テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 天気で、グルグル? ~

2024-10-22 22:03:39 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おおたにさんッ、おめでとうゥ~!」

「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!河村さんにも祝!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大谷選手のLAドジャースはワールドシリーズ進出!

 グリズリーズの河村勇輝さんは、開幕戦ベンチ入り決定!

 お二人に幸あれ!と元気玉を遠投したら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― 《雨ダルさん》の本 ――

 

 

 著者は佐藤純(さとう・じゅん)さん、

 2021年5月に発行されました。

 『《雨の日、なんだか体調悪い》がスーッと消える』

 と副題が付されています。

 

「うむゥ! これェ、わきゃりまスゥ!」

「ぐるるがるる?」(←訳:天気痛だよね?)

 

 最近は、TVの天気予報コーナーや、

 Webの天気予報関連サイトなどでも

 珍しくなくなってきた『天気痛予報』。

 

 実は私ネーさも、天気が悪化したりすると

 ものすっごい頭痛に苦しめられることが少なくありません。

 

 いったい、この痛みは

 どういうメカニズムで発生するんでしょう?

 

「ではァ、まなびましょゥ!」

「がるるるぐるるる!」(←訳:天気痛の仕組みを!)

 

 著者・佐藤さんは、この御本で『天気痛』に悩む人たちを

 《雨ダルさん》と呼んでいます。

 その理由は……

 

   雨の日(や雨の前日)に起こる

   頭痛やめまいの原因のひとつに

   『気圧変化』が関係しているから。

 

「ふむふむゥ、きあつのォ~へんかッ?」

「ぐるるがるっるるる?」(←訳:前線の接近ってこと?)

 

 頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、

 気分がどんよりする……

 『天気痛』の症状は人それぞれで

 全く感じない人もいますが、

 だからといって、

 『雨ダルさん』は心の弱い人だとか、

 怠け者なのだ、という結論にはなりません。

 

 気圧変化のストレスがいかに巨大なものか、

 著者・佐藤さんは↓こんな風に説明しています。

 

   私たちの身体の表面積を、

   約1.5㎡と仮定する。

   1㎡当たりにかかる気圧は、約10トン。

   つまり、人の体には

   およそ15トンもの大気による圧力が

   常にかかっている。

 

「じゅうごとんッ?!?」

「がるるぐっる~!」(←訳:嘘だと言って~!)

 

 嘘や冗談ではなく、15トン。

 

 通常で15トンも!なところへ、

 台風や前線が接近してきて、

 気圧がグーンと低下したら、

 頭痛や肩こりが起こるのは

 仕方ないというか、避けようがないと言うか。

 

 避けようがない――

 どうしても避けられないのなら、

 ええ、そうです、

 ”上手に受け流す方法“を探しましょう。

 

 まずは、

 気圧の変化に敏感な、

 耳をガード!

 

「みみィ、でスかッ?」

「ぐるがーるぐるる?」(←訳:どうガードするの?)

 

 両耳を手でつまみ、

 上下に軽く引っ張り、くるくる回す、

 1分ほどのマッサージ。

 

 温めた濡れタオルを耳に当て、

 耳の血行をよくする『耳温熱』。

 

 気圧調整機能がついた耳栓も、

 効果が高いそうですよ。

 

「ほほゥ、みみせんッ!」

「がるるるぐるるる!」(←訳:そんなの有るんだ!)

 

 手首のツボ押しや、

 軽いストレッチ、ウォーキングなど、

 『天気痛』を和らげるさまざまな方法が

 この御本では紹介されています。

 

 長くつらい猛暑がようやく終わり、

 秋になったと思ったら、

 暑さが戻ってきたり、また急に寒くなったりする

 季節の変わり目。

 

 他にも何冊か『天気痛』関連の書籍を

 読んでみたのですけれど、

 分かりやすさの点で

 おすすめしたいのはこの御本です。

 《雨ダルさん》を自認する方々は、

 ぜひ、チェックしてみてくださいね。

 

コメント
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