「こんにちわッ、テディちゃでス!
こんしゅうゥもォ、みごたえェありそうでス!」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!大盛り上がり~!)
こんにちは、ネーさです。
今季は朝ドラ『エール』と、
大河ドラマ『麒麟がくる』も熱心に視聴しております。
両作品ともコロナ禍のため
放送休止が噂されておりますが、
俳優さん&スタッフさんにエールを送るべく、
さあ、本日の読書タイムは、
↓こちらの御本で“歴史体験“を、どうぞ~♪
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―― 戦国、まずい飯! ――
著者は黒澤はゆま さん、2020年2月に発行されました。
はい、21世紀の食事情をしばし忘れ、
ハートをはるかな過去へㇲッ飛ばしてみましょう。
貴方の今日の夕ご飯は……?
「ううゥ~むゥッ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:マズいのはヤダよう!)
日本の歴史上に燦然と輝く偉人さんたち、
或いは名もなき一般市民さんたちの、
食卓にはどのようなお料理が並んでいたのか。
そんな《食の謎》に
著者・黒澤さんが惹きつけられたのは、
1987年に放送された大河ドラマ『独眼竜政宗』が
きっかけでした。
渡辺謙さん演じる伊達政宗公が、
わっしゃわっしゃと掻き込む『湯漬け』。
あれ食べてみたい、
と言う黒澤少年の手に、
お母様は『湯漬け』を作って渡してくれたのですが。
「みずッぽいィ!」
「がるぐるる!」(←訳:味がしない!)
正直、食えたもんじゃない。
そう思いつつも、
黒澤少年の胸の奥に灯った情熱の灯は消えず、
むしろ興味は募ったのでした。
戦国時代の、真の食事情とは、いったい?
「おいしィものォ、ありまスかッ?」
「ぐるるるがっるる?」(←訳:マズいのばっかり?)
目次の章題を見てみますとね、
なんとな~く当時流通していた農産物や
食材、調理法が分かってきます。
第一章は『赤米』、
第二章は『糠味噌汁』、
第三章『芋がら縄』、という具合で。
「なわッ??」
「がるぐるるるる?」(←訳:縄を食べるんだ?)
芋がら縄とは、
里芋の茎(ズイキ)をよく干して、
縄状に結い上げ、
味噌で味をつけて煮てから
荷縄にしたもの。
その縄を刻んで水に入れ、
火にかけて掻き混ぜれば、
はい、ズイキ入り味噌汁の出来上がり。
戦国時代マニアさんには
よく知られているこの『芋がら縄』、
黒澤さん、苦労しながらも自作してみたんです。
2週間かけてやっと完成したそれを、
少し千切って、そのまま食べてみると。
「……あッ!」
「ぐるる!」(←訳:美味い!)
縄なんて美味しくないさ!
と決めつけたのは、間違いだった?
まずそうなのは名前だけ?
いやいや、
そうとも言い切れない?
ひとくちに、
戦国時代の人間と言っても、
侍大将と、
足軽さんたち雑兵では、
まったく食べるものが違う。
調理法や、量も違う。
「それでもォ、しゅつじんッ!」
「がるるるぐるるがるるるるるる!」(←訳:限られた食材で生き延びるんだ!)
風雲急を告げる時代の、
食生活や如何に。
歴史好きな方々、
食いしん坊を自認する活字マニアさんに、
激おすすめの一冊です。
ぜひ、戦国食レポに挑んでみてくださいね~♪
こんしゅうゥもォ、みごたえェありそうでス!」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!大盛り上がり~!)
こんにちは、ネーさです。
今季は朝ドラ『エール』と、
大河ドラマ『麒麟がくる』も熱心に視聴しております。
両作品ともコロナ禍のため
放送休止が噂されておりますが、
俳優さん&スタッフさんにエールを送るべく、
さあ、本日の読書タイムは、
↓こちらの御本で“歴史体験“を、どうぞ~♪

―― 戦国、まずい飯! ――
著者は黒澤はゆま さん、2020年2月に発行されました。
はい、21世紀の食事情をしばし忘れ、
ハートをはるかな過去へㇲッ飛ばしてみましょう。
貴方の今日の夕ご飯は……?
「ううゥ~むゥッ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:マズいのはヤダよう!)
日本の歴史上に燦然と輝く偉人さんたち、
或いは名もなき一般市民さんたちの、
食卓にはどのようなお料理が並んでいたのか。
そんな《食の謎》に
著者・黒澤さんが惹きつけられたのは、
1987年に放送された大河ドラマ『独眼竜政宗』が
きっかけでした。
渡辺謙さん演じる伊達政宗公が、
わっしゃわっしゃと掻き込む『湯漬け』。
あれ食べてみたい、
と言う黒澤少年の手に、
お母様は『湯漬け』を作って渡してくれたのですが。
「みずッぽいィ!」
「がるぐるる!」(←訳:味がしない!)
正直、食えたもんじゃない。
そう思いつつも、
黒澤少年の胸の奥に灯った情熱の灯は消えず、
むしろ興味は募ったのでした。
戦国時代の、真の食事情とは、いったい?
「おいしィものォ、ありまスかッ?」
「ぐるるるがっるる?」(←訳:マズいのばっかり?)
目次の章題を見てみますとね、
なんとな~く当時流通していた農産物や
食材、調理法が分かってきます。
第一章は『赤米』、
第二章は『糠味噌汁』、
第三章『芋がら縄』、という具合で。
「なわッ??」
「がるぐるるるる?」(←訳:縄を食べるんだ?)
芋がら縄とは、
里芋の茎(ズイキ)をよく干して、
縄状に結い上げ、
味噌で味をつけて煮てから
荷縄にしたもの。
その縄を刻んで水に入れ、
火にかけて掻き混ぜれば、
はい、ズイキ入り味噌汁の出来上がり。
戦国時代マニアさんには
よく知られているこの『芋がら縄』、
黒澤さん、苦労しながらも自作してみたんです。
2週間かけてやっと完成したそれを、
少し千切って、そのまま食べてみると。
「……あッ!」
「ぐるる!」(←訳:美味い!)
縄なんて美味しくないさ!
と決めつけたのは、間違いだった?
まずそうなのは名前だけ?
いやいや、
そうとも言い切れない?
ひとくちに、
戦国時代の人間と言っても、
侍大将と、
足軽さんたち雑兵では、
まったく食べるものが違う。
調理法や、量も違う。
「それでもォ、しゅつじんッ!」
「がるるるぐるるがるるるるるる!」(←訳:限られた食材で生き延びるんだ!)
風雲急を告げる時代の、
食生活や如何に。
歴史好きな方々、
食いしん坊を自認する活字マニアさんに、
激おすすめの一冊です。
ぜひ、戦国食レポに挑んでみてくださいね~♪