テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

2022年の《BEST BOOK》を探そう!【その1】

2022-12-25 22:05:26 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あわわゥ! ことしもォ~きちゃッたでスゥ!」

「がるる!ぐるがるる~る!」(←訳:虎です!恒例なので~す!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 サンタさんお疲れさま~!と北の空に手を振ったら、

 はい、2022年読書タイムの総決算となる

 《BEST BOOK》探しに取り掛かりましょう。

 第1回の本日は【アート】のジャンルから、さあ、どうぞ~♪

  

 

        ―― 子犬の絵画史 ――

 

 著者は金子信久(かねこ・のぶひさ)さん、

 2022年8月に発行されました。

 『たのしい日本美術』と副題が付されたこの御本からは、

 ころころな子犬たちが可愛くて可愛くて

 もうメロメロ~♪な日本人のDNAが伝わってきます。

 ワンコLOVE派さんの教科書として推薦いたしますよ。

 

「まんまるゥ~!」

「ぐっるる!」(←訳:ほっこり!)

 

 続いては、↓こちらのアート評論書を!

  

 

      ―― 12人の皇帝たち ――

 

 著者はメアリー・ビアードさん、

 原著は2021年に、日本語版は2022年4月に発行されました。

 ローマ皇帝の座に就いた12人の皇帝たち……

 西洋美術史の中に

 “皇帝像(イメージ)”が形成されてゆく過程を追い、

 かつ柔軟に解析していった労作は、

 塩野七生さん著《ローマ人の物語》を

 愛読する方々におすすめです。

 

「ぶあついィ~けどォ」

「がるぐるがるぐる!」(←訳:読む価値ありです!)

 

 そして、あの人気作家さんの作品も! 

  

 

      ―― 名画の中で働く人々 ――

 

 著者は中野京子さん、2022年9月に発行されました。

 副題に『《仕事》で学ぶ西洋史』とありますように、

 絵画の中には王さま、農夫さん、学者さん、家政婦さん…と、

 さまざまな職業や階層の人々が描かれています。

 彼/彼女たちの喜び、悲しみ、痛苦、過去と未来もまた、

 画家さんは見逃さない……。

 

「おおむかしィもッ、げんだいィもォ~」

「ぐるるるがる?」(←訳:こころは一つ?)

 

 さて、【アート】ジャンルのラストは、

  

 

       ―― 名画のかごを編む ――

 

 著者は佐々木麗子(ささき・れいこ)さん、

 2022年11月に発行されました。

 時代や文化、国境も衣服も変われど、

 数百年を経ても変わらないのは、かご。

 カラヴァッジョさんやフェルメールさん、

 モネさんダリさんが描いたものと同じかごを、

 21世紀の現在でも、作れる!使える!

 何でもないことのようですが、これって……

 

「すッごいィ~ことでスゥ!」

「じわじわ感動!」

 

 次回の【その2】では、

 コミック作品の《BEST BOOK》を探します。

 年末の忙しい時季ではありますが、

 どうかお付き合いくださいね~♪

 

 

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