「こんにちわッ、テディちゃでス!
こうのとりくんッ、ぐッじょぶゥでスよゥ!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!打ち上げ成功~!)
こんにちは、ネーさです。
H2Bロケットに搭載された補給船『こうのとり』は、
国際宇宙ステーションへ……!
次回ミッションにはHTV-XとH-3ロケットが登場するとか?
ああ、この光景をSF作家・野田昌弘さんにお見せしたかったわ……
と涙を拭いつつ、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― カラヴァッジョ《聖マタイの召命》 ――
著者は宮下規久朗(みやした・きくろう)さん、
2020年2月に発行されました。
『一枚の絵で学ぶ美術史』と副題が付されています。
「せかいィじゅうでェ、だァ~いにんきィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:天才だよね!)
そうね、バロックを代表する天才画家
カラヴァッジョさん――
本名ミケランジェロ・メリージさん。
天才などと呼んでしまうと、
雲の上のおひとのように思われますが、
御本冒頭の『はじめに』の第一行目で、
著者・宮下さんは
私たち読み手の心をいきなり鷲掴みにします。
『カラヴァッジョの《聖マタイの召命》は、
1600年、日本で江戸時代が始まった年に
ローマの教会で公開されました』
って、どう?
イマジネーションが沸騰しません?
「むむむゥ! せきがはらッ!」
「ぐるがるるるぐる!」(←訳:天下分け目の決選!)
そう、戦国時代から江戸へと、
日本の未来を決する戦いが行われたその年、
はるかシルクロードのはて、
西欧文化の中心地・ローマでは、
美術史の流れを一気に変える絵画が
出現したのでした。
《聖マタイの召命》――
この作品がもたらした衝撃の強さたるや、
まことに途方もなく、
カラヴァッジョさんの画風を真似る
多くの追随者(カラヴァッジェスキ)が
誕生します。
「ひかりとォ、かげッ!」
「がるぐる!」(←訳:写実主義!)
ルネサンスでもマニエリスムでもない、
新しい絵画の時代の幕を
たったひとりで開けたカラヴァッジョさん。
彼が、《聖マタイの召命》の中に構築した
“新しさ”とはどんなものなのか?
主題である聖マタイは、
画面のどこに描かれているのか?
気取らず、やさしく、平明な言葉で、
そして、柔軟な目線で、
宮下さんは名画の隅々までを眺め、
掘り下げてゆきます。
「おだやかァなのにィ~!」
「ぐるるるっる!」(←訳:ドラマチック!)
天正遣欧少年使節が
日本に帰着したのは1590年のことでした。
ああ、惜しい!
もうちょっと帰国が延びていたら、
カラヴァッジョさんと少年使節が
ローマで出会うこともあったでしょうに、
いえ、出会ったに違いないのに!
などなど、
楽しく空想が深まってゆくアート評論は、
歴史マニアさんも
絵画好きな方々にも激おすすめですよ。
特に、展覧会に行けなくて
悲しい思いをしている方々は、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
こうのとりくんッ、ぐッじょぶゥでスよゥ!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!打ち上げ成功~!)
こんにちは、ネーさです。
H2Bロケットに搭載された補給船『こうのとり』は、
国際宇宙ステーションへ……!
次回ミッションにはHTV-XとH-3ロケットが登場するとか?
ああ、この光景をSF作家・野田昌弘さんにお見せしたかったわ……
と涙を拭いつつ、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― カラヴァッジョ《聖マタイの召命》 ――
著者は宮下規久朗(みやした・きくろう)さん、
2020年2月に発行されました。
『一枚の絵で学ぶ美術史』と副題が付されています。
「せかいィじゅうでェ、だァ~いにんきィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:天才だよね!)
そうね、バロックを代表する天才画家
カラヴァッジョさん――
本名ミケランジェロ・メリージさん。
天才などと呼んでしまうと、
雲の上のおひとのように思われますが、
御本冒頭の『はじめに』の第一行目で、
著者・宮下さんは
私たち読み手の心をいきなり鷲掴みにします。
『カラヴァッジョの《聖マタイの召命》は、
1600年、日本で江戸時代が始まった年に
ローマの教会で公開されました』
って、どう?
イマジネーションが沸騰しません?
「むむむゥ! せきがはらッ!」
「ぐるがるるるぐる!」(←訳:天下分け目の決選!)
そう、戦国時代から江戸へと、
日本の未来を決する戦いが行われたその年、
はるかシルクロードのはて、
西欧文化の中心地・ローマでは、
美術史の流れを一気に変える絵画が
出現したのでした。
《聖マタイの召命》――
この作品がもたらした衝撃の強さたるや、
まことに途方もなく、
カラヴァッジョさんの画風を真似る
多くの追随者(カラヴァッジェスキ)が
誕生します。
「ひかりとォ、かげッ!」
「がるぐる!」(←訳:写実主義!)
ルネサンスでもマニエリスムでもない、
新しい絵画の時代の幕を
たったひとりで開けたカラヴァッジョさん。
彼が、《聖マタイの召命》の中に構築した
“新しさ”とはどんなものなのか?
主題である聖マタイは、
画面のどこに描かれているのか?
気取らず、やさしく、平明な言葉で、
そして、柔軟な目線で、
宮下さんは名画の隅々までを眺め、
掘り下げてゆきます。
「おだやかァなのにィ~!」
「ぐるるるっる!」(←訳:ドラマチック!)
天正遣欧少年使節が
日本に帰着したのは1590年のことでした。
ああ、惜しい!
もうちょっと帰国が延びていたら、
カラヴァッジョさんと少年使節が
ローマで出会うこともあったでしょうに、
いえ、出会ったに違いないのに!
などなど、
楽しく空想が深まってゆくアート評論は、
歴史マニアさんも
絵画好きな方々にも激おすすめですよ。
特に、展覧会に行けなくて
悲しい思いをしている方々は、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