「こんにちわッ、テディちゃでス!
あわわゥ! ことしもォ~きちゃッたでスゥ!」
「がるる!ぐるがるる~る!」(←訳:虎です!恒例なので~す!)
こんにちは、ネーさです。
サンタさんお疲れさま~!と北の空に手を振ったら、
はい、2022年読書タイムの総決算となる
《BEST BOOK》探しに取り掛かりましょう。
第1回の本日は【アート】のジャンルから、さあ、どうぞ~♪
―― 子犬の絵画史 ――
著者は金子信久(かねこ・のぶひさ)さん、
2022年8月に発行されました。
『たのしい日本美術』と副題が付されたこの御本からは、
ころころな子犬たちが可愛くて可愛くて
もうメロメロ~♪な日本人のDNAが伝わってきます。
ワンコLOVE派さんの教科書として推薦いたしますよ。
「まんまるゥ~!」
「ぐっるる!」(←訳:ほっこり!)
続いては、↓こちらのアート評論書を!
―― 12人の皇帝たち ――
著者はメアリー・ビアードさん、
原著は2021年に、日本語版は2022年4月に発行されました。
ローマ皇帝の座に就いた12人の皇帝たち……
西洋美術史の中に
“皇帝像(イメージ)”が形成されてゆく過程を追い、
かつ柔軟に解析していった労作は、
塩野七生さん著《ローマ人の物語》を
愛読する方々におすすめです。
「ぶあついィ~けどォ」
「がるぐるがるぐる!」(←訳:読む価値ありです!)
そして、あの人気作家さんの作品も!
―― 名画の中で働く人々 ――
著者は中野京子さん、2022年9月に発行されました。
副題に『《仕事》で学ぶ西洋史』とありますように、
絵画の中には王さま、農夫さん、学者さん、家政婦さん…と、
さまざまな職業や階層の人々が描かれています。
彼/彼女たちの喜び、悲しみ、痛苦、過去と未来もまた、
画家さんは見逃さない……。
「おおむかしィもッ、げんだいィもォ~」
「ぐるるるがる?」(←訳:こころは一つ?)
さて、【アート】ジャンルのラストは、
―― 名画のかごを編む ――
著者は佐々木麗子(ささき・れいこ)さん、
2022年11月に発行されました。
時代や文化、国境も衣服も変われど、
数百年を経ても変わらないのは、かご。
カラヴァッジョさんやフェルメールさん、
モネさんダリさんが描いたものと同じかごを、
21世紀の現在でも、作れる!使える!
何でもないことのようですが、これって……
「すッごいィ~ことでスゥ!」
「じわじわ感動!」
次回の【その2】では、
コミック作品の《BEST BOOK》を探します。
年末の忙しい時季ではありますが、
どうかお付き合いくださいね~♪