「こんにちわッ、テディちゃでス!
……ううむゥ?なんだかァ、へんてこッ?」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!たぶんヘンテコ!)
こんにちは、ネーさです。
長過ぎる残暑の影響でしょうか、
庭の片隅で、シロツメクサのお花が咲いています。
ヘンテコな気候に首を傾げながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 森のカフェと緑のレストラン 神奈川 ――
編者は『ぴあMOOK』編集部の皆さん、
2024年5月に発行されました。
『神奈川で出会える、やすらぎの空間へ』
と副題が付されています。
ええ、残暑を引きずってはいても、ほぼ秋です。
熱中症の危険はだいぶ薄れ、
戸外でスポーツをするのも大丈夫!な季節ですから――
「おでかけェ、しようゥ!」
「ぐ~るるるる!」(←訳:の~んびりと!)
では、緑に囲まれた静かなカフェまで、
ちょっと歩いて、
美味しいティーと、ケーキを。
というような、
《森のカフェ》系の御本が、
近年は隠れたベストセラーになっています。
ぴあMOOKさんの『森のカフェ 緑のレストラン』も、
首都圏のお店を紹介する版の他に、
『神奈川』、『埼玉』、『千葉』、
『東海』、『関西』の版が刊行されているんですよ。
その中でも、
山の森があって、海があって、
古都(鎌倉)もあって、港町(横浜)もあることから、
とりわけ人気なのが『神奈川』。
「おみせはァ、くらしッくゥ!」
「がるるぐるぅ?」(←訳:古民家カフェ?)
古民家、というより、
大観光地・神奈川県にはお屋敷カフェ多し!
と見るべきかもしれません。
別荘を思わせる立派な日本家屋を改造して、
或いは、
豪農さんのお家や納屋を改修してお店に、
はたまた、
丘の上の古い洋館をレストランに。
「ぜいたくなァ~くうかんッでス!」
「ぐる!がるるぐるがる!」(←訳:ここ!天井がいい感じ!)
相模原市緑区の『古民家カフェ 雅(みやび)』さんは、
養蚕で使っていた中二階がある
珍しい構造の建物ですが、
天井の梁が美しいカフェですね。
『くずきり』を食べたい!と思い立ったら、
鎌倉市佐助の、
その名も『くずきり みのわ』さんへ。
大手さんのガイドブックにも載っている
鎌倉の報国寺さん境内の
『休耕庵(きゅうこうあん)』さんは、
竹に囲まれた和カフェ。
生粋の活字マニアさんは、
横浜市の神奈川近代文学館内の、
『鮨喫茶 すすす』さんはいかがでしょう。
「すしィきッさッ??」
「がるるぐるる~!」(←訳:初めて聞いた~!)
『鮨喫茶 すすす』さんのメニューにあるのは、
《小僧の神様の握りずし》(¥4.800)、
《ささめ雪のちらし鮨》(¥2.600)、
《太宰治の鰻重と握りセット》(¥3.400)、
《梶井基次郎のレモンスカッシュ》(¥650)など。
日本文学愛好家さんのハートに
ずしりと響くネーミングですね。
「ぷふふふッ♫」
「ぐるるっ!」
長期予報によれば、
11月もあまり寒くはなさそう、とか?
着ぶくれせず、
身軽にお出掛けするなら今だ!
カフェ巡りしよう!
とピンと来たら、
出発する前に、ぜひ、一読を♪