「こんにちわッ、テディちゃでス!
ざきとわちゃんッ、げんきをォだしてッ!」
「がるる!ぐっるがるるぐるる!」(←訳:虎です!きっと願いは叶うよ!)
こんにちは、ネーさです。
練習に練習を重ねてキンメダルを獲った少女に贈られたのは、
待望の秋田犬……ではなくて高級車??
免許も持ってない女の子にクルマ渡してどーすんのよ!
パピーをあげなさいよ大人たち、パピーを!と
私ネーさ、TVニュースを見て憤ってしまいました。
近日中に少女と秋田犬パピーが出会えることを熱望しながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 昭和と師弟愛 ――
著者は小松政夫(こまつ・まさお)さん、2017年9月に発行されました。
『植木等と歩いた43年』と副題が付されたこの御本もまた、
或る“出会い”の物語と申せましょうか。
「しょうわのォ、えんためッ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:大御所さんだ!)
著者・小松さんは、もちろん、
誰もが認める大スター!さんなのですが、
その小松さんが、
まるでオーラを放っているような
表情も落ち着いた大人の男性
顔立ちは想像以上にハンサム
ダンディで、おしゃれ
と激賞する“先輩”さんがおりました。
「べたほめェでスねッ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:ベタ惚れなんだよ!)
そう、小松さんが敬愛してやまない、
その人こそが植木等さん。
映画にTV、舞台、
クレージーキャッツの一員として地方公演もする、
日本で最も忙しい売れっ子さんで人気者!
……でも、売れっ子/人気者であったために
植木さんのスケジュールは
信じられないほどハードでした。
徹夜はザラで、
一週間の睡眠時間が10時間にも満たない、なんてことは
珍しくもありません。
「わうゥッ! たいへんッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:植木さんが!)
ハードスケジュールがたたり、
植木さん、とうとう映画の撮影中に倒れてしまったのです。
それまでは風邪も引かず、
お腹を壊さず、という丈夫な御方が、入院……
そうとなって、
植木さんの御家族か、
周囲のどなたかが事態を憂いたのでしょうか、
芸能週刊誌に小さな広告が掲載されます。
《植木等の付き人兼運転手募集。
やる気があるなら、めんどうみるョ~~》
「ひゃわわゥ!」
「がるっ!」
この小さな広告が、
ひとりの青年の運命を決しました。
御本人いわく――
《これだ!
見渡す限りの大草原で、
たった一本だけある四葉のクローバーが
ピッと立っているのを発見した気分》。
そして、青年は見事にクローバーを掴み取り、
夢に見ていた世界へ一歩を踏み入れます。
“親父さん”こと植木等さんにぴたりとひっついて、
芸能の世界へ。
「めがァ、くらみそうゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:キラキラだよ!)
広告が出たのが昭和38年の年末、
小松さんがめでたく付き人にに採用されたのは
昭和39年の1月1日――
東京オリンピックの開催に沸く1964年のことでした。
以来、ともに歩み、
付き従い、
背を押され、
拍手あり、涙ありの半生記を
小松さんは物語ります。
師・植木さんの背を仰ぎつつ。
「あたたかなァ~せなかッ!」
「がるぐる!」(←訳:広い背中!)
御自身の半生記も絡めての
エンタなノンフィクション、
近代史好きな活字マニアさん、
映画好きな御方にもおすすめですよ。
クレージーキャッツ大好き!な方々も、
ぜひ、一読を~♪
ざきとわちゃんッ、げんきをォだしてッ!」
「がるる!ぐっるがるるぐるる!」(←訳:虎です!きっと願いは叶うよ!)
こんにちは、ネーさです。
練習に練習を重ねてキンメダルを獲った少女に贈られたのは、
待望の秋田犬……ではなくて高級車??
免許も持ってない女の子にクルマ渡してどーすんのよ!
パピーをあげなさいよ大人たち、パピーを!と
私ネーさ、TVニュースを見て憤ってしまいました。
近日中に少女と秋田犬パピーが出会えることを熱望しながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 昭和と師弟愛 ――
著者は小松政夫(こまつ・まさお)さん、2017年9月に発行されました。
『植木等と歩いた43年』と副題が付されたこの御本もまた、
或る“出会い”の物語と申せましょうか。
「しょうわのォ、えんためッ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:大御所さんだ!)
著者・小松さんは、もちろん、
誰もが認める大スター!さんなのですが、
その小松さんが、
まるでオーラを放っているような
表情も落ち着いた大人の男性
顔立ちは想像以上にハンサム
ダンディで、おしゃれ
と激賞する“先輩”さんがおりました。
「べたほめェでスねッ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:ベタ惚れなんだよ!)
そう、小松さんが敬愛してやまない、
その人こそが植木等さん。
映画にTV、舞台、
クレージーキャッツの一員として地方公演もする、
日本で最も忙しい売れっ子さんで人気者!
……でも、売れっ子/人気者であったために
植木さんのスケジュールは
信じられないほどハードでした。
徹夜はザラで、
一週間の睡眠時間が10時間にも満たない、なんてことは
珍しくもありません。
「わうゥッ! たいへんッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:植木さんが!)
ハードスケジュールがたたり、
植木さん、とうとう映画の撮影中に倒れてしまったのです。
それまでは風邪も引かず、
お腹を壊さず、という丈夫な御方が、入院……
そうとなって、
植木さんの御家族か、
周囲のどなたかが事態を憂いたのでしょうか、
芸能週刊誌に小さな広告が掲載されます。
《植木等の付き人兼運転手募集。
やる気があるなら、めんどうみるョ~~》
「ひゃわわゥ!」
「がるっ!」
この小さな広告が、
ひとりの青年の運命を決しました。
御本人いわく――
《これだ!
見渡す限りの大草原で、
たった一本だけある四葉のクローバーが
ピッと立っているのを発見した気分》。
そして、青年は見事にクローバーを掴み取り、
夢に見ていた世界へ一歩を踏み入れます。
“親父さん”こと植木等さんにぴたりとひっついて、
芸能の世界へ。
「めがァ、くらみそうゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:キラキラだよ!)
広告が出たのが昭和38年の年末、
小松さんがめでたく付き人にに採用されたのは
昭和39年の1月1日――
東京オリンピックの開催に沸く1964年のことでした。
以来、ともに歩み、
付き従い、
背を押され、
拍手あり、涙ありの半生記を
小松さんは物語ります。
師・植木さんの背を仰ぎつつ。
「あたたかなァ~せなかッ!」
「がるぐる!」(←訳:広い背中!)
御自身の半生記も絡めての
エンタなノンフィクション、
近代史好きな活字マニアさん、
映画好きな御方にもおすすめですよ。
クレージーキャッツ大好き!な方々も、
ぜひ、一読を~♪