テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 季節を横目に、めぐり歩き ~

2024-10-25 22:03:00 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ……ううむゥ?なんだかァ、へんてこッ?」

「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!たぶんヘンテコ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 長過ぎる残暑の影響でしょうか、

 庭の片隅で、シロツメクサのお花が咲いています。

 ヘンテコな気候に首を傾げながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

      ―― 森のカフェと緑のレストラン 神奈川 ――

 

 

 編者は『ぴあMOOK』編集部の皆さん、

 2024年5月に発行されました。

 『神奈川で出会える、やすらぎの空間へ』

 と副題が付されています。

 

 ええ、残暑を引きずってはいても、ほぼ秋です。

 熱中症の危険はだいぶ薄れ、

 戸外でスポーツをするのも大丈夫!な季節ですから――

 

「おでかけェ、しようゥ!」

「ぐ~るるるる!」(←訳:の~んびりと!)

 

 では、緑に囲まれた静かなカフェまで、

 ちょっと歩いて、

 美味しいティーと、ケーキを。

 

 というような、

 《森のカフェ》系の御本が、

 近年は隠れたベストセラーになっています。

 

 ぴあMOOKさんの『森のカフェ 緑のレストラン』も、

 首都圏のお店を紹介する版の他に、

 『神奈川』、『埼玉』、『千葉』、

 『東海』、『関西』の版が刊行されているんですよ。

 

 その中でも、

 山の森があって、海があって、

 古都(鎌倉)もあって、港町(横浜)もあることから、

 とりわけ人気なのが『神奈川』。

 

「おみせはァ、くらしッくゥ!」

「がるるぐるぅ?」(←訳:古民家カフェ?)

 

 古民家、というより、

 大観光地・神奈川県にはお屋敷カフェ多し!

 と見るべきかもしれません。

 

 別荘を思わせる立派な日本家屋を改造して、

 或いは、

 豪農さんのお家や納屋を改修してお店に、

 はたまた、

 丘の上の古い洋館をレストランに。

 

「ぜいたくなァ~くうかんッでス!」

「ぐる!がるるぐるがる!」(←訳:ここ!天井がいい感じ!)

 

 相模原市緑区の『古民家カフェ 雅(みやび)』さんは、

 養蚕で使っていた中二階がある

 珍しい構造の建物ですが、

 天井の梁が美しいカフェですね。

 

 『くずきり』を食べたい!と思い立ったら、

 鎌倉市佐助の、

 その名も『くずきり みのわ』さんへ。

 

 大手さんのガイドブックにも載っている

 鎌倉の報国寺さん境内の

 『休耕庵(きゅうこうあん)』さんは、

 竹に囲まれた和カフェ。

 

 生粋の活字マニアさんは、

 横浜市の神奈川近代文学館内の、

 『鮨喫茶 すすす』さんはいかがでしょう。

 

「すしィきッさッ??」

「がるるぐるる~!」(←訳:初めて聞いた~!)

 

 『鮨喫茶 すすす』さんのメニューにあるのは、

 《小僧の神様の握りずし》(¥4.800)、

 《ささめ雪のちらし鮨》(¥2.600)、

 《太宰治の鰻重と握りセット》(¥3.400)、

 《梶井基次郎のレモンスカッシュ》(¥650)など。

 

 日本文学愛好家さんのハートに

 ずしりと響くネーミングですね。

 

「ぷふふふッ♫」

「ぐるるっ!」

 

 長期予報によれば、

 11月もあまり寒くはなさそう、とか?

 

 着ぶくれせず、

 身軽にお出掛けするなら今だ!

 カフェ巡りしよう!

 とピンと来たら、

 出発する前に、ぜひ、一読を♪

 

コメント
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