テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

くるるん!と、《とりかへ》?

2012-09-20 23:15:55 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 自転車競技の2012ロード世界選手権エリート男子タイムトライアルの部門は、
 トニ・マルティンさん(ドイツ)が優勝!
 昨年に続いての連覇となりました!
 おめでとうございます!

「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 まるてぃんさんッおめでとうゥッ!」
「がるる!ぐるぐるぐるぅ!」(←訳:虎です!ぱちぱちぱちぃ!)

 雨模様の荒れたお天気、
 《帝王》と呼ばれるスイスのおにいさんや
 オリンピックではぶっちぎりの記録で金メダルを勝ち取った英国のおにいさんは欠場、と
 世界選手権にしては少々物足りなさも感じられましたが……
 23日にはエリート男子ロードレースが開催されます!
 日本の選手さんたちも出場しますよ~!
 オランダへ向けてエールを送りながら、
 ああ、忙しい、
 本日の読書タイムは、はいっ、こちらを、どうぞ~!

  


 
                    ―― エアヘッド! ――


 
 著者はメグ・キャボットさん、原著は2008年に、画像の日本語版は2012年8月に発行されました。
 英原題は『AIRHEAD!』、
 『売れっ子モデルになっちゃった!?』と日本語副題が付されています。

「えあへッどッてェ、なにィでスかッ??」
「ぐるるるーがるがるるっ?」(←訳:エアギターみたいなぁ??)

 エアヘッド(Airhead)という言葉が意味するのは……
 『頭がからっぽ』。
 
 日本語風にいうなら、『おツムがスカスカ』かしら。

「ひッどォ~いッ!」
「ぐるるるー!」(←訳:ひどすぎー!)

 おツムがからっぽとかスカとか、
 ひどい言われようをされちゃってるのは、
 NY在住のトップモデル、
 ニッキー・ハワードさん。

 そして、ニッキーさんとは対照的な、
 ルックスはあまり目立つ方ではなくて、
 成績は悪くないけどちょっとオタクっぽい、
 エムことエマソン・ワッツさん。

 この御本は、
 十代の少女ふたり――ニッキーさんとエムさんを主人公にした、
 《とりかえばやものがたり》です♪

「とりかえばやッ??」
「ぐるがるる??」(←訳:NYなのに??)

 《とりかえばやものがたり》、
 もしくは《とりかへばや物語》といったら、
 活字マニアさんには、もうお分かりですね。
 日本の古典文学《とりかえばや》は男女入れ替わりの物語ですけれど、
 こちらは、
 現代の米国を舞台にした、
 超美少女さんと普通の少女さんの《とりかえばや》です。

 御本のカバーにばっちり印刷してあるので、
 ええもう、ストーリーの概略を書かせていただいちゃいますが、
 ある出来事をきっかけに……

   ニッキーさんとエムさんの身体が入れ替わっちゃった!

 のですね。

「ふァ~…いれかわりィ~…」
「ぐるるがるる~…」(←訳:大変そうだね~…)

 アホか?と、ついツッコミたくなる活字マニア諸氏もおられましょうが、
 ベストセラー作家の著者・キャボットさん、
 ツボを外さない語りはさすがです!
 おバカっぽそうに見えて、
 中盤以降はぐいぐいと、
 《とりかえばや》ならではの悲哀と
 女子高校生ならではのやるせなさをも加味し、
 エンタ作品へと仕上げてゆくその手腕!

「だいにんきィなのもォ、なッとくゥ!」
「ぐるるがるがるる!」(←訳:映画化されるかも!)

 三部作の第一作であるこの御本、
 ライトテイストな、
 日本の女子高校生さんにもおすすめの一冊です♪
 もちろん、高校生さんだけでなく、
 やはりこちらも大人気の《トワイライト》シリーズを愛する活字マニアさんも
 ぜひお読み下さいな~♪

「きッとォ、おきにィめしまスゥ~!」
「ぐるるるがるぐるがるる!」(←訳:アメリカ版とりかえばや!)

 続編にも期待したいこの御本、
 男子活字マニアさんも、一読を!


 
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ほろにが仕立てと、コラーゲン♪

2012-09-19 23:03:38 | 美味
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 せーのッ!
 おやつたいむゥ、かもォーんッ!」
「がるる!ぐるっるー!」(←訳:虎です!腹へったー!)

 こんにちは、ネーさです。
 本日は、読書をさぼり、お久しぶりのおやつタ~イム!
 先ずは、グミハンター参上!と言いたくなっちゃう、こちらから、どうぞ~!

  

 『明治』さんの
 《果汁グミ たっぷりコラーゲン6000mg ざくろ果汁100》!

