「こんにちわッ、テディちゃでス!
うむゥ! えんきィにィ、なッちゃッたけどォ~…」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!安全第一で!)
こんにちは、ネーさです。
スペースX社の《クルードラゴン》打ち上げは
天候不良のため週末に延期となりました……
ですが皆さま、明日29日は宇宙ではなく
東京上空に注目です!
新型コロナウィルス感染症に対応中の
医療従事者さんたちに敬意と感謝を表すため、
ブルーインパルスが飛行しますよ。
私たちも拍手の準備をしながら、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日はこちらの御本を、どうぞ~♪
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―― ブラウン神父 呪いの書 ――
著者はギルバート・キース・チェスタトンさん、
2020年2月に発行されました。
《世界ショートセレクション》シリーズの
15巻目となるこの御本には、
ブラウン神父さんを探偵役に据えた
短編5作品が収録されています。
「わおゥ! めいたんていィ、とうじょうゥ~!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:智慧者ここにあり!)
先日はチェスタトンさん著『知りすぎた男』を
御紹介しましたが、
推理作家チェスタトンさんの代表作といえば、
《ブラウン神父》シリーズです。
英国サセックス教区のカトリック司祭さんで、
顔は丸っこく、
体形も丸っこくて、
こうもり傘を持ち歩くブラウン神父さんは……
「とうていィ、みえないィのでス!」
「がるるるぐる!」(←訳:名探偵にはね!)
そう、名探偵には見えなくても、
油断しちゃいけないわ。
とりわけ、表題作品となっている
『呪いの書』では、
神父さんの慧眼がピカリ!と光ります。
「のッ、のろいィ……!」
「ぐるがるる??」(←訳:それホント??)
ブラウン神父さんの知人である
オープンショー教授のもとに持ち込まれたのは、
古くて色の褪せた革表紙の、一冊の本。
その本にはいわくがあって、
だれもその本を開いてはならない、
のぞいてもいけない、
さもなければ
悪魔に連れ去られるか、
消えるかしてしまう――
「ひいいィ!」
「がるぅ~!」
呪い? そんなバカな。
と、オープンショー教授が嘲笑うことは
ありませんでした。
何故なら、教授もまた体験したのです。
摩訶不思議な、
呪いとしか思えない出来事を。
「たたたッたすけてッ、しんぷさんッ!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:出番だよう!)
呪いと、その恐怖。
この普遍的なテーマ――
古くは古文書や墓碑銘から、
現代ではヴィデオテープやゲーム、
メールなどでもありますね、
“呪いのナントカ”というものが。
それへ、
はたしてブラウン神父さんは
どのような答えを出すのかと思えば。
「のろいィのォ、しんじつゥ……!」
「がるるぐる!」(←訳:結果に納得!)
『呪いの書』
『世の中でいちばんおそろしい犯罪』
『クレイ大佐のサラダ』
『消えたアーサー・ヴォ―ドリー卿』
『透明人間』
という5作品とも、
熱心なミステリマニアさんは
既に御存知かもしれませんが、
文庫ではなく、
単行本で読むブラウン神父さんの物語には
新鮮な味わいがあります。
「さいこうのォ、めいたんていィ!」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:最上のミステリだよ!)
書店さんでは、
おそらく児童書のコーナーに置かれているこの御本、
活字好きな少年少女さんたちはもちろん、
大人諸氏にもおすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
うむゥ! えんきィにィ、なッちゃッたけどォ~…」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!安全第一で!)
こんにちは、ネーさです。
スペースX社の《クルードラゴン》打ち上げは
天候不良のため週末に延期となりました……
ですが皆さま、明日29日は宇宙ではなく
東京上空に注目です!
新型コロナウィルス感染症に対応中の
医療従事者さんたちに敬意と感謝を表すため、
ブルーインパルスが飛行しますよ。
私たちも拍手の準備をしながら、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日はこちらの御本を、どうぞ~♪

―― ブラウン神父 呪いの書 ――
著者はギルバート・キース・チェスタトンさん、
2020年2月に発行されました。
《世界ショートセレクション》シリーズの
15巻目となるこの御本には、
ブラウン神父さんを探偵役に据えた
短編5作品が収録されています。
「わおゥ! めいたんていィ、とうじょうゥ~!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:智慧者ここにあり!)
先日はチェスタトンさん著『知りすぎた男』を
御紹介しましたが、
推理作家チェスタトンさんの代表作といえば、
《ブラウン神父》シリーズです。
英国サセックス教区のカトリック司祭さんで、
顔は丸っこく、
体形も丸っこくて、
こうもり傘を持ち歩くブラウン神父さんは……
「とうていィ、みえないィのでス!」
「がるるるぐる!」(←訳:名探偵にはね!)
そう、名探偵には見えなくても、
油断しちゃいけないわ。
とりわけ、表題作品となっている
『呪いの書』では、
神父さんの慧眼がピカリ!と光ります。
「のッ、のろいィ……!」
「ぐるがるる??」(←訳:それホント??)
ブラウン神父さんの知人である
オープンショー教授のもとに持ち込まれたのは、
古くて色の褪せた革表紙の、一冊の本。
その本にはいわくがあって、
だれもその本を開いてはならない、
のぞいてもいけない、
さもなければ
悪魔に連れ去られるか、
消えるかしてしまう――
「ひいいィ!」
「がるぅ~!」
呪い? そんなバカな。
と、オープンショー教授が嘲笑うことは
ありませんでした。
何故なら、教授もまた体験したのです。
摩訶不思議な、
呪いとしか思えない出来事を。
「たたたッたすけてッ、しんぷさんッ!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:出番だよう!)
呪いと、その恐怖。
この普遍的なテーマ――
古くは古文書や墓碑銘から、
現代ではヴィデオテープやゲーム、
メールなどでもありますね、
“呪いのナントカ”というものが。
それへ、
はたしてブラウン神父さんは
どのような答えを出すのかと思えば。
「のろいィのォ、しんじつゥ……!」
「がるるぐる!」(←訳:結果に納得!)
『呪いの書』
『世の中でいちばんおそろしい犯罪』
『クレイ大佐のサラダ』
『消えたアーサー・ヴォ―ドリー卿』
『透明人間』
という5作品とも、
熱心なミステリマニアさんは
既に御存知かもしれませんが、
文庫ではなく、
単行本で読むブラウン神父さんの物語には
新鮮な味わいがあります。
「さいこうのォ、めいたんていィ!」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:最上のミステリだよ!)
書店さんでは、
おそらく児童書のコーナーに置かれているこの御本、
活字好きな少年少女さんたちはもちろん、
大人諸氏にもおすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