「こんにちわッ、テディちゃでス!
♪るるゥ~♪なつゥがァきたァ~♪」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!立夏だよ!)
こんにちは、、ネーさです。
今日5月5日は、こどもの日であり、
立夏でもありますね。
夏物の衣料をあっちから引っ張り出し、
こっちから掘り起こしながら、
はい、その合間には読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫
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―― シトロン坂を登ったら ――
著者は白鷺あおい さん、2020年2月に発行されました。
『大正浪漫 横濱魔女学校1』と副題……というか、
シリーズ名が付されています。
「ふァ? まじょッ??」
「ぐるっるがる?」(←訳:魔女ってあの?)
世界的なベストセラーとなった
《ハリー・ポッター》シリーズのおかげで、
多くの少年少女の憧れのまととなったのは、
強大な魔法を揮う魔法使いたちよりも、
“魔法学校”であった、と言えましょうか。
自分と同じ魔法の才能を持つ者たちと、
ともに魔法を習い、
呪文や魔法の歴史を学び、
箒に乗って速さを競い合い、
ときに扱い難いドラゴンの世話をする羽目になったり、
可愛いフクロウが寮に手紙を届けてくれたり。
この物語で描かれる《魔女学校》も、、
魔法の技術を教えてくれる学校なのですが、
えーと、その、まあやはり、
魔女学校だぞ!と、
門に掲げる訳にはゆかなくて。
「かんばんにはァ~…」
「がるるぐる!」(←訳:仏語の学校!)
横濱女子仏語塾。
というのが、
物語の語り手である
花見堂小春(はなみどう・こはる)さんが通う
《魔女学校》の表看板です。
西洋世界で謂う“魔女“――
『マクベス』に出てくるような怖~い魔女と違って、
小春さんと同級生さんたちは、
横浜の山手にある小さな女学校で、
フランス語や薬草学、
水晶玉の透視、カード占い、
ダンス、そして飛行術と、
明るく品行方正な学生生活を送っています。
「そこへェ、しのびィよるゥ~…」
「ぐるるるる!」(←訳:四つ足の影!)
化け猫、横濱に出没。
いえ、調べてみると、
それは猫ではなくて……豹?
「ひょうゥ?!?」
「がるぐるる?」(←訳:豹が日本に?)
いくらなんでも、動植物の輸出入に
頓着しなかった大正時代とはいえ、
横浜の街路を大型肉食獣が
のこのこ歩いているとは思えません。
この不自然な出来事が示すものは?
化け猫ならぬ化け豹は実在するのか?
小春さんと仲間たちは、
調査に取り掛かるものの、
豹なんて、図鑑でしか見たことがないし……?
「どうやッてェ、さがそうゥ??」
「ぐるるるるるがるるる?」(←訳:どこらへんにいるかな?)
“読む楽しさ”を奪ってしまいたくないので、
ストーリーの詳細について
これ以上は記せませんが、
海老茶の袴、
結った髪にはリボン、
足元は洋風の編み上げ靴の女学生さんたちが
大いに活躍する物語は、
ファンタジー好きな方々、
ミステリ好きな活字マニアさんにもおすすめです。
三部作の第一作にあたるこの御本から、
はたして第二作は
どんな展開に?
次巻を心待ちにしつつ、
まずは、この『シトロン坂を登ったら』を、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
♪るるゥ~♪なつゥがァきたァ~♪」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!立夏だよ!)
こんにちは、、ネーさです。
今日5月5日は、こどもの日であり、
立夏でもありますね。
夏物の衣料をあっちから引っ張り出し、
こっちから掘り起こしながら、
はい、その合間には読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― シトロン坂を登ったら ――
著者は白鷺あおい さん、2020年2月に発行されました。
『大正浪漫 横濱魔女学校1』と副題……というか、
シリーズ名が付されています。
「ふァ? まじょッ??」
「ぐるっるがる?」(←訳:魔女ってあの?)
世界的なベストセラーとなった
《ハリー・ポッター》シリーズのおかげで、
多くの少年少女の憧れのまととなったのは、
強大な魔法を揮う魔法使いたちよりも、
“魔法学校”であった、と言えましょうか。
自分と同じ魔法の才能を持つ者たちと、
ともに魔法を習い、
呪文や魔法の歴史を学び、
箒に乗って速さを競い合い、
ときに扱い難いドラゴンの世話をする羽目になったり、
可愛いフクロウが寮に手紙を届けてくれたり。
この物語で描かれる《魔女学校》も、、
魔法の技術を教えてくれる学校なのですが、
えーと、その、まあやはり、
魔女学校だぞ!と、
門に掲げる訳にはゆかなくて。
「かんばんにはァ~…」
「がるるぐる!」(←訳:仏語の学校!)
横濱女子仏語塾。
というのが、
物語の語り手である
花見堂小春(はなみどう・こはる)さんが通う
《魔女学校》の表看板です。
西洋世界で謂う“魔女“――
『マクベス』に出てくるような怖~い魔女と違って、
小春さんと同級生さんたちは、
横浜の山手にある小さな女学校で、
フランス語や薬草学、
水晶玉の透視、カード占い、
ダンス、そして飛行術と、
明るく品行方正な学生生活を送っています。
「そこへェ、しのびィよるゥ~…」
「ぐるるるる!」(←訳:四つ足の影!)
化け猫、横濱に出没。
いえ、調べてみると、
それは猫ではなくて……豹?
「ひょうゥ?!?」
「がるぐるる?」(←訳:豹が日本に?)
いくらなんでも、動植物の輸出入に
頓着しなかった大正時代とはいえ、
横浜の街路を大型肉食獣が
のこのこ歩いているとは思えません。
この不自然な出来事が示すものは?
化け猫ならぬ化け豹は実在するのか?
小春さんと仲間たちは、
調査に取り掛かるものの、
豹なんて、図鑑でしか見たことがないし……?
「どうやッてェ、さがそうゥ??」
「ぐるるるるるがるるる?」(←訳:どこらへんにいるかな?)
“読む楽しさ”を奪ってしまいたくないので、
ストーリーの詳細について
これ以上は記せませんが、
海老茶の袴、
結った髪にはリボン、
足元は洋風の編み上げ靴の女学生さんたちが
大いに活躍する物語は、
ファンタジー好きな方々、
ミステリ好きな活字マニアさんにもおすすめです。
三部作の第一作にあたるこの御本から、
はたして第二作は
どんな展開に?
次巻を心待ちにしつつ、
まずは、この『シトロン坂を登ったら』を、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