「みゃッほゥ! こらーげんッ!」
「ぐるるがっるるぐる!」(←訳:ザクロ味ってレアだね!)

 次のお菓子もグミで!

  

 『アサヒフードアンドヘルスケア』さんの
 《ハートのコラーゲングミ+マルチビタミン ピーチ味》!

「びたみんもォ、はいってるゥ~!」
「ぐるぐるる!」(←訳:機能性グミ!)

 お次は、発売されたばかりの新製品ですよ!

  

 『コカコーラ』さんの
 《紅茶花伝 デザートシリーズ ビターアーモンド&キャラメル ロイヤルミルクティー》!

「きかんげんていィのォ、おあじィ!」
「がるがるるるぐるがるるる!」(←訳:ほろにが仕立てだそうです!)

 コラーゲンた~っぷりのグミ2種は、
 疲れたお肌に効きそうだわね!
 プロのアスリートさんたち、
 特に私ネーさも大好きな自転車競技のロードレースでは、
 バスでの移動時や、
 レースの最中に、
 ぱくぱくっとグミキャンディを食べてエネルギーを補給する選手さんが
 けっこう多いんですって。
 スポーツの秋、これからロードレースを始めるぞ!という初心者さんは
 マネっこしてみて下さいな♪

「きゅうけいィ~するときにはァ~」
「がるぐるる!」(←訳:グミをぱくり!)

 紅茶飲料大好き!な御方には
 《紅茶花伝 ビターアーモンド&キャラメル》、おすすめです♪
 冷やしてよし♪
 秋の夜長にはマグカップなどに注いでレンジ加熱し、
 ホットでいただくのもよし♪
 お好みで、どうぞ~!

「むぷふゥ!
 しょくよくのォ、あきィがァ、きたのでスゥ!」
「ぐるるるー!」(←訳:食べるぞー!)

 ……体重計が怖い私ネーさ、読書の秋にこだわりたいです……。



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かっこいい《謎》を、ギュッと!

2012-09-18 23:22:03 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あきのォ、おまつりィ~!」
「がるる!ぐるるがるぐーるる!」(←訳:虎です!秋祭りのシーズン!)

 こんにちは、ネーさです。
 今週あたりは、日本各地で秋祭りもたけなわ!のようですね。
 ここ東京・八王子の八幡神社(通称・八幡さま)も
 先週末は賑やかに例大祭が行われました。
 ならば、読書タイムも、氏神さまと同じく、
 “歴史”を感じさせる風格ある一冊を!ということで、
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



     
                ―― 黒死荘の殺人 ――



 
 著者はカーター・ディクスンさん、原著は1934年に、
 画像の日本語文庫版は2012年7月に発行されました。
 英原題は『The Plague Court Murders』、
 ミステリ界の巨匠にして密室の達人ジョン・ディクスン・カー/カーター・ディクスンさんによる、
 古典(クラシック)の香り高い探偵小説ですよ~♪

「ふかのうッはんざいイッ!」
「がるぐるるがる!」(←訳:謎とサスペンス!)

 この文庫版では題名が『黒死荘の殺人』となっていますが、
 マニアの方々には、
 原題を音訳した『プレーグ・コートの殺人』の名でも
 よく知られている作品です。
 また、
 筆名にカーター・ディクスンを使う場合の探偵役さん、というと
 こちらもマニアさんたちは既に御存知の、
 H・Mこと
 ヘンリ・メリヴェール卿!

 カーさん(ディクスンさん)の実父をモデルにしたそのキャラは……
 太っちょ。
 ものぐさ。
 お喋り好きで、
 法廷弁護士の資格と医師免許を持ち、
 『マイクロフト』と仇名させる、
 英国官庁街の陰の実力者。

「きまぐれェおじさんッ!」
「ぐるるがるぐるるるー!」(←訳:頭脳は超一流なのにー!)

 この御本での
 ヘンリ卿の登壇、いえ、登場は、
 ちょうど真ん中あたり――後半に入ってから、となっています。

 御本の前半、物語の牽引役を務めるのは、
 かつてヘンリ卿の下で働いた経験を有する青年ケン・ブレークさんと、
 スコットランドヤードの主任警部ハンフリー・マスターズさん。

 或る日、
 ブレーク青年、旧友から頼み事をされました。

   ――幽霊屋敷でひと晩明かしてほしいんだ――

「あううゥッ!
 それはァ~ちょッとォ~…」
「がるるるぅ!」(←訳:危険でしょ!)

