テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ミュゼ探検の、予習と復習 ~

2020-05-14 23:42:34 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ちくおんきィ、ほしいィかもッ!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!手元に置きたい!)

 こんにちは、ネーさです。
 NHK朝ドラ『エール』でたびたび大写しになるのは、
 蓄音機&レコード!
 いいなあ♪ いつか我が家にも1台……って、
 そもそもどこで売ってるのかしら?お高いの?と
 首をヒネったりしながら、
 さあ、本日の読書タイムは
 こちらの御本を、どうぞ~!

  


 
     ―― 東京ミュージアムガイド ――



 編者は朝日新聞出版の皆さん、2020年2月に発行されました。
 『TOKYO MUSEUM GUIDE』と英語題名が付されています。

 ……ええ、分かってるんですのよ。
 前回記事の展覧会情報でもお伝えしましたように、
 今日2020年5月14日現在、
 東京都内の美術館・博物館の扉には
 《休館中》の札が掛けられている……のだとしても。

 《CLOSE》ではなく
 《OPEN》!
 と堂々と表示される日のために出来ることは。

「よしゅうゥ! ふくしゅうゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:知識を蓄えよう!)

 この御本で取り上げられているのは、
 国立や都立の公立美術館から
 民間のアートギャラリーまで、
 大小のミュージアム約100軒。

 そして、トップバッターとして
 本文の冒頭を飾っているのは、
 私ネーさも大々好きな
 『東京都庭園美術館』です。

 かつては朝香宮邸であったアールデコ建築の館には、
 ええ、クラシカルなデザインの
 蓄音機がとてもよく似合いそうな♪

「こッちもォでス!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:さらにクラシカル!)

 アールデコよりも時代を遡り、
 19世紀後半のヴィクトリアン様式を体感できるのは、
 東京駅からも程近い丸の内の、
 『三菱一号館美術館』。

 他方、
 目黒の『日本民藝館』は、
 20世紀中頃の“昭和“っぽさが窺えますね。

「ぴかぴかァもォ、ありまスゥ!」
「ぐるぅるがるる!」(←訳:おしゃれモダン!)

 『東京都現代美術館』や、
 お台場の
 『森ビルデジタルアートミュージアム:エプソンチームラボボーダレス』、
 神楽坂の『草間彌生美術館』は、
 ヴィクトリアンとは対照的に
 現代的なデザインの美術館です。
 これは、蓄音機よりも
 SONYさんのハイスペックなスピーカーが
 しっくり来そうな内装だわね。

「あーとをォ、たのしんだあとォはァ♫」
「がるぅる!」(←訳:カフェへ!)

 なんてステキな!
 と見入ってしまったのは、
 六本木にある『サントリー美術館』の
 カフェメニューです。

 サントリー美術館は、
 本来でしたらちょうど昨日5月13日から
 リニューアルオープン記念展が始まるはず、でした。
 あらためてオープン日が決まったら、
 行ってみたいですね、
 和風パフェや麩あんみつをいただきに、
 じゃなくて、
 サントリーさん秘蔵の美術品を拝見に。

「ここもォ、おすすめェでスよゥ!」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:山種美術館の和菓子!)

 という具合に、
 各美術館の代表的な所蔵品、
 美術館の建物、
 カフェの名菓やミュージアムグッズなど、
 この御本では
 東京の美術館とギャラリーの見どころ・愉しみどころが
 丁寧に紹介されています。
 
 美術館によっては
 2020年度のスケジュールの一部も掲載されていたり、
 巻末には
 《東京からひと足のばしてアートトリップ》の章があり、
 郊外の美術館へもちゃんと目が配られています。

 2020年後半のアートカレンダーがどうなるのか、
 まだまだ見通しは不明ですけれど、
 アート好きな方々、
 美術館巡りを趣味にしている方々は、
 ぜひ一読してみてくださいね~♪


 
コメント
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