「こんにちわッ、テディちゃでス!
あいかわらずゥのォ、もうゥすぴィーどォ!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!目にも留まらぬ!)
こんにちは、ネーさです。
朝から雨模様の今日は、
ツバメくんたちも元気ハツラツ!
カメラを構えてみたものの、
尾ッポの影すら捉えられませんでしたよ。
プロカメラマンさんって凄いのねと
あらためて敬服しつつ、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 知りすぎた男 ――
著者はG・K・チェスタトンさん、
原著は1922年に、画像の日本語版は2020年5月に発行されました。
英語原題は『THE MAN WHO KNEW TOO MACH』、
《ブラウン神父》シリーズの著者として
ミステリ史にその名を刻むチェスタトンさんによる
異色の連作短編集です。
「むゥ? しんぷさんッ、でてこないィのでスかッ?」
「ぐるがるるる!」(←訳:名物なのにね!)
この御本で“探偵役“を務める人物は、
或る意味では
ブラウン神父さんとよく似ています。
神父という聖職者でありながら、
いえ、
神父さんであるため、でしょうか、
《善》とは真逆の《悪》の世界――
社会の暗黒面をよく識り、
犯罪者の心の機微に通じているブラウン神父さん。
対して、
この物語の探偵さんは、
『知りすぎた男』の題名の通り、
物事の何もかも、
《表》も《裏》も知っている
ホーン・フィッシャーさん。
「ちしきのォ、かたまりィ?」
「がぅるぐるるる?」(←訳:じゃあ推理力は?)
記者ハロルド・マーチさんが
ボーン・フィッシャーさんと知り合ったのは、
とある日の、お昼どき。
財務大臣とのインタビューだ!
と張り切るマーチさん、
目的地へテクテク歩いてゆく途中、
釣りをしている様子のフィッシャーさんを見つけ、
和やかにお喋りなどしていると。
「ひゃわわわッ!」
「ぐるる!」(←訳:何あれ!)
突然の、轟音。
断崖の上から自動車が飛び出し、
落下したのです。
「たッ、たいへんッ!」
「がるぐる!」(←訳:事故だあ!)
事故……
本当に事故なのでしょうか。
目の前で起こった惨劇に
マーチさんは愕然となりましたが、
フィッシャーさんは慌てず騒がず、
冷静に観察します。
惨劇の経緯は、原因は、
はたしてフィッシャーさんの
“知るところ“となるのか……?
「こんがらァがッてるゥ!」
「ぐるがるる~」(←訳:複雑だねえ~)
『標的の顔』
『消えたプリンス』
『少年の心』
『底なしの井戸』
『塀の穴』
『釣師のこだわり』
『一家の馬鹿息子』
『彫像の復習』
と、8作品から成る
《知りすぎた男》の物語の行方は――
「まどわされェまス!」
「がるるぐる!」(←訳:重厚な展開!)
《ブラウン神父》シリーズとは
大いに趣向を異にするこの作品では、
プロ中のプロたるチェスタトンさんの
腕が冴え渡ります。
ミステリ好きさんだけではなく
サスペンス好きさんにも
おすすめしたい一冊ですから、
書店さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
あいかわらずゥのォ、もうゥすぴィーどォ!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!目にも留まらぬ!)
こんにちは、ネーさです。
朝から雨模様の今日は、
ツバメくんたちも元気ハツラツ!
カメラを構えてみたものの、
尾ッポの影すら捉えられませんでしたよ。
プロカメラマンさんって凄いのねと
あらためて敬服しつつ、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 知りすぎた男 ――
著者はG・K・チェスタトンさん、
原著は1922年に、画像の日本語版は2020年5月に発行されました。
英語原題は『THE MAN WHO KNEW TOO MACH』、
《ブラウン神父》シリーズの著者として
ミステリ史にその名を刻むチェスタトンさんによる
異色の連作短編集です。
「むゥ? しんぷさんッ、でてこないィのでスかッ?」
「ぐるがるるる!」(←訳:名物なのにね!)
この御本で“探偵役“を務める人物は、
或る意味では
ブラウン神父さんとよく似ています。
神父という聖職者でありながら、
いえ、
神父さんであるため、でしょうか、
《善》とは真逆の《悪》の世界――
社会の暗黒面をよく識り、
犯罪者の心の機微に通じているブラウン神父さん。
対して、
この物語の探偵さんは、
『知りすぎた男』の題名の通り、
物事の何もかも、
《表》も《裏》も知っている
ホーン・フィッシャーさん。
「ちしきのォ、かたまりィ?」
「がぅるぐるるる?」(←訳:じゃあ推理力は?)
記者ハロルド・マーチさんが
ボーン・フィッシャーさんと知り合ったのは、
とある日の、お昼どき。
財務大臣とのインタビューだ!
と張り切るマーチさん、
目的地へテクテク歩いてゆく途中、
釣りをしている様子のフィッシャーさんを見つけ、
和やかにお喋りなどしていると。
「ひゃわわわッ!」
「ぐるる!」(←訳:何あれ!)
突然の、轟音。
断崖の上から自動車が飛び出し、
落下したのです。
「たッ、たいへんッ!」
「がるぐる!」(←訳:事故だあ!)
事故……
本当に事故なのでしょうか。
目の前で起こった惨劇に
マーチさんは愕然となりましたが、
フィッシャーさんは慌てず騒がず、
冷静に観察します。
惨劇の経緯は、原因は、
はたしてフィッシャーさんの
“知るところ“となるのか……?
「こんがらァがッてるゥ!」
「ぐるがるる~」(←訳:複雑だねえ~)
『標的の顔』
『消えたプリンス』
『少年の心』
『底なしの井戸』
『塀の穴』
『釣師のこだわり』
『一家の馬鹿息子』
『彫像の復習』
と、8作品から成る
《知りすぎた男》の物語の行方は――
「まどわされェまス!」
「がるるぐる!」(←訳:重厚な展開!)
《ブラウン神父》シリーズとは
大いに趣向を異にするこの作品では、
プロ中のプロたるチェスタトンさんの
腕が冴え渡ります。
ミステリ好きさんだけではなく
サスペンス好きさんにも
おすすめしたい一冊ですから、
書店さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