 これは面白くなりそうだ、と思ったブレークさん、
 逆らいもせず、
 頼まれちゃいます。
 けれど、心の奥底では危険な予兆を感じ取っていたのでしょうか、
 スコットランドヤードのマスターズ警部を誘い、
 とっぷり日も暮れたロンドンの町を
 『黒死荘』へ向かうのでした。

 無意識の予兆は、
 一晩と経たぬうち、
 現実のものとなります。
 マスターズ警部の手にも余る、
 幽霊屋敷の密室を舞台にしての不可能犯罪となって……!

「ろんどんのォ、ゆうれいやしきィ!」
「がるがるぐるる!」(←訳:本場の幽霊屋敷!)

 前半の、おどろおどろしさ満点の怪奇小説風な展開と、
 後半のヘンリ卿による知力満点!な推理パートの対比が
 なんとも鮮やか&スマートです♪
 ミステリマニアさんだけでなく、
 密室もの初心者の方々も、
 『カーさんの最高傑作』と評される一冊を、ぜひ~!

「なぞがァ、なぞをォよぶゥ!」
「ぐっるがるるぐるる!」(←訳:かっこいい名作です!)



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彼のしっぽは、桜色♪

2012-09-17 23:18:31 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 せ~か~い~せ~ん~しゅ~け~んッ!」
「がるる!ぐるるぐるがる^!」(←訳:虎です!始まりましたよ~)

 こんにちは、ネーさです♪
 自転車競技のロード世界選手権2012の最初の見どころ!
 18年ぶりに開催された『エリート男子チームタイムトライアル』部門で優勝したのは
 《オメガファーマ・クイックステップ》の選手さんたち!
 おめでとうございます!

「せかいいちィ!おめでとうッ!」
「ぐるぐるがる!」(←訳:みんなの憧れ!)

 来年は日本のチームさんも参加できますように!と祈りながら
 敬老の日の今日も、
 さあ、読書タ~イム!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



 
               ―― ぶたぶたカフェ ――



 
 著者は矢崎存美(やざき・ありみ)さん、2012年7月に発行されました。
 以前にも御紹介いたしました《ぶたぶた》シリーズの、最新刊です!

「ぶたぶたさんだッ!」
「ぐっるるるー!」(←訳:待ってたよー!)

 《ぶたぶた》さん、といっても、
 何のこっちゃ分からん??と首をひねる活字マニアさんもおられるでしょうか。

 御名前は、『山崎ぶたぶた』さん。
 身長は、バレーボールくらいで、
 色合いは桜色で――

 え?
 あ、はい、書き間違えではないんですよ。
 ぶたぶたさん、ピンクです。
 目は黒ビーズです。
 なぜって、ぶたぶたさんは――

「ぬいぐるみィ、なのでスゥ!」
「ぐるぐるるがるる!」(←訳:ぶたのヌイグルミ!)

 桜色のぶたのぬいぐるみ、
 『山崎ぶたぶた』さん。
 友人知人さんたちからは、ぶたぶたさん、と呼ばれているそのぬいぐるみに、
 この御本の主人公、目黒泰隆(めぐろ・やすたか)さんは
 驚愕させられます。
 ぶたぶたさん、って……

   生きてる!

「あたりまえェ、でスよゥ!」
「がっるぐるぐるがるぐるる!」(←訳:だってぶたぶたさんだもん!)

 近ごろ不眠症がひどくなり、
 他の事情も色々とあって、
 会社を辞め、
 新たに知人さんのカフェで働き始めようとしていた、
 そんな矢先だったからでしょうか、
 目黒さん、
 ぶたぶたさんが気に懸ってしょうがありません。

 小さな身体で元気に働くぶたぶたさん。
 パンケーキを器用に焼き上げるぶたぶたさん。
 読書家・ぶたぶたさん。
 なぜか声は中年男性のぶたぶたさん。

  ぶたぶたさんと、もっと仲良くなりたい……のかな、オレ?

「なッちゃえッ、なッちゃえッ♪」
「ぐるがるるる!」(←訳:それがいいよ!)

 ぶたぶたさんとの交流が深まるにつれ、
 少しずつ、自分の抱える“悩み”が見えてくる目黒さん。
 アクシデントもあるけれど、
 体調も好転してきたようです。
 これは、自然治癒?
 それとも《ぶたぶたさん効果》……?

「ぶたぶたさんのォ、ちからッ、でスよゥ!」
「がるっる!」(←訳:きっとね!)

 摩訶不思議な、ぶたぶたさん。

 物事はこうであるべき!という常識を
 可愛らしい姿でさりげなく突き破ってくれるぶたぶたさんの物語は、
 単なる教訓譚やファンタジー作品とは
 いささか違っているようです。

 ほろ苦くもあり、
 より柔軟であり、
 目線も、優しく。

「ぶたぶたさんはァ、あッたかいィのでス♪」
「がるるるるぐるるるぐるがる!」(←訳:会えたら嬉しいぶたぶたさん!)

