「こんにちわッ、テディちゃでス!
おおたにさんッ、おめでとうゥ~!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!河村さんにも祝!)
こんにちは、ネーさです。
大谷選手のLAドジャースはワールドシリーズ進出!
グリズリーズの河村勇輝さんは、開幕戦ベンチ入り決定!
お二人に幸あれ!と元気玉を遠投したら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 《雨ダルさん》の本 ――
著者は佐藤純(さとう・じゅん)さん、
2021年5月に発行されました。
『《雨の日、なんだか体調悪い》がスーッと消える』
と副題が付されています。
「うむゥ! これェ、わきゃりまスゥ!」
「ぐるるがるる?」(←訳:天気痛だよね?)
最近は、TVの天気予報コーナーや、
Webの天気予報関連サイトなどでも
珍しくなくなってきた『天気痛予報』。
実は私ネーさも、天気が悪化したりすると
ものすっごい頭痛に苦しめられることが少なくありません。
いったい、この痛みは
どういうメカニズムで発生するんでしょう?
「ではァ、まなびましょゥ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:天気痛の仕組みを!)
著者・佐藤さんは、この御本で『天気痛』に悩む人たちを
《雨ダルさん》と呼んでいます。
その理由は……
雨の日(や雨の前日)に起こる
頭痛やめまいの原因のひとつに
『気圧変化』が関係しているから。
「ふむふむゥ、きあつのォ~へんかッ?」
「ぐるるがるっるるる?」(←訳:前線の接近ってこと?)
頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、
気分がどんよりする……
『天気痛』の症状は人それぞれで
全く感じない人もいますが、
だからといって、
『雨ダルさん』は心の弱い人だとか、
怠け者なのだ、という結論にはなりません。
気圧変化のストレスがいかに巨大なものか、
著者・佐藤さんは↓こんな風に説明しています。
私たちの身体の表面積を、
約1.5㎡と仮定する。
1㎡当たりにかかる気圧は、約10トン。
つまり、人の体には
およそ15トンもの大気による圧力が
常にかかっている。
「じゅうごとんッ?!?」
「がるるぐっる~!」(←訳:嘘だと言って~!)
嘘や冗談ではなく、15トン。
通常で15トンも!なところへ、
台風や前線が接近してきて、
気圧がグーンと低下したら、
頭痛や肩こりが起こるのは
仕方ないというか、避けようがないと言うか。
避けようがない――
どうしても避けられないのなら、
ええ、そうです、
”上手に受け流す方法“を探しましょう。
まずは、
気圧の変化に敏感な、
耳をガード!
「みみィ、でスかッ?」
「ぐるがーるぐるる?」(←訳:どうガードするの?)
両耳を手でつまみ、
上下に軽く引っ張り、くるくる回す、
1分ほどのマッサージ。
温めた濡れタオルを耳に当て、
耳の血行をよくする『耳温熱』。
気圧調整機能がついた耳栓も、
効果が高いそうですよ。
「ほほゥ、みみせんッ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:そんなの有るんだ!)
手首のツボ押しや、
軽いストレッチ、ウォーキングなど、
『天気痛』を和らげるさまざまな方法が
この御本では紹介されています。
長くつらい猛暑がようやく終わり、
秋になったと思ったら、
暑さが戻ってきたり、また急に寒くなったりする
季節の変わり目。
他にも何冊か『天気痛』関連の書籍を
読んでみたのですけれど、
分かりやすさの点で
おすすめしたいのはこの御本です。
《雨ダルさん》を自認する方々は、
ぜひ、チェックしてみてくださいね。