ぜひ。