 ネタばれになってしまうのを避けるため、
 詳しいストーリー紹介は出来ませんが、
 読めばピンクのぶたのぬいぐるみさんに絶対惚れちゃう!一冊です。
 本屋さんで《ぶたぶた》シリーズを見つけたら、
 どうか手に取って御覧くださいな!
 桜色の、楽しい時間を過ごせますよ~♪
 
 
  
 

 
 

 
 
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ショコラの秘密基地?

2012-09-16 23:13:45 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むしむしィあッつ~いィッ!」
「がるる!ぐるるがる~る!」(←訳:虎です!サウナみた~い!)

 こんにちは、ネーさです。
 連休ド真ん中の日曜日だというのに、
 今日の東京・多摩地域は、ピーカンのち雨、雨のちまたピーカン……
 9月中旬とは思えぬ暑さでした。
 こう暑いと、溶けちゃうわよね、アレも。

「あれッ??」
「ぐるるっるがる?」(←訳:アレってどれ?)

 暑さによわくて、でも美味しくで、皆だぁ~い好きなアレ!といったら、
 ええ、チョコレート!
 本日の読書タイムは、チョコレートに関するちょっと珍しいタイプの御本を、
 さあ、どうぞ~!

  



 
               ―― チョコレートの帝国 ――



 
 著者はジョエル・G・ブレナーさん、
 原著は1999年に、画像の日本語版は2012年5月に発行されました。
 チョコレートの国のおはなし?
 まあ、それって――

「ちゃーりーとォ、ちょこれーとこうじょうッ??」
「ぐるるる・がーるぐるるがる?」(←訳:ロアルド・ダールさんの御本?)

 と思ってしまうのは、
 私たち活字マニアの本能と申しましょうか、反射神経と申しましょうか……
 いえ、でもね、違うんです。
 この御本は、ダールさんの愉快な童話シリーズ、ではありません。
 
 本屋さんの書棚に置くならば、
 『経済・産業』の分野か、
 或いは
 『伝記』『歴史』のコーナーに配架されるであろう、
 お固い、真面目な、ノンフィクション作品、なのです。

「ちょこれーとォ、さんぎょうッ??」
「がっるるぐる~??」(←訳:チョコの経済~??)

 チョコレート。

 お米や麦、
 トウモロコシ、大豆、塩……
 そういった“ヒトが生きてゆくのに欠かせない必需品”とは異なり、
 カカオ豆から作られるチョコレート製品は、
 嗜好品であり、ぜいたくな食べもの、でもあります。

 なくても困らない……はず、なんだけど、
 無いとやっぱり、さみしい!つらい!耐えられない!のが、
 甘いモノ。

「だよねェ~♪」
「がる~♪」(←訳:よね~♪」

 『マーズ社』、
 『ハーシー社』。

 チョコ好きな御方ならば、
 いいえ、チョコにさして興味がない御方も、
 この2社の名前を聞いたことがあるでしょう。

 『マーズ』の看板商品は、
 バータイプのチョコレート《マーズ》や、
 《M&Mチョコレート》。

 『ハーシー社』の看板商品は、
 板チョコや、《キス》チョコ、《ハグズ》など。

 どれも、有名な、長く、根強い人気を誇るチョコレートですよね。
 それゆえ、かえってバカにされてしまうかもしれません。
 たかがチョコレートじゃないか、と。

 ところが、たかが、ではないんです。
 著者・ブレナーさんはこう記していますよ。

  『マーズ社の年間売り上げは二百億ドル。
   ナビスコ、マクドナルド、ケロッグよりも大きい』

 これは1999年時点でのデータですが、
 『ハーシー社』の売り上げも合わせて考えると、
 チョコレート産業の規模の大きさが分かります!

「びッぐゥびじねすゥ!」
「がっるっるぐるるる!」(←訳:チョコってミラクル!)

 驚きはまだまだ続きますよ。

 世界で最も生産性・収益性の高い企業といわれる『マーズ社』さん、
 なんと!
 未上場です!
 社を所有するのは創業者のマーズ一族で、
 21世紀の今も、がっちり一族によって経営されており、
 株式公開の予定はまったく無し!

「ええええェッ??」
「がっるぐるるるっるがっる!」(←訳:フェイスブック社も真っ青!)

