「こんにちわッ、テディちゃでス!
むゥ~…にしのそらにィ、くもッ!」
「がるる!ぐっるがるるる~!」(←訳:虎です!やっぱ見えない~!)
こんにちは、ネーさです。
《紫金山・アトラス彗星を探せ!》作戦展開中!
なんですけど、天候不良で視界も不良……
ならば明日こそ!と意気込みつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
―― 異世界メイドの三ツ星グルメ 01 ――
原作はモリタさん、漫画はU4さん、キャラクター原案はnimaさん、
2023年7月に発行されました。
『現代ごほん作ったら王宮で大バズリしました』
と日本語副題が付されています。
「ふあァ~…?」
「ぐるるる~??」(←訳:いまどき~??)
近年大流行りの『異世界』や『転生』モノ……
石を投げれば『転生』モノに当たる、
多過ぎてさすがに飽きた、
という声が聞こえる上に、
メイド、グルメ、三ツ星、などという単語が入っていると、
ええ~?イマドキどうなの?と
首を傾げたくなりますが……
いやいやいや、
批判するのは、読んでから!
「おッ、おうゥ!」
「がるるるる!」(←訳:そうでした!)
前世の記憶。
とある世界に暮らす
シャーリィ・アルブレラさんは、
突然、自分の前世の記憶を取り戻します。
前世で、どんな生活をしていたか、
どんなお仕事をしていたか、
そして、
何を食べていたか。
「ふむむゥ、しょくせいかつゥでスねッ?」
「ぐるるるがるるるぐる?」(←訳:大好きな食べものとか?)
シャーリィさんが、前世で愛してやまなかった
いろ~んな美味しいもの。
それは、マ○クのハンバーガーであり、
す○家の牛丼や
○郎のラーメンであり、
ス○バのフラペチーノ、
不○家のショートケーキ。
しかし。
刻々鮮明になってゆく記憶とは反対に、
あらためて周囲を見回したシャーリィさんの眼に
現在の世界はひどく色褪せて映りました。
ない。
この世界には、今いるこの世界には、
マ○クもす○家も○郎も
ミ○ドもリ○ツもサ○ゼも無いのか!
「あァ~…わかりまスゥ~」
「がるぅぐるがるるる~」(←訳:そりゃ絶望するよね~)
大好きな美味しいものを、
もう二度と食べられないなんて……
冗談じゃない!
この世界に無いなら
自分で再現すればいい。
生きている間に
前世の料理と再会してみせる!
「ゆけゆけェ~!」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:作ろう美味しいもの!)
野望を胸に、台所で奮闘するシャーリィさん。
この世界には存在しないはずの、
ポテトチップスを、プリンを、
今日もこっそり作って
味見しようとしていると。
そこに来たのは、
王宮からのスカウト?
「もぐもぐッ、ちッぷすゥ~おいしィでス!」
「がるるぐる!」(←訳:プリンもね!)
王宮に勤めて料理をしないか、と勧誘されるも、
断る!と即答したシャーリィさんでしたが、
王宮には最高の調理道具と
豊富な食材があって
料理の研究し放題、という甘い言葉に動かされ、
やる気に火が点きました。
王宮で、
王子様の”おやつ”を作るメイドになる!
「いきなりィ~でスねェ?」
「ぐるるるがるっる!」(←訳:ともあれ頑張って!)
はたして、シャーリィさんの野望は
実現するのか。
複雑な国政や権力闘争の気配が
うっすら示唆されたり、
或る食材を作成するための
過酷な肉体労働に驚かされたり、
はたまた、
ええ? それは”おやつ”なのぉ?と
ツッコミたくなったり、
ライトで楽しい転生譚をお探しの方々に
おすすめのコミック作品は、
現在、第3巻まで刊行されています。
本屋さんでのコミックコーナーで、
ぜひ、探してみてくださいね~♪