「こんにちわッ、テディちゃでス!
わおッ! あじさいィ??」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!もう来るんだ!)
こんにちは、ネーさです。
春バラはそろそろピークを過ぎて、
そろそろアジサイの季節?
日本全域が梅雨入り?
まだバラの花とお別れしたくないなぁ~と、
寂しく思いながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 日本史を変えた八人の将軍 ――
著者は本郷和人(ほんごう・かずと)さん、
門井慶喜(かどい・よしのぶ)さん、
2020年2月に発行されました。
前回記事では宮下規久朗さんの著作
『カラヴァッジョ《聖マタイの召命》』を御紹介しつつ、
日本史をネタに
ちょこっとお喋りいたしましたが、
こちらの御本は、
まさのその日本史をテーマとする作品です。
「しょーぐんッ!」
「ぐるるるがるるる?」(←訳:というと家康さん?)
そうなのよね、
既成概念って怖ろしいもので、
私ネーさも題名の『将軍』という部分を
ちらっと目にしただけで、
ああ、江戸時代の歴代将軍のお話かしら?
なんて独り合点しちゃったんですけど。
目次のページを一瞥して、
恥じ入りました……
『序』の《将軍とは何か》に続いて、
いよいよ本文の幕が開き、
第一章での“主人公“に抜擢されているのは、
坂上田村麻呂さん(758~811)。
「おおッ! そこからァでスかッ!」
「がるるるぅ!」(←訳:なるほどぉ!)
そうよね、そうなのよねえ、
よくよく考えてみれば、
将軍イコール家康さん、っていうのは
あまりにも短絡的だわよね。
徳川家康さんよりも以前に、
将軍という“立場”を賜り、
その職務の何たるかを磨き上げ、
“地位“として確立させた“先人”たちがいる。
その“先人”たちの中でも、
とりわけて重要な仕事を
やってのけたのは誰か。
「それがァ、はちにんッ!」
「ぐるる?」(←訳:誰と誰?)
第一章の主役に充てられているのは、
前述しましたように、
東北へ遠征した坂上田村麻呂さん。
第二章では、
鎌倉に幕府を開いた
源頼朝さんが主役を張っていて。
それでね、ええ、問題はここからなのよ。
「もんだいッてェ~…?」
「がるぐるるる??」(←訳:何が問題なの??)
この御本の本文は、
『はじめに』と『序』、
9つの章と
『結』で構成されています。
そう、9つ。
『八人の将軍』と
題名で謳われているのに、
8つの章ではなく、
9つの章があるというのは……?
「ほわわふゥ! どういうことォ?」
「ぐるるがるるる?」(←訳:またも常識破り?)
将軍とは《何もの》なのか。
或いは
将軍職にふさわしい人物とは。
将軍が為すべき事どもとは。
ロングラリーを打ち合い、
高速サーブや
逆方向へのドロップショットを決め、と
広いコートを縦横無尽にかけめぐるように
学者・本郷和人さんと
作家・門井慶喜さんが
のびやかに語り合う新書本は
歴史好きな方々におすすめです。
巻末の『おわりに』まで含めての
楽しい日本史逍遥を、
みなさま、ぜひ♪
わおッ! あじさいィ??」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!もう来るんだ!)
こんにちは、ネーさです。
春バラはそろそろピークを過ぎて、
そろそろアジサイの季節?
日本全域が梅雨入り?
まだバラの花とお別れしたくないなぁ~と、
寂しく思いながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 日本史を変えた八人の将軍 ――
著者は本郷和人(ほんごう・かずと)さん、
門井慶喜(かどい・よしのぶ)さん、
2020年2月に発行されました。
前回記事では宮下規久朗さんの著作
『カラヴァッジョ《聖マタイの召命》』を御紹介しつつ、
日本史をネタに
ちょこっとお喋りいたしましたが、
こちらの御本は、
まさのその日本史をテーマとする作品です。
「しょーぐんッ!」
「ぐるるるがるるる?」(←訳:というと家康さん?)
そうなのよね、
既成概念って怖ろしいもので、
私ネーさも題名の『将軍』という部分を
ちらっと目にしただけで、
ああ、江戸時代の歴代将軍のお話かしら?
なんて独り合点しちゃったんですけど。
目次のページを一瞥して、
恥じ入りました……
『序』の《将軍とは何か》に続いて、
いよいよ本文の幕が開き、
第一章での“主人公“に抜擢されているのは、
坂上田村麻呂さん(758~811)。
「おおッ! そこからァでスかッ!」
「がるるるぅ!」(←訳:なるほどぉ!)
そうよね、そうなのよねえ、
よくよく考えてみれば、
将軍イコール家康さん、っていうのは
あまりにも短絡的だわよね。
徳川家康さんよりも以前に、
将軍という“立場”を賜り、
その職務の何たるかを磨き上げ、
“地位“として確立させた“先人”たちがいる。
その“先人”たちの中でも、
とりわけて重要な仕事を
やってのけたのは誰か。
「それがァ、はちにんッ!」
「ぐるる?」(←訳:誰と誰?)
第一章の主役に充てられているのは、
前述しましたように、
東北へ遠征した坂上田村麻呂さん。
第二章では、
鎌倉に幕府を開いた
源頼朝さんが主役を張っていて。
それでね、ええ、問題はここからなのよ。
「もんだいッてェ~…?」
「がるぐるるる??」(←訳:何が問題なの??)
この御本の本文は、
『はじめに』と『序』、
9つの章と
『結』で構成されています。
そう、9つ。
『八人の将軍』と
題名で謳われているのに、
8つの章ではなく、
9つの章があるというのは……?
「ほわわふゥ! どういうことォ?」
「ぐるるがるるる?」(←訳:またも常識破り?)
将軍とは《何もの》なのか。
或いは
将軍職にふさわしい人物とは。
将軍が為すべき事どもとは。
ロングラリーを打ち合い、
高速サーブや
逆方向へのドロップショットを決め、と
広いコートを縦横無尽にかけめぐるように
学者・本郷和人さんと
作家・門井慶喜さんが
のびやかに語り合う新書本は
歴史好きな方々におすすめです。
巻末の『おわりに』まで含めての
楽しい日本史逍遥を、
みなさま、ぜひ♪