 これほど巨大な個人企業は、
 いったいどうやって、
 誰の手から生まれ、育っていったのでしょう?
 著者・ブレナーさんはメディア嫌いの経営者たちの素顔に迫ります。
 マーズとハーシー、
 ダールさんの《ワンカ》チョコレート工場の塀の向こうよりも奥に隠された、
 チョコレート王たちの人生、
 そして経営哲学――

 米国のチョコレート産業、
 《M&M》、
 《ハーシー ミルクチョコレート》、
 《スニッカーズ》……
 どれかにピン!と来た御方は、
 分厚い御本ですけれど、ぜひ挑戦してくださいね!
 20世紀の産業史を研究する御方にも、おすすめです!

「ちょこれーとにはァ、まだまだァ!」
「ぐるるがっるる!」(←訳:秘密がいっぱい!)


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祝!35周年!の特製コミック~♪

2012-09-15 23:06:12 | ブックス
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 れェ~んきゅゥッ!」
「がるる!ぐるるー!」(←訳:虎です!3連休ー!)

 こんにちは、ネーさです。
 ふうぅ~……連休はやってきたけれど、
 『ブエルタ・ア・エスパーニャ』も終わっちゃってつまんない~…
 なぁんてことはありませんよ!
 英国では『ツアー・オブ・ブリテン』が開催されていますし、
 日本では『ツール・ド・北海道』が始まりました!
 そして!
 もうひとつの自転車競技の最高峰決戦《ロード世界選手権2012》が開幕!
 
「ぐッどらッくゥ!」
「ぐるるー!」(←訳:激走だー!)

 オランダ南部を舞台に、
 誰が世界の頂点をつかみとるのか!?!
 期待を前にした今週末は、
 スペシャルな読書メニューを御案内いたします♪
 こちらを、どうぞ~!

  

 
 
         ―― エロイカより愛をこめて 35周年メモリアルブック ――


 
 著者は青池保子さん、2012年9月に発行されました。
 週末にはいつも、おやつネタ、くまニュースなどをお送りしておりますが、
 この御本を見つけてしまったら、
 それはもう、素通りは出来ません!
 急いで予定変更です!

「わほほゥ♪ しょうさァ~ッ!」
「がる~っ!」(←訳:伯爵~っ!)

 一度ハマったら、やめられない&止まらない!
 マニア化すること必定!の大人気コミック、
 あの『エロイカより愛をこめて』が
 35周年を迎えました!
 おめでとうございます!
 いえ、言い直しましょう。
 ありがとうございます青池センセ!
 こんなにステキな大河サスペンス泥棒とスパイロマンを読める私たちは
 ほんっとうに幸せ者ですー!

 あっ、そうそう、
 上の画像は帯をつけて撮影しましたが、
 帯なしの画像も御覧くださ~い!

  

「……むッ??」
「……がるっ?」

 ……センターにジェイムズ君がいるのは、なぜかしら……?
 エーベルバッハ少佐でも
 グローリア伯爵でもなく、
 超重量級のおじさまスパイさんたちを脇に従えて、
 なぜジェイムズ君が……??

「あとでェ、しょうさにィ、おこられちゃうゥよッ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:逃げないと~!)

 内容は……御安心ください、
 主役はジェイムズ君じゃございませんよ。

 単行本にはモノクロで掲載された扉絵やイラストを
 雑誌発表時そのままにからーで復活!な企画、
 シリーズの全話を紹介、
 キャラクターの解説、
 有名漫画家さんたちによる『トリビュートイラスト』企画、
 これまでに作られたグッズ一覧、
 青池センセへのインタビュー、
 描き下ろしコミック等々、
 ファンの皆さまは、
 あっちのページでもこっちのページでも爆笑です!

「とりびゅーとがァ、すごいィッ!」
「ぐるがるがるる!」(←訳:凄い顔触れだよ!)

 『エロイカ』を御存知ない方々には、
 《?》
 かもしれませんが、
 アタシ全巻持ってます!
 ぼく実は隠れマニアで……といった御方には
 読み込むほどに腹筋がヒクヒクと痙攣する、
 休日に最適最強な一冊です。

「まんがだいすきィ!なみなさまにィ~!」
「がるるるぐるがる!」(←訳:おすすめですよう!)

 では、皆さまも、
 ごひいきのキャラクターさんと手に手を取って、仲良~く♪楽し~い♪休日を!
 

 

 
 
 
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休日は、針と糸を手に…?

2012-09-14 23:12:14 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 へんてこりんッ!」
「がるる!ぐるるぐるる!」(←訳:虎です!へんてこりん!)

 こんにちは、ネーさです。
 イエス!
 週末と連休を控えて今日の読書タイムのテーマは、
 へんてこっ??
 いえいえ、
 キュート!ラブリー!ビューティホー!!
 手先の器用さでは負けないもんね!なスピリットあふれるこちらの一冊を、どうぞ~!

  



 
            ―― 男子がもらって困るブローチ集 ――



 
 著者は光浦靖子さん、2012年6月に発行されました。
 さあ!テディちゃ!虎くん!手芸の御本は好きですかぁ~?

「……えェ~ッとォ……」
「……ぐ~るるぅ……」(←訳:……う~んとぉ……)

 本日ご紹介いたしますのは、
 ジャンルでいえば《手芸》モノ。
 本屋さんに、ありますよね、
 ビーズアクセサリー、ふわふわニット、チュニックやジレ、
 上級者さんになるとゴスロリ系ドレス!皮革グッズも!
 手作り大好き派さんたちのためのコーナーが!

 けれど、この御本は《手芸》ジャンルの中でも
 とりわけ“特化”しています。
 どういう方向に“特化”しているかと言えば――

   建前=『えっ? これオレにくれるのー♪』
   本音=『えええっ!マジかよーっ!』

 といったフクザツな深層心理の波が渦巻いちゃってる方向へ、です。

「……ふァ~」
「……がる~」

 いわゆる《芸人》さんである著者・光浦さん、
 御本冒頭の『はじめに』で、こうボヤいています。

   なぜ男の人は手作りのモノをもらったとき、
   困った顔をするのだろう。

 そうですねえ、なぜかしら?

「……へたぴィだからッ??」
「ぐるがっるるっぐるーっ!」(←訳:それ言っちゃダメーっ!)

 あら、違うんです、
 ヘタってことはないんですよ。
 むしろ、光浦さんの技術力、スゴイんです!
 御本の10~11ページにかけて、
 見開きで光浦さんの作品がどどーん!と紹介されているのですが、
 おお!上手じゃないですか!
 ステッチの間隔は正確ですし、
 糸目も細かい!
 ビーズやスパンコールの縫い付け方も堂に入ったもの!
 ミニチュアサイズのヌイグルミには
 ちゃあんと睫毛が縫取ってあって、
 養毛フェルトの扱いもプロ並み!

 でも……
 出来上がった作品を見ると……

「なにかがァ、ちがァーうッ!」
「がるるー!」(←訳:なぜだー!)

 いったい、どこがどう違うがために
 『困った顔』をされちゃうのでしょう?

 その言葉では説明不能?な『困った』具合は、
 どうか、掲載されているカラー写真でじっくりと観察し、
 活字マニアの皆さま御自身で判断を!

「うむむゥ!
 ふぁんきィー、なのでス!」
「がっるーるぐるる!」(←訳:シュールでもある!)

 併載されている光浦さんの文章も、
 その語りの巧さに感服!
 友人の《手芸部》部員さんたちとの部活動、
 さらに芸人仲間の加藤浩次さんに作品を捧げる巻末のページには
 ついついニヤリと笑わされてしまいます。

 光浦さん、やっぱり手芸ならぬ《芸》の人、なんでしょうか。

「でもォやぱりィ、これはァ、おくりものとしてはァ~…」
「ぐるるがっるっるぐるーっ!」(←訳:それも言っちゃダメーっ!)

 楽しい御本を、
 週末&休日に、ぜひ!
 

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― 森と湖の追跡劇 ―

2012-09-13 23:13:29 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ……ほのかにィ、ただようゥ、このかおりィはッ?!?」
「がるる!ぐるるぐるるがるがるー!」(←訳:虎です!銀木犀の花の香りだよー!)

 こんにちは、ネーさです。
 残暑の中、秋の花・モクセイが咲き始めちゃいました。
 いーかげん涼しくなってくれい!と嘆きつつ、
 さあ、今日も読書タ~イム!
 本日は、名手さんの筆による正統派エンタ作品を、どうぞ~! 

  


 
                ―― 追撃の森 ――


 
 著者はジェフリー・ディーヴァーさん、
 原著は2008年に、画像の日本語版は2012年6月に発行されました。
 『THE BODIES LEFT BEHIND』と英原題が付されています。
 ディーヴァーさんといえば――

「ふァいッ!
 テディちゃ、しッてるでス!
 りんかーん・らいむゥおじさんッ、でスよゥ!」
「ぐるぐるがるるがるぐる!」(←訳:NYの天才鑑識官さんだね!)

 ええ、そうですね。
 NYのアパートメントから殆ど動かず、
 分析された証拠をもとに難事件を解決してみせるリンカーン・ライムさん。
 言わずと知れた人気シリーズ!
 ……なのですが、
 この御本には、ライムさん、出てきませんので、
 ライムさんファンの方々、御了承くださいね。

「えェ~?? でてこないィのォ??」
「ぐるがるるるぐるがるぐるるー!」(←訳:ボク偏屈おじさん好きなのにー!)

 NYの天才鑑識官さんを押しのけ、
 この御本で主人公となるのは、
 ウィスコンシン州ケネシャ郡の女性保安官補である、
 ブリン・マッケンジーさん。

「うィすうィすゥ??」
「ぐるがるるるるっ??」(←訳:それどこだろうっ??)

 ウィスコンシン州は、
 イリノイ州の北にある州、ですね。
 イリノイって、ほら、シカゴがある州ですよ。
 そして、スペリオル湖とミシガン湖にも面しています。

 ブリンさんの勤務先――保安官事務所があるケネシャ郡あたりは、
 どうやら大都会ではないようです。
 ついさっきも、
 事務所に通報があったのですが、
 その発信元は、州立公園にある湖の周辺と判明しました。
 人家は少なくて、
 湖は森林に囲まれていて……

「おばけがァ、でそうッ!」
「ぐるぐるるがるるぐるぅ!」(←訳:物寂しいところだよぅ!)

 わずか数秒の、途中で切れてしまった通報の発信元へ、
 誰かが確認に向かわねばなりません。
 通報は誤報であったのか、
 それとも緊急事態が起こったのか、
 町から離れた森の奥へ、
 調べに赴くことになったのは
 ブリンさんでした。

 季節はまだ寒さの残る4月、
 とうに日も暮れた湖のほとりの邸宅で、
 ブリンさんを待ち受けていたのは……

「おばけッ、でませんようにッ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:出ませんように!)

 オバケの出番は無さそうですが、
 確かに私ネーさも、
 これってスティーブン・キング?
 と錯覚しかけましたよ。
 題名の通りの《追撃》が、
 北米の森林を舞台に展開するさまは、
 ホラーの巨匠キングさんを想わせるものがありました!

 けれど、後半になるにつれ、
 ディ-ヴァーさんらしさがぐんぐんと加速!
 サスペンスとミステリの色合いを増してゆきます。
 
 切れた『通報』は、
 いったい何を保安官たちに訴えようとしていたのか――

「うむむッ!
 みすてりにィ、なッてきましたでス!」
「がるぐるるるぐっるる!」(←訳:でもスリルもいっぱい!)

 ライムさんシリーズの作品じゃないからなぁ~…と
 遠慮なさらずに!
 スリルとサスペンス、
 そして群像劇の要素も備えたこの御本は、
 ミステリファンさん、
 ハードボイルド好きな御方にもおすすめですよ~♪
 週末のがっつり読書タイムに、ぜひ!

 
 
 
 
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花咲く!オレンジ色の大王さまたち♪

2012-09-12 23:03:01 | 美味
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 ことしもォ、やッてきましたァでスよゥ~♪」
「がるる!ぐるるるぐるがるるがる!」(←訳:虎です!オレンジ色のアイツが来た!)
「はッぴィ~はろうィ~んッ!」

 こんにちは、ネーさです。
 本日は、読書タイムをひと休みしてお伝えいたしましょう!
 『PLAZA』さんでは今日9月12日より、ハロウィーン向けプロモーションが開始されました♪
 活字マニアさんにも
 キャラクターグッズ好きさんにも喜んでいただけそうな今年のテーマは……

  

  《 PLAZA meets PEANUTS 》!

「みゃほほッ♪ あれはッ!」
「ぐるーるーがる!」(←訳:スヌーピーくん!)
「ちゃーりー・ぶらうんくんもッ!」

  

 は~い、そうで~す♪
 漫画『PEANUTS』の楽しいキャラクター、
 スヌーピーくんやウッドストックくん、
 チャーリー・ブラウンくんと仲間たちが
 『PLAZA』さんの店頭にパンプキンオレンジ色の花を咲かせましたよ♪

「とんがりぼうしィだァ!」
「ぐるるるがるーるー!」(←訳:魔法使いスヌーピー!)

  

 他には、小型のヌイグルミ、
 パーティー用グッズなどもあって――

  

 小っちゃなスノードームの中には、
 仮装したスヌーピーくんとカボチャランタン!

「きゃァ~わァ~ゆゥ~いィッ!」
「がるるがっるぐるー!」(←訳:欲しくなってきたー!)

 まだまだ!
 こちらも、見逃しちゃいけませんよ!
 私ネーさが、ええっ?と驚かされたのは――

  

 ↑上の画像は、なんと!

  バウムクーヘン!

 お菓子の表面に、スヌーピーくんたちの画がプリントされているんです!
 その名も『HALLOWEEN KUCHEN』ですって!

「わひゃふゥ!
 たべちゃうにはァ、あまりィにもッ!」
「ぐるるがるぐるるがるぅ!」(←訳:可愛い過ぎるお菓子だよう!)

 Tシャツやトートバッグなど
 『PEANUTS』関連のハロウィーングッズ&お菓子、
 その他のブランドやメーカーさんのハロウィン向け製品も
 『PLAZA』さんに今後続々登場予定だそうです。
 『PEANUTS』のコミックは全巻持ってるわ!
 あたし/ぼくスヌーピーくんの大ファンなんです!という御方は
 売り切れる前にお店を覗いてみてくださいな~♪

「テディちゃもォほしィぞッ! とんがりぼうしィッ!」
「ぐるるがるるぐるがるるる!」(←訳:みんなで化けようパンプキン!)
「ひらけェ、ごまッ!」
「がっるぐっるがるるぅ~!」(←訳:そっちじゃないよぅ~!) 



 
 
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“3”ふたたび来たる!

2012-09-11 22:57:22 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふゥッ! ざんしょッ、きびしすぎィ!」
「がるる!ぐるがるるぐるがるる……」(←訳:虎です!もう9月も11日なのに……)

 こんにちは、ネーさです。
 今日9月11日も、東京はとても暑い一日となりました。
 震災から一年と半年が経った東北の被災地でも、
 やはり暑さが続いているようですね。

「いちねんとォ、はんとしィ……!」
「ぐるるるがるぐるるがるるぐる!」(←訳:昨日のことのような気がするよ!)

 あの衝撃をありありと思い出す今日という日の読書に、
 どんな御本を取り上げたらいいのかしら?と
 ずいぶん悩みましたが……
 そうだ! これで行こう!
 これしかないわ!
 日本のフツーのおじさんたち少年少女たちの物語を、
 さあ、皆さま、どうぞご一緒に~!

  



 
           ―― 三匹のおっさん ふたたび ――



 著者は有川浩さん、2012年3月に発行されました。
 あらためて申し上げるまでもないかと存じますが、
 はい! 大好評を博した『三匹のおっさん』の続編です!

「きょうれつゥ! おじィちゃんぱわーッ!」
「ぐるるるがるっぐるる!」(←訳:おじさんて言ってあげて!)

 主人公は、
 日本の、どこの町にもいそうなおじさんたち。
 江戸時代あたりなら、
 年齢的におじいちゃん扱いされてしまうところですが、
 現代では、お孫さんがいたって、定年退職したって、
 まだま~だ元気なお年頃!
 おじいちゃん、なんて呼んだら、
 なんだとっ!
 失礼な!
 そう怒り出しそうな三人のおっさ、いえ、おじさん。

 清田清一(きよた・せいいち)さん、
 有村則夫(ありむら・のりお)さん、
 立花重雄(たちばな・しげお)さん。

 彼らはそれぞれ、剣道の先生であったり、
 機械いじりに長けていたり、
 柔道家さんだったりしますが、
 ものすごーいスーパーマンではありません。
 どこかの副将軍さまのように、
 これで一見ラクチャク!な印籠を
 隠し持っているわけでもありません。

「いばらないィしィ!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:押しつけもしない!)

 御三方は、ただ誠実に、
 “身近で起きた何か”に向き合います。

 タチの悪そうなトラブルに遭遇しても、
 スタンドプレイをすることなく、
 手柄を自慢することもなく、
 地に足をつけて、ひとつずつ、解決しようと努力する。

「ふむむッ!
 しょうわのォ、においィがァ、しまスゥ!」
「がるっるぐっるる!」(←訳:ちょっとレトロで!)
「でもォ、そこがァよいィのでス!」

 『ふたたび』と銘打たれ、
 『三匹のおっさん』の続編となるこの御本では、
 おじさんたちのみにとどまらず、
 女性目線もあちこちに描き込まれています。
 そして、おじちゃんたちを継ぐ世代の、
 清田祐希(きよた・ゆうき)くん、
 有村早苗(ありむら・さなえ)ちゃんの恋愛模様も可愛らしい、
 短編6作品から成るおじさんたちの物語――

 こういう、普通のおじさんたちが、
 この日本のどこででも、
 ごく平和に、
 ごく穏やかに、
 暮らしてゆける日が来ますように。
 少年少女たちが、
 りんごのような頬ッペで恋する毎日でありますように。

 読後、しきりにそう思われてなりませんでした。

「うむッ! おじィちゃんッ、ふぁいとォ!」
「ぐるるがるがるぐるっるるー!」(←訳:だからおじさんだってばー!)

 ちょこっとシリアスすぎる御紹介文になってしまいましたけれど、
 笑いも随所に!な一冊です。
 活字マニアの皆さま、気軽に、ぜひ~!

 
 
 
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